こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。
人生100年時代と言われる今日。
65歳定年は、70歳、75歳へと変わりつつあるほど、長く働く時代へと変化しています。
私だとこれからまだ30年近く働くことになるのですが、働き始めて今20年ほど。まだ折り返し地点でも無いわけで、これからどう働いていくかというのは考える必要がありそうです。
先日、キャリアコンサルタントとしての学びを深める講習を受けてきました。今回は、すごろくゲームを使ったキャリアの振り返りをするワーク。
小学生の頃や中学・高校の頃などを、3〜4人の仲間と一緒にすごろくのマスに出てくるテーマを語り合うというものです。
例えば、私のグループではこんなテーマがありました。
小学生の頃、憧れていた人は?
小学生の頃、図書館で読んだ本のタイトルは?
小学生の頃の習い事は?
中学生の頃の印象に残っている学校行事は?
中学生の頃、魔法が使えたら?
自分の短所を長所に言い換えると?
などなど、様々なテーマについてグループ一人一人が答えて行くのですが、グループの誰かが話していることに対して、グループの他の人はあいづちや質問をしながら、答えを深掘りしていきます。
3〜4人のチームで、マス目に止まったテーマについてそれぞれ話しをします。当たり前なのでしょうが、同じテーマで話しても一人一人違った答えで、それぞれにそれぞれの人生があるのだなと感じられます。自分と似ているところがあったとしても、それは似ているだけであって、全く違うんだなということも改めて気づかされます。
そして、自分のことを話すと、不思議にも様々な想いや記憶が蘇ってきて、「私って、こんな面があったんだ。」や「私って、やっぱり小さい頃から◯◯な特徴があったんだな。」という気づきもあります。
何より、一緒のグループの人が私の話を聞いて感想を話してくれるので、それがまた自分のことを気づく大きな手がかりになりました。
講習の最後には今に繋がってきた自分の人生に名前をつけます。これがこのすごろくワークの目的です。
ちなみに私は「自己実現の開拓」という名前にしました。
親や先生、友達に様々なアドバイスをもらっても、結局、自分で決めて、自分の思う方向に進んで来た(今も進行中)からです。
キャリアというと仕事の経歴と思いがちかもしれませんが、キャリアは仕事もプライベートも含めて、その人の人生そのもの。
自分のことを考える、過去を通して、今を通して、他者の視点を通して、そうすることで、自分の強みや得意なことに気づけ、それが未来へとつながっていきます。
皆さんも一度、ご自身のキャリアを振り返ってみてはいかがでしょう?
キャリアコンサルタント(国家資格)として、みなさんのキャリア相談もお受けしています。お気軽にお問い合わせください。
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