『心動かす』話者の心得85
☆ 参加型の作り方〜顔と体の向き〜 ☆
話者にとって聞き手の興味をアップして、
話を理解してもらうことは重要ですよね。
そのためには「参加型」がキーワードですが、
その参加型を作る方法を、今回からの投稿からいくつかお話しして行きます(^^)
最初は「顔と体の向き」です。
みなさん、テレビの記者会見やトークショーなどで、
司会者が隣で質問しても、芸能人の方々が正面を向いて話している姿に覚えがありませんか?
実はあれは、聞き手に向って話していることを示すためなのです。
日常生活であれば、質問者の顔を見て回答しますよね。
しかし、テレビやイベントの場合、
話者(ここでは芸能人の方など)がメッセージを伝えたいのは視聴者や客席のお客さんたちです。
例えば先日のトークショーでも、
テーブル位置とイスの向き(体の向き)には配慮して設置しています。
顔や体の向きが、できるだけ客席に向くような配置です。
しかしそれでも、トークショーなどの場合は、体は客席と平行になるのは難しいものです。
そのため、トーク中も時々、顔と体を完全に客席に向けて観客を話の中に加えるように心がけています。
それは、客席にいる人に向って話していることを出し、
客席の人と一緒にイベントを行っているという雰囲気を作るために欠かせないポイントなのです。
話者であるあなたの前には、必ず「聞き手」がいます。
その「聞き手」である人たちは、あなたのどこにいるでしょうか?
顔や体の向きという見える部分もですが、
話していると自分の内側に入り込んでしまい「聞き手」のことを忘れがちになります。
「聞き手」が話者の話に「参加して」聞いている意識を持てるように、
顔と体を聞き手に向けることを心がけてみて下さい☆
*「大切な想いを伝えるために」
三島澄恵の話者の心得トレーニングは
声の出し方に始まり、話の組み立て方・話し方、
ツール使いに至るまで、
トータルでお教えしています。
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