人の言葉というものは

「人の言葉というものは大事なものである。
舌先三寸で人も殺すが、また、生かすこともあるのだ。」
三浦綾子さんの小説「道ありき」に出てくる一節です。

私は、この小説が好きで何度も読み返していますが、特にこの一節は、話す仕事を続けている私にとっての教訓であり、人と向き合う時に心に刻んでいることです。

メンタリストのDaigoさんのYouTubeでの発言が炎上し取り上げられています。
(ここではあえて、その炎上の経緯は記しません。)
私は以前から、DaigoさんのYouTubeは時折見ていました。数多くの論文を紹介してくださっていましたし、人の心理を様々な視点から紹介されていて、私自身とても勉強させてもらっていました。

もう5〜6年ほど前になると思いますが、ある会社の製品発表会のゲストにメンタリストのDaigoさんがいらっしゃいました。私はその時、司会を務めたのですが、製品発表会の場で、Daigoさんが見せてくださったパフォーマンスには本当に驚きました。目の前で繰り広げられるその様子は、手品のようなタネがあるわけでは無く、人の心理を確実に読み取っていて、「こんなことって、本当にできるの?」と驚くばかりでした。
本番前には、控え室で打ち合わせをさせていただき、ご本人ともお目にかかりましたが、自分の芯をお持ちで、とてもはっきりとした方だなと感じたことを覚えています。そういうこともあってか、その後は、さらにDaigoさんの活動を意識して見るようになりました。

そして、今回、炎上したYouTubeの動画。その後の謝罪配信。いずれも見ました。
特に、これほどの炎上後に、メンタリストのDaigoさんがどう謝罪をするのか関心を持ってライブで配信を見ました。
私が配信を見ながら興味深かったのは、高評価と低評価のボタンの数です。
最初は、低評価ボタンを押していた人が高評価の人の倍ほどいたと思います。それが配信が終わる頃には、高評価が7000くらい、低評価が8000くらいと差が縮まりました。そして、今確認したら高評価は2万3千、低評価が2万となっていて、高評価が低評価を上回っています。
この数字を見る限り、Daigoさんの謝罪は成功したと言えるのかもしれないと思いました。

ただ、私の知り合いが、この炎上のことをこんな見方をしていて、もし本当にそうなら、それはそれでとても怖いと私は思っています。

「人のメンタルがわかる人が、そもそもあんな炎上することをあえて言うのだろうか?あえて炎上させ、謝罪まで見越してのことではないのか?」

私はどちらかといえば、人の言葉の裏の裏を考えるというのは苦手で、言葉をそのままに受け取るのですが、知人のこういう見方を聞き、確かにそれも一理あると思ったのです。
そして、もしも本当にそうならば、私たち人間は、たった1人の人間に操られる可能性があり、世の中を思わぬ方向へと導くこともできるのだと、改めて、現実として考えさせられました。
もう一つ感じたのは、操られていないと思って信じていた相手に、相手の良いように操られていたという喪失感です。相手と自分が同じ方向を向いている時は良いのですが、相手が行きたい方向に、まるで自分が選んだかのように行った後、実は相手に操作されていたと感じると、その人間関係は壊れてしまいます。これは、私自身、カウンセリングやコーチングを行う時に気をつけていますが、誘導や操作をせずに相手と、本当に向き合えているだろうかと、この一件で改めて振り返っています。

Daigoさんの一件について、他にも思うことは多くあります。
ただ最も強く思うのは、人の言葉は、「言刃」であってはいけないということです。葉のように人の心を豊かにできるものであって欲しいし、私はそうありたいと強く思います。

冒頭に、三浦綾子さんの小説の一節を書きました。
この小説は、三浦綾子さんの自叙伝です。当時、不治の病と言われていた肺結核で病に伏していた三浦綾子さんに、牧師さんが「必ず治ります。いましばらくの試練ですからね」と言葉をかけられました。三浦さんは、到底治ると思われなかったにも関わらず、その牧師さんの言葉がおざなりだとは思わなかったそうです。そして、その後の病床生活の中で、その言葉は、三浦さんを幾度も慰め励ましたと書かれています。

「舌先三寸で人も殺すが、また、生かすこともあるのだ。」
言葉は時として人を傷つけ、人を殺めることもあると思うと、話す仕事をしているしていないに関わらず、私は人にかける言葉が怖いなと思っています。
「何気なく言った一言が、誰かを傷つけていないだろうか?」そう自問自答しています。

意気込みあるのに尻込みしてしまったClubhouse

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。

最近、話題の音声SNS「Clubhouse」
すでに始めている方もいらっしゃるかもしれませんね。

Radiotalkもスタートしたばかりの私ですが、Clubhouseもやりたいな〜と思っていたら・・・
なんと、福岡時代にご縁のあったエンタメのお仕事されている方から招待が届きました。事前になんの連絡もなく、携帯の番号にショートメッセージで連絡があり、びっくり!

