諸橋近代美術館の展示で最初に目に飛び込んでくるのは、
ダリの素晴らしい彫刻の数々。
「自然光で作品を展示しているので
季節やその日の天候で作品の印象が違って見えますよ。」
諸橋館長の説明どおり、光の入り具合や当たり具合で印象が変わる作品。
建物のつくりが、ダリの作品をより魅力溢れるものにしているように感じます
こんにちは!
フリーアナウンサー
話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)
ブログをご覧下さりありがとうございます
随分前になりますが、
アメリカのボストン美術館や
オーストリアのベルヴェーレ宮殿を訪れたことがあります。
建物そのものも素晴らしく、
その歴史の中で美術に触れられ感動したことを覚えています
諸橋近代美術館もまた、
美術館そのもののつくりが、
作品をより深く感じさせてくれているんですね
その建物への想いを諸橋館長はこのように綴っていらっしゃいます。
磐梯朝日国立公園内の5.5万㎡以上の敷地内に
約2000㎡の面積で建てられている美術館は
創設者の希望である“中世の馬小屋”というイメージのもと
厩舎を連想させる建物です。
内装は玄晶石を用いて自然の風合が漂う造りとなっており、
館内は外光を多く取り入れた
天井高9mの展示ホールが縦に約100メートル伸び、
ダリの彫刻展示に相応しい開放的な空間となっています。
美術館の窓からは壮大な磐梯山の噴火口や
四季折々美しい自然を織りなす庭園が望むことができ、
美と自然の競演を堪能できる空間となっています。
(諸橋近代美術館ホームページより http://dali.jp/about/)
写真は美術館の中から見える庭園。
内装で使われている玄晶石なども
納得のいくものを海外から取り寄せてつくられたんだそうです。
私が美術館を訪れた11月8日は、
冬の訪れを感じる曇り空と冷たい空気の日でした
時間は午後1時過ぎ。
館内に入った時には太陽の光を感じられない空間でしたが、
ダリの作品の持つ重厚な感じが伝わってきました。
そうして館内を見終える頃、
曇っていた空に青空と太陽の光が差し込み始めました。
それからもう一度ダリの彫刻作品を鑑賞したのですが、
ちょうど鑑賞していた「不思議の国のアリス」に
一筋の太陽の光が差し込みました。
と同時に、作品のアリスが空に向かって羽ばたき出し、
動き出すのではないかという錯覚を受けました
きっと作品の置き場所も、
その作品作品に合わせ、
自然光の入り具合や当たり具合を考えた位置に
設置されているんでしょうね
国立公園の中の建物ということで
建築にはかなり高いハードルがあったようですが、
私は建物が見えた瞬間に
「わ〜」という感動の声をあげました
建物を囲む素晴らしい庭園。
池に映り込む磐梯山と空の景色。
ダリの作品に加え、
美術館の建物と磐梯の自然が
作品そのものに感じました
季節の移ろい、日々のお天気、
さらには一日の中で変わる空模様で刻々と変化するダリの作品。
諸橋近代美術館はまるで生きているかのようです。
一度だけでなく、何度も通いたくなる美術館。
そして、観る人の心を豊かにしてくれる美術館です
作品の撮影はもちろん禁止なのでご紹介できませんし、
この地を訪れてこそ、作品の本当の良さを感じられると思います
是非一度、お運びください
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