何度注意しても伝わらないのは?

ブログをご覧くださりありがとうございます。

フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

仕事始めの方が多い月曜日。

「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

様々な視点からお伝えします。

 

今回は、「何度注意しても伝わらないのは?」です。

 

「何度注意しても、なぜなおらない?」

「何度言っても、なぜ同じことを繰り返すの?」

 

家庭でもオフィスでも、

こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

注意する側は、なんとか改善してもらえたらと

相手のためを想って伝えていますよね。

それなのに。。。

 

しかし、あなたの「聞き方」ひとつで

相手との関係性が変わることもあります。

 

例えば、注意しても、注意しても繰り返すため、

最後には

「何か思っていることがあるなら言って。

どんなことでもいいから。」

そう言いつつ、しかめっ面で相手の目を凝視したりしていませんか?

 

こういう場合に目を凝視するというのは、

相手への威圧や攻撃性を意味することに繋がります。

 

「思っていることがあるなら言って。」と言っていながら

その実、「言わせない」ようにしているのです。

 

結果、相手が何を考え行動しているのかがわからず、

何の解決も見い出せないまま、

「何度言っても・・・」とイライラが募ってしまいます。

 

何度注意しても伝わらないのは、なぜか?

その一つの原因は、相手の話をちゃんと聞いていいないからです。

 

「相手が、どうして何度も繰り返してしまうのか?」

「なぜ、その行動を取ってしまうのか?」

 

相手の考えをきちんと聞き、

なおかつ理解をすることで、

伝え方は変わってきます。

 

もし、「何度言っても伝わらない」と感じたら、

一度、相手への先入観を捨てて、

あなたの心をニュートラルにして、

相手の話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

コミュニケーションについての質問などありましたら

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意識していますか?「うなずきとあいづち」

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フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

仕事始めの方が多い月曜日。

「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

様々な視点からお伝えします。

 

今回は、「意識していますか?『うなずきとあいづち』」です。

 

 

うなずく速度やあいづちの打ち方を、

みなさんはどうしていますか?

もしかしたら、意識している人は少ないかもしれませんね。

 

けれど、うなずき方、あいづちの打ち方は、

相手が話をしやすくなるためには欠かせない要素です。

 

私は、インタビューをすることが多々ありますが、

うなずきやあいづちは、とても注意を払います。

放送でもイベントでもそうですが、

インタビュアーの相づちが多いと、

その声が邪魔になって

視聴者や観客がインタビューを聞きにくくなります。

 

 

 

そうはいっても、うなずきやあいづちが無いと、

インタビューされている人は話がしづらくなります。

そのため、あいづちを声に出すことは最低限にして、

それよりも、うなずき方や表情などで、

相手の話をちゃんと聞いていることを示します。

 

 

例えば、もしあながた話しているとして、

聞いている相手が

「はいはい、はいはい、はいはい」

「え〜、え〜、え〜」など

こうやって頻繁にあいづちが入り、加えてうなずきが多いと

どう感じるでしょうか?

 

また逆に、うなずきも少なく、あいづちも素っ気ない感じだとどうでしょう?

 

前者は、話すのを急かされているような感じで

後者は、聞いてくれているかどうか不安な感じを受けるのではないでしょうか?

 

ほど良いうなずき、あいづちができるかどうかは、

実はコミュニケーションを深める上でとても大切なのです。

 

ほど良い感じというのはどういうものか?

その一つのポイントは

「相手の速度に合わせる」ということです。

 

話し方の早い人には、その速度で。

話し方が遅い人には、その速度で。

うなずきやあいづちを入れるようにすることです。

 

ちゃんと話を聞いてくれていると感じてもらえると、

私たちは、その聞いてくれた人のことへの信頼を深めます。

信頼が深まれば、今度は、こちらの話も聞いてくれるようになります。

 

そして信頼を深める聞き方には、

ちょっとしたコツがたくさんあります。

今週はその中から、

「うなずき方とあいづちの打ち方」を紹介しました。

 

もし、相手が今ひとつ話してくれないなと感じていたら、

今週一週間、「うなずき方とあいづちの打ち方」を

意識してみられてはどうでしょうか?

 

 

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スポーツの力は世界を豊かにする

 

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フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

毎週月曜日の更新をしていますが、

時々、特別版として、私が関わらせていただいたお仕事のお話を

綴っていきたいと思っています。

 

今回は、一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーションの

感謝の会というイベントについてです。

 

このユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(以下 USF)は

スポーツを通じた社会貢献を目的に活動している団体で、

当初は、東日本大震災がきっかけで設立されました。

 

放射能被害によって外で遊ぶことを制限された子供達。

その子供たちが安心して体を動かせる場所を提供したのが

USFの活動の始まりでした。

 

現在は、福島や東北に限らず、全国の子供たちを対象に

様々なイベント行っています。

 

この活動には、多くの企業や

大勢のアスリートの皆さんが支援してくださっていて、

その活動報告を兼ねて3年に一度感謝の会を開催。

 

私は、その企画サポートから

当日の司会までを担当させていただきました。

 

来賓のご挨拶には、

東京オリンピック・パラリンピック担当の鈴木俊一大臣。

 

 

スポーツ庁の鈴木大地長官。

 

民間からは、NIKE JAPANのクリストフ・メルケル代表。

 

3人の方々からご挨拶をいただきました。

 

