40歳からの声づくり〜身体を温める〜

 

懐かしい写真

11月のイベントだったのですが寒い日だったな〜と記憶しています

 

11月も後半。

今年は例年に比べると暖かいように感じています。

けれどこの時期は、気温差が激しく、乾燥もしているので体調管理が難しいものです

 

 

こんにちは

あなたと大切な人の心をつなぐ☆

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

 

風邪やインフルエンザに罹ると声が思うように出なくなることが多いものです。

私は声帯が強いこともあり、どれほど長い期間声を使っていてもつぶれることはありませんが、

そんな私でも一度だけ、風邪を引いた後にガラガラで高音が出ないかすれ声になったことがあります

 

当時、ラジオを担当していたのでリスナーさんには

とても聞き苦しい思いをさせてしまったことがありますm(_ _)m

 

とはいえ若いうちは、その若さで乗り切っていた部分もありますが、

年齢を重ねた今は、普段から喉を労るようにしています

 

 

その1つが「身体を温める」こと。

喉を乾燥させないように湿度を保ったり、水分補給をすることも大切ですが、

首元を冷やさないことや背中、腰をできるだけ温めることを心がけています。

 

アクティブウオーク

 

写真は、2年前の11月に開催されたウオーキングイベントの司会を担当したときです。

どんよりとした曇り空で風も強く寒かったと記憶しています。

待ち時間はダウンコートを着て、テント内で待機していたほどです

 

身体が冷えると口も動きづらくなりますが、声も出にくくなります。

特に外での待機が多い場合は、首の後ろや背中、腰にカイロを貼った対策もしています。

 

そういえば子供の頃から母親に

「風邪を引くから首周りと背中を冷やさないようにしなさい。」

風邪を引いた時は

「首元から背中に冷たい空気が入らないように首にタオルを巻いて寝なさい。」と言われていました。

 

首から背中を冷やさない。

これは単なる母の生活の知恵ではなく医学的にも言われていることです。

 

 

特に首は大きな血管があるため、急な温度差を避けたり、冷やさないように心がけることで

体温を一定に保つことができます

 

これからの時期は、室内と外の温度差も激しくなります。

こういう温度差が大きな病気を招くこともあります。

 

出かける際は、外に出る前にマフラーを巻いてくださいね。

(外に出てからではなく、室内にいるときにマフラー着用ですよ

 

身体全体の温度管理が、あなたの大切な声も守ります

 

司会やナレーションのご依頼、

研修や講演のご相談など、お気軽にお問い合わせください

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40歳からの声づくり〜睡眠〜

このところ秋の長雨というのでしょうかぐずついたお天気が続いています。

今日は久々に太陽を期待していたのですが今ひとつスッキリしない空模様です

 

季節の変わり目。

体調を崩しやすい時期ですがみなさんお変わりはありませんか?

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

 

40歳からの声づくりと題して不定期に投稿していますが、

年齢を重ねると、若い頃には感じなかった体調の変化を感じるものです(^^;)

今回は「睡眠」についてお話しします

 

私は本番の前日は、できるだけ睡眠を取るように心がけています。

それでも前日はスタッフの人たちとの食事があったり、

ギリギリまで台本の準備をしたり、

もちろんプライベートの時間もあって就寝が遅くなることもあります。

 

ちなみに睡眠不足による体調の変化と声への影響ですが、

・心拍数が上がって呼吸が浅くなる

・わずかに身体の動きがかたくなっていて声が細くなったり、かたくなる。

・身体のむくみがあり声がハスキーな感じになる。

など他にもありますが、これらは周りの人から見るとわからない程度のことで、

数年前まで、私自身あまり感じることの無かったことなのです

 

そのため本番で思うようなパフォーマンスを上げるためにも、

前日はしっかり休めるように心がけていますが、

大切にしているのは身体を休める以上に「脳を休める」ことです

 

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脳は身体に指令を出す最も重要な部分です。

一日中働き続け、特に日中は考えて処理するために活発に働いています。

また現代は、寝る寸前までテレビやスマホ、パソコンなどを見ることで

脳は活性化したままでベッドに向かう人も少なくないはずです

本当は眠る1〜2時間前はそういうものを遠ざけたい所ですが、そうはいかない場合も多いでしょう。

だからこそ脳がクールダウンできる工夫を取り入れることをおススメします

 

