三島澄恵の司会の裏技〜台本準備

 

今日はいつも通り切り貼りした台本を手にイベント司会

今話題の腸内フローラについて学び多き時間を過ごしてきました

 

 

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタント

三島 澄恵です😊

ブログをご覧くださりありがとうございます❣️

 

 

さて、前回の投稿「司会の裏技〜台本を切り貼り」の続きです(^^)

 

 

台本を切り貼りする前にまずは台本そのものの準備から。

 

台本は、ワードやエクセル、パワーポイントで作られているものがほとんどです。

そのファイルを開くと作り手それぞれの想いを感じますが、

司会者の立場から見ると、

読みやすいものもあれば、そうでないものもあります。

 

 

読みやすいもの、そうでないもののポイントは

 

①文字のサイズ

 

②行間

 

③ふりがなのふりかた

 

④改行の位置

 

概ね、この4つでしょうか。

 

 

この中で最も重要なのは①の文字のサイズです

 

 

台本を作っている人によりますが、

文字サイズが小さい場合がよくあります。

エクセルの文字サイズであれば12ポイントくらいで書かれていると

そのまま印刷しても問題なく読めることがほとんどですが、

10ポイントになると、正直、小さく感じられます。

 

 

そんな時は、印刷の際、可能な限り拡大設定をしてプリントアウトします。

だいたい110〜115パーセント程度拡大することが多いでしょうか。

私は12ポイントの文字でもたまに拡大設定しています。

(A4でプリントアウト)

 

先日は、12ポイントなのにA4にプリントアウトすると

8ポイントと思うような台本もありました

 

よくよく設定を見てみるとA3サイズ設定で送られてきていたんです。

A3をA4に縮小した印刷ですから文字サイズが小さくなっていても当然ですね

 

とにかく大切なのは、

自分が読みやすい文字の大きさに設定した台本を準備する

ということです。

 

それを見極めるには、

実際の司会をする状況を想定して台本を持ってみて、

その状態で文字がきちんと読めるかどうかを確認することです。

 

 

司会台があるかないかでも違いますが、

例えば手に持った場合(下の写真参考)は30センチ程度離れてます。

司会台に台本を置く場合だと、

台の高さにもよりますがもっと離れることもあります。

 

 

 

②〜④に関してですが、

②の行間は詰まりすぎていると

読んでいるときにどの行を読んでいるかわからなくなることがあります。

 

 

③のふりがなは、カタカナか平仮名かでも読みやすさが違いますし、

ふりがなをふっている位置も関わってきます。

漢字の上にふられているのか、

漢字の後に( )を使って書かれているのかでも違います。

 

 

さらには、④の文章がどこで区切られて改行されているか。

 

例えば、

 

「本日は〇〇にお越しください

まして誠にありがとうございます。」

 

というような改行だとどうでしょう?

読みづらくありませんか?

 

 

細かな事のように思いますが、

いざ、司会者として人前で話す際は、

こういう細かな点に気をつけて準備をするだけで、

無駄な間違いを防ぐことができるものです。

 

 

人前で話すというのは、

とてもとても緊張する事です

 

緊張をすると呼吸が浅くなったり、

筋肉がかたくなって動きづらくなったりします。

 

そうすると目や口がスムーズに動かなくなり、

練習では問題なく読めていたのに、

本番では間違ってしまうということが起きてしまいます。

 

そういうことを防ぐために、

自分の読みやすい台本を準備することが大切です。

 

 

これは司会に限らず、

プレゼンの際の発表資料、

スピーチの挨拶のときなども同じですので、

ぜひ、参考になさってください

 

 

ただし、②〜④に関しては

ファイルを書き換えると間違いが起きやすいので、

原本のままにしておくことをおすすめします。

 

書き換えるとするなら、

プリントアウトをしてから手書きで行うといいですよ

 

まずは読みやすさを追求した台本をプリントアウトし、

切り貼りはそこからスタートです

 

 

 

想いが繋がる世の中に。

日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 

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