話す力を弱める癖

こんにちは。フリーアナウンサーの三島澄恵です。

人はそれぞれ「話している時の癖」があります。
人から指摘を受けたり、自分の映像を見たりしてその癖に気づくものです。

私もラジオの仕事を始めた頃、あるクセを指摘された事があります。それは話し出す前に「はい」と言っていた事でした。

「はい、それでは続いてのお便りです。」と言う具合に、誰に「はい」と返事しているの?という感じでした。
誰に話しかけられたわけでも、中継先からスタジオに戻ってきたわけでもなく、その「はい」は単に、自分が話し出すための自分のための合図のようなものでした。自分のリズムのようなものです。しかも、それまで放送後に録音を聞いて振り返りはしていたのですが、人に指摘されるまで気づかなかったのです。

話している時の癖は人それぞれ様々あります。

「え~」や「あの~」をつけてしまう。
「なんか」「やっぱり」など口癖になっている言葉がある。
言葉以外でも、話しながら手や足を細かに動かす。
話しながら髪の毛を触っている。
顎があがってしまうなど、動作に表れる人もいます。

このようなクセは演者の信頼性を落としたり、説得力に欠ける要因になります。

「無くて七癖」
人は誰しも癖があり、それが個性につながっていることもありますが、話す力を弱めてしまうような癖は1つずつ減らすことです。

そのためにまずは、自分が話している時を録音して聞いてみてください。そしてできれば、周囲の人からアドバイスをもらってみましょう。

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