ちなみに、大臣と長官が揃われることは稀なんだそうです。

 

そして乾杯の発声は、

バルセロナオリンピック200メートル 平泳ぎ

金メダリストの岩崎恭子さん。

当時、14歳だった岩崎さんの印象が強いのと

今もとても可愛らしいので

20代後半くらいかと思っていたら・・・

ご本人のご挨拶で、

「私も今年で40歳になります。」という一言。

会場は「え〜!!!」という驚きの声が響き渡りました。

私も司会台の前で声を上げてしまいました。

 

中央:岩崎恭子さん

 

当日参加された賛同アスリートのみなさんと

USF代表理事 諸橋寛子さん(写真中央)

 

会の途中では、USFのこれまでの活動をまとめた映像や

USFが主催したスポーツイベントの参加した

子供たちや保護者のインタビュー映像の上映。

 

加えて、活動を支えてくれている

ボランティアの学生さんと

アスリートの方とのトークセッションなどがあり、

賑やかかつ、充実した時間となりました。

 

写真右は、元バドミントン選手の池田信太朗さん。

2007年日本男子初の世界選手権メダリストで

北京とロンドン五輪出場。

 

USFが力を入れている活動の一つに

2泊3日の「USFスポーツキャンプ」があります。

各スポーツ界で活躍するアスリートが

実際に、子供たちにスポーツを教えてくれたり、

英語でのコミュニケーションワークがあったりなど、

子供たちの可能性を広げるスポーツイベントです。

 

池田さんは、その活動にも積極的に協力してくださり、

子供たちにバドミントンの楽しさを伝えていらっしゃいます。

 

 

アスリートを始め、企業からの様々な支援があり、

子供たちに、全ての人たちにスポーツの持つ力を伝えている

一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション。

 

代表理事の諸橋寛子さんは、

子供たちのことを想い、

これからの日本の未来を想い、

社会全体が豊かになることを願い活動を続けられています。

 

写真中央:諸橋代表理事

 

この素晴らしい活動に、

私も微力ながら関わらせて頂けていることに感謝しています。

 

USFでは、様々なスポーツイベント行っています。

興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください↓

http://www.unitedsportsfoundation.org

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ご感想などありましたらお気軽にコメントください。

 

 

 

話題が深まる質問

 

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フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

仕事始めの方が多い月曜日。

「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

様々な視点からお伝えします。

 

今回は、「話題が深まる質問」です。

 

先日、平昌オリンピックで帰国した

選手のみなさんの記者会見が行われ、

その様子が様々なテレビ局で中継されていました。

ご覧になった方も多いと思います。

私もその1人です。

 

1人ずつのコメントの後、

メディかからの質問時間になりましたが、

一視聴者として見ていて、

正直、疑問に感じる質問がいくつかありました。

もっと、違う質問があったのではないかと。。。

 

質問というのは、

話題を深めるために欠かせいない要素です。

相手に「何」を聞くのか?

これによって、その後の展開は大きく変わります。

 

これは、今回のような記者会見に限らず

コミュニケーションの質も高めるためにも必要です。

 

質問には

「はい」か「いいえ」で答える

「クローズ・ドクエスチョン」

具体的な答えが求められる

「オープン・クエスチョン」があります。

 

インタビューをするときなどは

「オープン・クエスチョン」で聞くように教わりましたが、

日常では、「クローズド・クエスチョン」も交えつつ

バランスよく聞くことが大切だと感じています。

 

 

そしてさらに重要なのは、

「何」を聞くかです。

 

この「何」というのは、基本的には同じなのですが、

状況によって違いがあると感じています。

 

例えば、記者発表やインタビューのように、

視聴者のような第三者が見ている場合と

1対1で行うカウンセリングの場合では、

若干違いがあります。

 

前者は、記者やインタビュアーの立場の人は

第三者の人に代わって聞いているという役割もあるので、

第三者が知りたいことを質問にすることもあります。

 

後者は、カウンセラーが相談者の話を聞くのですが、

これは、相談者のために聞きます。

相談者自身が、何の悩みを持っているのか?

その悩みをどう感じているのか?

どんな望みを持っているのか?など、

相談者の内側で考え、気づき、行動へ移せるように

サポートしていきます。

 

組織などで求められるのは後者のスキルではないかと思います。

みなさんは、指導の際どうされていますか?

解決策を提示したり、叱咤激励をしたり、経験談を示したり、

すぐに自分が話すことを意識していませんか?

 

「何度も言っているのにわかってもらえない。」

「なんで、わからないんだ?」「伝え方が悪いのか?」など

そんな風に考える人も多いのではないでしょうか?

 

なぜ、相手に伝わらないのか?

それは、相手のことを知らないからです。

相手が何を考え、どう行動し、どうしたいのか?

それらをちゃんと聞かずに自分の考えを話してしまうことで

伝わらないことが起きてしまうのです。

 

話題が深まる質問というのは、

相手が「話したい」と思っていることや

相手が自分のことを客観的に考えることができる、

そういうことを聞くことができる質問です。

 

相手は何を話したいと考えているのでしょうか?

何をわかってほしいと思っているのでしょうか?

まずは、その点をしっかり聞いてみてください。

そして、その上で自分の伝えたいことを考えると

自ずと伝え方が変わってきます。

今週1週間、

相手のことを知ろうとする質問を

意識してみてはいかがでしょうか?

 

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