詩からアートへ☆

 

前々回、NHKハート展のトークショーの話題を投稿しました。

トークショーのゲストは、笑福亭鶴笑師匠。

師匠のアート作品は切り絵で、9歳の男の子の詩から生まれました

 

NHKハート展2016_2

 

音、光、そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

UNITED WAVES 代表 三島 澄恵です☆

 

鶴笑師匠は、普段は紙切りはなさるものの切り絵は初めてとのこと。

(紙切りは、1枚の紙をはさみで様々な形に切って行くものです)

 

そんな師匠の作品の元になったのが、

肢体不自由と内部障害のある小泉健心(けんしん)くん9歳。

 

健心くんの詩のタイトルは「家族の足音」

病気で歩くことができない健心くんが感じたお父さんとお母さんの足音の違い。

そして健心くん自身の足音も表現されています。

 

その詩を読み、切り絵での表現を決めた鶴笑師匠ですが、

何度も何度もやり直しては完成なさったんだそうです。

足音の違いは切り抜く曲線の違いで表現され、

太陽が顔を出す朝のバタバタした感じや、賑やかで楽しい雰囲気、

何より家族の繫がりが伝わってきます

 

作品はNHKハート展のホームページからご覧頂けます。

こちら

http://www.nhk-sc.or.jp/heart-pj/art/heart/work2016/017.html

 

トークショー当日は、小泉健心くんもお母さんと一緒に来場してくれました。

なんと次の応募に向けて、詩を書き溜めているんだそうです

楽しみですね

 

毎年多くの応募があり、今年は3,387編詩の中から50編が選出

その詩に、50人の著名人やアーティストのみなさんが

「ハート」をモチーフにしたアート作品をボランティアで作成するNHKハート展。

 

来年2月にかけて、全国10カ所で巡回予定です。

お近くの展示の際は、ぜひお立ち寄りください

 

巡回展のスケジュールはこちらから

http://www.nhk-sc.or.jp/heart-pj/art/heart/schedule.html

 

 

有名パティシエ豪華トークショー☆

昨日、5月13日(金)から始まった「国際バラとガーデニングショウ」

今年で18回目を迎え、毎年大勢の方々が訪れています。

 

初日のスペシャルトークショーで司会を務めさせて頂きました(^^)

 

音、光、そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

UNITED WAVES 代表 三島 澄恵です☆

 

今回のトークショーは、人気パティシエお三方。

辻口博啓さん、鎧塚俊彦さん、青木定治さんという豪華な顔ぶれ

 

この3人が一度に同じステージに次々と登場するというのは、

なかなか無いのではないかと思います。

そんな貴重な機会に司会を担当させて頂けるとは、本当に有り難い限りです。

 

お客様も大勢お集りくださり、アリーナ席はもちろんスタンド席までびっしり

 

写真は、青木定治さんのトークショーの様子です

最近は、三菱地所レジデンスのCMにも出演されています

 

青木さんトークショー1

 

青木さんトークショー3

 

 

そして、登場して下さった3人のパティシエのみなさんは、

今回のこのイベントに合わせて、素敵なスイーツを販売されています

 

スイーツ

 

上からバラの花をモチーフにしたバラの香りたっぷりの鎧塚さんのスイーツ。

他にも、ピンクのかわいいキューブの形をしたマシュマロなどもありました。

中央は青木定治さんのパウンドケーキ。

青木さんはこの他に2点(サブレとマドレーヌ)の計3点、このイベントの為に特別に作られています。

そして、辻口さんのローズのチョコレート。

2本組み合わせるとバラの箱に入れて下さいます。ギフトにもピッタリ

他にもサブレやローズドーナッツなどなど。

どの方の商品も売り切れ続出

 

鎧塚さんは、トークショーの2時間ほど前に会場に入られ、

ご自分の店舗に立っていらっしゃいました。

 

鎧塚さん

 

トークショーは、各20分。

伺いたいお話はた〜くさんなので、あっという間の時間でした。

 