とはいえ、本番前は緊張や考え事で脳が活性化していてなかなか眠れない日もあります。

寝付きが悪いと「眠らなきゃ眠らなきゃと」焦ってしまい、さらに眠れない悪循環に陥ることもあります。

 

そんな日に私が行なっている2つの方法です。

1つは、小さめの保冷剤を布に巻いて額に乗せて休む方法

特に額の辺りは脳の前頭葉と言われる部分があります。

この前頭葉は、情報収集し処理するという非常に重要な部分です。

みなさんも考え事をする時、無意識にこの部分に手を当てていることありませんか?

 

そしてもう1つは、仕事やプライベートに全く関係ないことを考える方法

何それ?と思いますよね(^^;)

眠れない時に羊を数えてみたこともありますが全く眠れず、

あり得ないほどの夢物語を想像(妄想とも言うかもしれませんが)すると不思議と眠れているんです

ポイントは現実味が無い物語です

 

2つめの方法はさておき、

頭寒足熱と医学的にも言われるように、1つめの方法は効果が得られやすいですよ

 

週末はゆっくりできる人も、そうでない人も、

心地よい眠りを手に入れる方法を試してみて下さい。

それが良い声の基礎になりますし、何より明日への活力に繋がりますよ

 

 

 

本気で伝えたい人こそ!本気で変わりたい人こそ!

三島澄恵の伝わる心得トレーニングは

声の出し方に始まり、話の組み立て方・話し方、ツール使いに至るまでトータルでお教えしています。

トレーニングに興味がある方はお気軽にご連絡ください。

これまでの過去の記事をまとめて読みたい方はこちらをご覧下さい。
三島澄恵のブログ→ http://heartvoice.sblo.jp
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40歳からの声づくり〜呼吸〜

前回、40歳からの声づくりのタイトルで投稿したこところ、

これまでより多くの方がご覧になって下さっていたようです。

ありがとうございます

 

もしかしたら、悩みを持つ方が多いのかもしれないなと感じ、

私自身の経験を元に、時折テーマ別に投稿して行こうと考えています

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

 

スピーチやプレゼンなどのトレーニングで最初に行なうのは「呼吸」を感じてもらうことです。

最近では、よく耳にするようになったので、みなさんも「腹式呼吸」をよくご存知だと思います。

 

普通は起きている間は、ほとんどの人が胸式呼吸です。

(ちなみに、寝ている時は腹式呼吸になっています

これは胸を使って呼吸しているので胸の辺りが膨らみますが、

腹式呼吸は、肺の下にある横隔膜が下がることでお腹のあたりまで息が入ったように感じになります。

 

私たちは普段、呼吸を意識することはありません。

「いま、息を吸った!」「吐いた!」そんなことを考えながら呼吸している人はいませんよね?

そのため、疲れがたまったり、ストレスや緊張が続いて呼吸が浅くなっていても、

私たちは気づくことはありません

 

特に年齢を重ねると、筋肉が硬くなりがちで徐々に肺の膨らみが小さくなっていたり、

上手く使えていない状況になっています。

 

 

私が司会やナレーションをするときに呼吸が浅くなっていると、

普段より声が高くなって硬くなりがちです。

さらには、息継ぎが上手く行かずに一息が短くなることで、

読んでいるときにつまずく原因にもなっています。

 

また呼吸が浅くなっていると、必要な酸素や栄養素が身体や脳に行き渡らないため、

頭が真っ白になることにも繋がります。

実際私は、極度の緊張状態でステージに立って

読めるはずの漢字が読めなくなるという事態に陥ったことがあります

 

 

私たちの身体はとても正直で、疲れている時には深いため息をつくことがありますが、

それはしっかりと息を吐き出すことで、呼吸を深めようとしていると考えられます。

けれどそのような無意識ではなく、意識して深い呼吸をする時間を設けてみてください。

自分の心や身体の状態を知ることができ、さらには声も自然に出せるようになります。

 

 

今回は呼吸を長くし、気持ちも落着く簡単な方法をお教えします。

私の研修でも行なっている方法ですのでお試しください

 

