人が育つ聞き方

ブログをご覧くださりありがとうございます。 フリーアナウンサーの三島澄恵です。 組織を強くする質の高いコミュニケーションをテーマに 様々な視点からお伝えしています。   7年ほど前から、 「聞き方」についての研修を行うことが多くなり、 「人が育つ聞き方」をベースにプログラムを提供しています。   聞くことがなぜ必要か?   経営者の方にお話を伺うと、 「自ら考えて行動する人材を育てたい」とおっしゃることが多いです。 しかし私が知る限りは 「自分で考える」ここをおろそかにしている企業が多いように思います。 自分で考えるには、 それを行うための時間と 的確な質問と寄り添って聞くことができる そんなリーダーが必要です。   トップリーダーである経営者の方を含め、 管理職や店長などの企業内のリーダーの人たちは、 「伝えることで相手を変えよう。」と考えている人が多いようです。 しかし残念ながら、伝えることだけでは人は成長できないものです。     私は20代半ばの頃からカウンセリングを受け始めました。 過度なダイエットや仕事のストレスで心が疲弊し、 普通に食事を摂ることが難しくなっていたからです。 最初は大学病院に行きましたが、なんとなくしっくりこず、 その後、民間のセラピストの先生に出会い十数年通いました。   セラピストの先生は、一切、私に指示することはありません。 私が感じている課題、 私がそれに対してどうして行きたいのか? それらをじっくりと聞いてくれます。   不思議なもので、セラピストの先生に質問され、 自分の内側で考え、言葉にして行くと、 自分の中でもやもやしていたものが整理され、 さらには、前向きな気持ちがコンコンと湧き上がってくるのです。 わずか1時間半程のセラピーでしたが、 私は少しずつ変わって行きました。   人に話を聞いてもらう。 単に聞いてもらうのではなく、 自分の中で考える時間をもらい、 答えを出せるように導いてもらいながら聞いてもらうことで、 人は大きく変化をして行きます。   しかし残念なことに私たちの多くは、 そのような聞き方をしてもらうことが少ないものです、   まずは、誰かに自分の話を聞いてもらい、 本当の意味で聞くということが、 どういうことかを体感することをおすすめします。 それだけでも、今までの聞き方が変わると思いますよ。   最後まで読んでくださりありがとうございます。 コミュニケーションについての質問などありましたら お気軽にコメントください。     三島澄恵プロフィールはこちらをご覧ください。 http://united-waves.jp/about.html    

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