しかも、辻口さんのトークショーの際には、

鎧塚さんがサプライズで飛び入り参加

 

司会をしながらワクワクドキドキが止まらない約1時間半でした

 

国際バラとガーデニングショウは、

来週5月18日(水)まで。

会場は、所沢市の西武プリンスドームです。

ホームページはこちら→ http://www.bara21.jp

 

ぜひ、みなさんお運びください

 

どーもくんとの記念撮影サービスもありますよ〜

どーもくんと

 

第21回NHKハート展トークショー

障害のある方の詩に、各界の著名人やアーティストなどが

ハートをモチーフにしたアートを制作し、

ふたつがハーモニーを奏でるNHKハート展。

今年で21回目を迎えました

 

そのトークショーの司会を去年に引き続き担当させて頂きました(^^)

 

音、光、そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

UNITED WAVES 代表 三島 澄恵です☆

 

実は私がNHKで仕事を始めた頃にスタートした展覧会。

放送でも毎年紹介していたので、

東京でこのような形で携わらせて頂けることに

不思議なご縁と有り難い気持ちでいっぱいです

 

トークショーは20回記念の去年からスタートし、

去年は俳優の榎木孝明さんがゲストでいらっしゃいました。

 

去年のトークショーの様子

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21回目の今年は、落語家の笑福亭鶴笑師匠。

鶴笑師匠は、パペットを使った落語や紙切り、南京玉すだれといった

通常の落語とはひと味もふた味も違う形で私たちを笑わせて下さいます。

また海外35カ国、100都市で公演されているグローバルな活躍ぶりです。

 

トークショーでは、言葉や文化の違う国での落語について伺ったのですが、

言葉は完璧でなくても笑いは伝わるんだそうです。

 

その中には、紛争地域のアフガニスタンもあり、

笑顔を忘れてしまうほどの生活の中で、師匠の公演で笑顔になる紛争地域の子供達。

話を伺っているだけでもその笑顔が想像され、とても温かい気持ちになりました。

 

寄席の始まりに、お客様の心を笑いでぐっと掴む師匠ですが、

まずはその国のことを知ることから始まるそうです。

その話を伺い、私たちの日常のコミュニケーションも同じだな〜と、

改めて考えさせられました。

 

 

そして鶴笑師匠は、ボランティア落語で年間50本ほど公演をなさっています。

これまで300カ所を超える会場で行ない、目標は1000カ所!

 

このボランティア落語のきっかけは阪神・淡路大震災。

震災直後は笑いは不謹慎ということで仕事がなくなり、

「なんでお笑いなんかやっ ているのやろ」と悩まれたんだそうです。

 

しかし、当時、がれき撤去などの手伝いに行ったときに

ある被災者の方とこんなやり取りがあったそうです。

 

「笑わしてくれ よ。お前ら、芸人と違うんかい」と。
「いいんですか?」と聞くと、「笑いたいねん」と。

念のため、体育館に避難している人たちにも聞いてもらったらみんな「笑わせて」と言うんですね。
「それやったら」とやらしてもらった。そしたら、〝ズワワーッ〟と、いままで聞いたことのない笑いがわき上がってきた。

「生きてて良かった~、笑いをやっていてよかった!」
「笑いにはこんな力があるんや!人の役に立つんや!」

心からそう思って、笑いに感謝して、そこからボランティア落語を始めたんです。

(笑福亭鶴笑師匠のホームページ「ごあいさつ」から抜粋)

 

 

現在は、熊本地震で被災された方々に笑いを届けたいと

熊本の民話を元にしたパペット落語を考えていらっしゃいます。

 

「できる支援をして行きます。」

トークショーの終わりにそのように話をされていた鶴笑師匠。

 

その経過は師匠のTwitterで随時つぶやかれていますので、ぜひご覧下さい

詳しいことは、笑福亭鶴笑師匠のホームページからどうぞ

http://kakushow.sakura.ne.jp/index.html

 

さて、今回のNHKハート展での師匠の作品もとても素敵でした。

その作品については、次回の投稿でお伝えします(^^)/