朝イチ発声

 

①足は肩幅もしくは、それよりも少しだけ広く開いて立ちます。

両手は下ろした状態です。

 

②まず鼻から息を吸います。

その際、写真のように両手を上に上げながら心の中で4カウント数えて下さい。

4カウント目で両手が一番上に来るようにします。(①の矢印)

 

③息を吸ったら、一度、おへその下あたり(丹田)を意識して息を落とします。

 

④口からゆっくり吐き出します。

その際、口はストローを使う時のようにすぼめ、8カウントで吐き出します。

両手もそのカウントと同じタイミングで下ろして行きます。(②の矢印)

 

⑤その後、 5カウントで吸って、10カウントで吐く。

6カウントで吸って、12カウントで吐く。という具合に徐々に長くして行きます。

吸ったカウントの倍の長さで吐くように行なって下さい。

 

吸う時は、肺にも一杯に息が入り、横隔膜がぐっと下がっていることを意識して下さい。

そして吐き出す時は、たまった息を全て吐き出すことを意識して下さい。

 

 

手を付けて行なうことが難しい場所であれば、

呼吸をするときにカウントを心で数えながら行なうだけでも大丈夫です。

まずは1日に1回からでも試してみて下さい

 

 

三島澄恵の伝わる心得トレーニングは

声の出し方に始まり、話の組み立て方・話し方、ツール使いに至るまでトータルでお教えしています。

トレーニングに興味がある方はお気軽にご連絡ください。

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40歳からの声づくり

先日、影アナを担当させて頂いた「おかあさんといっしょスペシャルステージ」

2日間で、計3回。

毎回毎回、同じクオリティのパフォーマンスを繰り出す出演者のみなさんを見ながら、

いつも感心と感動を覚えます。

 

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あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島澄恵です(^^)

 

毎回、同じクオリティとパフォーマンスでいるというのは、

実はとてもとても難しいことなのだと、40歳少し前の頃に強く感じるようになりました。

 

私は声帯が強いこともあるのか、長い時間大きな声で話しても喉がつぶれることはありません。

前日に夜更かしをしたり、カラオケを楽しんでも喉が枯れたり、かすれたりということは無いのですが、

最近は体調によって声にも影響が出ていることを実感しています。

 

それを強く感じ始めたのは、全国8カ所。1ヶ月に11本の本番を経験してからです。

1ヶ月に11本というと、3日に1回の本番。

移動日や打合せ日を含めると、ほぼ1ヶ月間、リラックスできる時間はありません。

疲れや睡眠不足がたまって行くと、それが声や目の動きに如実に表れることがありました。

 

その大きな原因の1つは、

緊張や疲れから身体が硬くなり筋肉がスムーズに動かないことです。

例えば目。

目の筋肉はとても細くストレスを非常に受けやすいのですが、

緊張の上に疲れが輪をかけ、

上下左右の動きがスムーズに行かなくなり台本を読み間違うことが続きました。

 

声は前日の寝不足や疲れから、影アナウンスの時に喉に痰のようなものが絡むことがありました。

 

どれも30代半ばくらいまでには感じたことが無く、

年齢とともに身体への変化が起きているというのを実感した出来事です。

 

いつでも、どんなときでも、自分のパフォーマンスを一定に保つにはどうすればいいか?

睡眠にも気を配るようにしていますが、

様々な仕事やおつきあいもあるので思うように行かないことの方が多いので、

本番前に気をつけていることがあります。

それは身体・顔・目のストレッチをできるだけ細かく行なうことです。

 

足の裏から足全体・背中・腰・肩・口回りや顔全体、そして眼球に至るまで、

身体がほぐれると、心の緊張もほぐれて行くのがわかります。

 

 

若い時はその若さのエネルギーで乗り切っていたことが、

歳を重ねるうちに、少しずつエネルギーの使い方が変わっていきます。

 

もしあなたが、年齢とともに疲れを感じてプレゼンやスピーチをしているなら、

ちょっとしたコツでぐっと声の伸びが出てくるストレッチはいかがでしょうか?

経験を通して積み重ねた方法をお教えします

お気軽に下記のメールにお問い合わせください。

info@heartvoice.jp