◯◯気取り、なりきりスイッチ

こんにちは。

フリーアナウンサーの三島澄恵です。

「◯◯気取り、なりきりスイッチを入れる」


これは、私がアナウンスを練習し始めた頃から使っている方法ですが、表現力がぐっと変わり、話す時にも自信や説得力が生まれるテクニックです。

「◯◯気取り、なりきりスイッチを入れる」というのは、みなさんが「こんな風に話せたらいいな」という人になりきるというものです。特定の人物でも良いですし、イメージを持っている話す職業やイメージできる雰囲気などで構いません。

例えば私は、ニュース原稿の練習を始めた頃(当時はまだ高校生でした)、「アナウンサー気取り」で、まるでアナウンサーになったかのような気分で練習していました。

今でも、司会やナレーションの時に、その場に合わせて表現をするためにこの方法を使っていますが、これだけで表現力は変化します。

話すというのは、内容と表現力の両方が揃ってこそ聞き手に伝わりますが、内容はすでに決まっている場合は、表現力(口調やボディーランゲージなど)が伝わり方を左右します。

せっかくの良い話も表現力が乏しければ、その良さは半減し伝わりにくくなります。しかし、表現力が豊かであれば、その良さは何倍にもなり、聞き手の心に届きます。

そして、その表現力を高める一つの方法が「なりきりスイッチ」です。

ただし、この「なりきりスイッチ」
恥ずかしさを持って挑むと、中途半端な表現になり効果がありませんので注意が必要です。もしトライされる人は、なりきりスイッチをしっかりと入れて、自信を持って本番に臨んでください。

今年度は、どこかのタイミングで話し方セミナーを開催しようと考えています。
決まり次第、こちらのブログやホームページでお知らせします。

最後まで読んでくださりありがとうございます。ご質問やご感想はお気軽にお寄せください。

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