人材育成の一つとしての「話し方」

こんにちは。

フリーアナウンサーの三島澄恵です。

かれこれ9年ほど、新人研修を始め、職員の人材育成の一環として研修のご依頼をいただいている社会保険労務士法人様があります。

今年もご依頼をいただき、つい先日、研修を終えました。

新人研修では、コミュニケーションのベースとなる話し方と聞き方を3回(週一回)で行いましたが、加えて、職員の人材育成として今回は「自分の考えを主張する討論ワーク」を行いました。

「自分の考えを主張する討論ワーク」は、あるテーマについて、自分の考えを主張し聴衆を納得させるというものです。今回は事務所内の人が聴衆となり、かつ審査員として点数もつけていただきました。

自分の考えを発表した後、審査員からの質疑応答の場を設け、話に矛盾がないかなども精査して最終的に審査を行いました。

この研修を行い改めて思うのですが、人に伝えるためには「話す内容」と「音声表現(声やボディーランゲージ)」の両方のバランスが重要だということです。

話し方というと、どう表現するかということに意識が行きがちな人も多く、「話す内容(言葉選びや構成含め)」ということがおろそかになっている人も少なくありません。
しかし、話す内容がしっかりと練られていなければ、伝わるものも伝わらないものです。

これは何も、今回の研修のような討論やスピーチなどの場だけに限りません。職場やプライベートで、自分の考えや想いを伝えるときも同じです。話す前に、何を伝えたいのかを明確にし、どの順番で話すかなどを一度自分で考えて話すということが重要です。

研修をしながら、話し手本人が、自分が何を話したいかが明確になっていない人が多いことを感じています。何より、私自身を振り返った時に、自分の中で明確になっていない話の時は相手に伝わっていないことをひしひしと感じています。

だからこそ、研修や司会の時など人前で話す時は、話す内容は練りに練って準備をしていますし、日常生活でも「何を伝えたいか」という点を話す前に明確にして話すように心がけています。

今回の研修では、話す内容を考える際に、「自分の考え方は、客観的にどうなのか?」「どういう言葉や構成にすれば伝わるのか?」「自分の考えを理解してもらうにはどうしたらいいのか?」などを考える時間をしっかりと取ってもらいました。1ヶ月のスケジュールを組んだ中で、3週間近くは考える時間で、残り1週間は練習しながらも、話す内容の修正に取り組まれました。

そうやって取り組むことで、それまで考えていたと思っていたことでも、実はそこまで深掘りしていなかった自分に気づいて向き合うことになります。

みなさんも、自分の考えや想いを伝えたい、伝わってほしいと常々思っていると思います。そうであればあるほど、声に出す前に一度、自分が何を話したいのかを考えてみられてください。

さて今回の社会保険労務士法人様で討論ワークに臨まれた方々ですが、それぞれにこれまでに無い成長を垣間見られたようで、代表の方は喜んでくださっていました。何より、取り組まれたご本人たちそれぞれの気づきがあったようです。

話し方はその人そのもの。


単に話し方を上手くするという目的だけで無く、企業の人材育成の一環としての研修としてのご相談もお受けいたします。お気軽にお問い合わせください。

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