生放送の恥ずかしい大失敗


また、ラジオで話したいな〜と思っていたのですが、「それなら自分で始めれば良いんじゃない⁉️」そう思って、noteに書いた文章を録音して、ラジオ配信アプリ「Radiotalk」とYouTubeにアップすることにしました。

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。

私はNHKのFMでパーソナリティをしていたのですが、担当した初めての番組は生放送でした。月曜日〜金曜日までのおよそ1時間。リスナーの方のリクエストとゲストの方とのトークをお届けする音楽番組です。
8年間、パーソナリティを務め、並行してテレビの仕事もしていましたが、ラジオにはテレビにない面白さや、奥深さがあるな〜と感じていました。


その中でも生放送ならではの失敗やハプニング。笑えるものから笑えないものまで、本当にたくさん経験しました。
いまでも鮮明に覚えているのが、曲紹介の大失敗です!

当時はまだ葉書でリクエストを受け付けていたんですが、葉書に書かれていたのは松田聖子さんの「裸足の季節」ただ曲名はリスナーさんが書き間違えていて、「裸の季節」と書かれていました。それを見ながら、私は心の中で「絶対に言い間違ってはいけない。『裸足』の季節・『はだし』の季節」と言い聞かせていました。

そして曲紹介、しかも生放送。絶対に間違えられない闘いがそこにはあったはず!なんですが・・・そう、みなさんのご想像通り、
私は「松田聖子さんで裸の季節、お聞きください。」と言ってしまったんです。


けれど、私は全く気づかずというか、正しく「裸足」と言ったとつもりだったんです。曲紹介をしても曲は流れず、私のヘッドホンに「「裸足!裸足!間違ってるよ!」と、先輩からの指示の声が飛んできました。それを聞いて慌てて訂正。
無事に曲が流れ始めたものの私は、穴があったら入りたいくらいの恥ずかしさで一杯に・・・その後も続く生放送は、何を話したか全く覚えていません。
「はだし」と「はだか」では大きな違い!!聖子さん、本当に申し訳ありませんでした〜!!


この時の教訓は、頭で理解していても、文字として書かれていることの方に、人の意識は行ってしまうということ。
「間違いがわかっている言葉は訂正しておこう!書き直そう!」と強く思いました。

ラジオに限らず、みなさんもプレゼンテーションやスピーチの時に、メモを見て話す時はお気をつけくださいね。思わぬ言葉が出てしまうということがあるかもしれませんよ。って、間違いを書き直さない人はあまりいないですよね〜


けれど、こういう様々な失敗やハプニングが、生放送の醍醐味でもあります。そしてそれが、場の雰囲気を和らげたり、明るくすることもあるんですよね。私が間違えた時、ラジオの向こうで吹き出しリスナーさんがいただろうな〜と、笑いになってくれていたらそれでいいか!そんな風に今は思っています。

お互いの顔が見えないラジオだからこその魅力。
ラジオで生まれる声の繋がり。これから楽しみたいと思います。


このブログは音声でもお聞きいただけます。
お時間がありましたらお付き合いください。

sumieのぶろぐラジオ
https://radiotalk.jp/talk/452229


企業研修に関してのご相談や話し方トレーニングのご相談、そのほか、オンライン配信の技術的なことや制作などもお気軽にお問い合わせください。

ユナイテッドウェーブス合同会社
https://united-waves.jp
オンラインサービスのご案内
https://united-waves.jp/onlineseminar/

画像4