招待をくださった方にお礼のメッセージを入れると、「連絡先を知っている方の中で興味のありそうな方にお送りしたんです。」という返信。
実はこのClubhouseの招待は、最初は2人までにしか送れず、その後、何かの基準があるそうですが招待できる人数が増えるようなんです。そんな制限のある中で、私に送ってくださって、ありがたいやらなんやら。


ということで、早速、Clubhouseをスタート!

「よしっ!楽しむぞ!!」と思ったものの・・・
誰をフォローしていいのか、ルームの仕組みもよくわからず入っていいのかどうなのか・・・そんなこんなで意気込みはあったものの尻込みしてしいました。


けれど・・・


夜9時を回ったあたりから、知り合いの方がルームに参加されてトークされていたり、興味深いテーマのルームがあったりで、色々と聞き回ってしまいました。


Clubhouseって、私も最初に説明された時に、なんだかよくわからなかったのですが、今日参加して、私が感じたのは、学校の教室みたいな仕組みだなということです。
ルームと言われる部屋には、それぞれテーマが決まっていて、そのルームを開設している人が先生のような感じでしょうか。そこに、様々な生徒が入ってくる感じです。そして、先生が指名した人は、自由に話しができて、それ以外の人は、ただ聞くだけでもいいし、意見や感想があれば手を挙げて話をしたり、先生から指名されると話したりすることもできるようです。
ルームは、様々なテーマがあります。学校でいえば、各教室で違う授業を行っているという感じです。国語もあれば数学もあって、体育もあれば美術もあって、その授業の中で、私たちは好きな授業を受けに行く感覚です。

ちなみに、まだ今日はじめたばかりなので、あくまでも私が個人で感じたことなので、あしからず。


オンラインのビデオシステムや電話やメールとも、FacebookやTwitter、Instagramともまた違った、新たなコミュニケーションツールで、これからどうなって行くか目が離せません。もしかしたら、従来型のラジオ放送という概念も変わっていくかもしれないなと思います。

Radiotalkの良さも感じつつ、Clubhouseは、Radiotalkとは違った魅力のあるアプリです。
コロナ禍で様々な制約のある時代ですが、私たちの可能性を広げてくれるものがこうやって表れていることにワクワクしています。


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ほそぼそと、これからも

先日、とても嬉しいことがありました。続けていて良かったな。少しでも私のやっていることが役に立つのならありがたいな思った出来事です。

こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。


私は、どんなことも興味を持つと挑戦してみるタイプです。
ブログもホームページの作成も、SNSのFacebook、インスタグラム、TwitterもYouTubeもラジオ配信も、とにかくなんでも気になった時に始めています。YouTubeは実は2011年に初投稿したんですが、年に一本程度のアップでした。

どれも細く長く続いて今もやっていますが、視聴回数やフォロワーもそう簡単には増えません。バズらせたいわけではないけれど、見たり、聞いたりしてくれる人が増えるのはうれしいものです。みなさんも、配信やSNSをやっていて、そう思うことありませんか?
けれど、1人でも見たり、聞いたりしてくださっていることは、それだけでうれしいことです。
そうして、つい先日、細々でも続けていて良かったと思う出来事がありました。


それは、会社の朝礼の資料としてYouTubeの画像を使わせて欲しいという連絡が入ったことです。しかも、北海道千歳市から。
最初、メールの文面を見ながら「千葉」と思ったのです。私は東京を拠点に活動をしていますから、近い地域が思い浮かんだのだと思います。それが、まさかの北海道で驚きました。


私の会社のお問い合わせフォームは、最近は、営業メールが多いんですよね。
みなさんのところはどうなんでしょう?
「ここは問い合わせのメールフォームなの!」と、心の中では少しばかり腹立たしくもあり、悲しくもありました。営業されている方の気持ちもわからないわけではありません。電話をしてもすぐに切られてしまうでしょうし、飛び込み営業もこのコロナ禍では難しいでしょうし。

今回も営業のお問い合わせなんだろうなと、文面を読むと・・・社員の接客研修のために「目だけで伝える笑顔の力」のトップ画像を使わせて欲しいというお尋ねのご連絡でした。この「目だけで伝える笑顔の力」は、マスクをしていても、相手に笑顔や表情が伝わるというポイントをYouTubeでお伝えしたものです。


勝手に画像や動画を使う方もいらっしゃるのに、ちゃんと連絡をくださったことがありがたく、すぐに先方にお電話を差し上げました。先方もまさか電話がかかってくるとは思っていらっしゃらず驚かれたようです。

私としては、メールのやりとりだけでは伝わりにくいことがあるように思え、電話という形をとりました。そうやってお電話すると、ご担当者の方の声からは、メールではわからないちょっとした言葉の抑揚や声から伝わる感情がありました。わずか数分のことでしたが、心がつながった感覚を持つことができたと感じました。

こうやって、これまで縁のなかった方とのご縁というのは、いままではどなたかの紹介ということがほとんどでしたが、SNSや配信を行うことで繋がることも生まれるのだということを実感しました。

「あ〜、細々とでもYouTubeを続けていてよかったな〜。これからも、細々とのんびりと続けていこうと」そう思った次第です。
YouTubeに限らず、このブログも同じくです。

最後まで読んでくださいましてありがとうございます。


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愚痴って大切!


こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。


一昨日、NHKの「あさイチ」で、愚痴との上手な付き合い方という特集が放送されていました。脳にも影響していて、愚痴として言語化することで、原因の分析ができて解決策も見つかるんだそうです。愚痴として感じているようなことは、脳の無意識の部分にあるそうで、言葉にすることで意識できるようになり、心の中のモヤモヤと向き合えることができるということでした。
本当に、愚痴って大切!私もずっとそう思っています。


愚痴と言うから、どうしてもネガティブな印象になりますが、私は放送局の仕事をしているときに、仲間といつもワイワイガヤガヤ話し、愚痴が笑いと制作のエネルギーになっていたと感じていました。
そもそも愚痴は、日常で起きたできごとのぼやきで、ちょっとした雑談なのではないかと思うのです。
雑談って、楽しいですよね〜。意味がないようで、実はそこから生まれる気づきやクリエイティブなものもたくさんあります。

先日、ニュースで見ましたが、コロナ禍で、雑談が減ったことが課題だと感じている企業は少なくないようです。在宅ワークが増えたことで、社員同士の雑談はもちろんですが、お客様や取引先の方とのちょっとした世間話もなくなってしまっているんだそうです。
ニュースで見た会社では、営業先の雑談から新しい商品が生まれたこともあって、お客様との会話を大切にされているということでした。確かに、ちょっとした話の中に、困っていることや悩みがあって、そういうところから新しい製品って生まれていくのかもしれません。
私も研修やトレーニングを行なっていますが、やはり受講される方の悩みの中からプログラムを作っていますから。

そういう仕事ベースでなくても、人と話すというのは、本当に必要なことだと思うのです。
私は、福岡に住んでいたことが長いので、気の置けない友達はほとんど福岡にいます。東京に住み始めた最初の2〜3年は、気軽に話せる友達や仲間がいないことが、とても辛かったです。いまでも、そう感じることがあります。

結論もなく、意味もなく、「だからなに?」と言うような話ができる環境って、本当にありがたかったんだと。だからこそ、今のこのコロナ禍において、人と話す機会が減ったことによってストレスを抱える人が多いというのも分かりますし、何か力になれることがないかとも考えたりします。


そうそう、私は少し前から、私はRadiotalkという配信アプリでラジオ番組をスタートしました。基本的には他愛もない、日常で気づいた話をしつつ、時々は、真面目な話があったり、時々は話し方やコミュニケーションスキルの話をしたり、本当にいろいろなお話をしています。これもまた、日々の雑談のような番組です。

その番組でいずれは、ゲストをお招きしてトークコーナーを作りたいと考えています。
これまで、数えきれないほどの方々にインタビューを行なってきました。ミュージシャン、タレント、クリエイター、経営者、映画監督、アスリート・・・他にも大勢の方に伺ってきました。
インタビューって本当に面白いというか、奥が深いものです。そこには、一人一人違った人生の物語があって、その中に生きるヒントがたくさん隠されていると感じています。それは、著名人の方に限りません。誰もが自分の物語を生きています。私は、そういうお話を伺っていけたらと思います。
この番組は、まだまだどうしていいか悩みながらなのですが、もし、よろしければお付き合いください。

https://radiotalk.jp/program/68173

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オンライン会議のお困りある!ある!

オンラインミーティングが増えています。

1対1や1対複数人など様々だと思いますが、いずれも話しにくさを感じるシチュエーションがあるようですね。先日、ある士業の先生にオンラインミーティングでのお困りについて伺いました。その中で言われたのが次の2つです。

1,音がずれていてい話しにくい
2.相手の反応がわかりにくくて話しにくい

音のズレ。これは双方のインタネット環境にもよるのですが、どうしても生じてしまいます。テレビでもスタジオと中継先のやりとりがうまくいかないことがありますが、何が必要かというと「間」です。対面以上に間の取り方がポイントです。

相手の反応がわかりにくいときは、相手への問いかけを挟みながら話を進めていくことをおすすめします。そうすることで一方通行にならずに、スムーズに進められます。

(346文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしています。
 YouTube Channel では、オンライン会議のお困りごとの具体的な改善策をご紹介していますので、ご参考ください。

在宅ワーク10年の私が行っていること

*今日は、1分で話す文字数にとらわれず綴っています。

リモートワークや外出自粛で慣れない生活を送っている人は多いかと思います。

私は東京で仕事を始めてからは、打ち合わせや現場(アナウンスや講師)の仕事がなければ、基本的には自宅か近くのカフェで1人で仕事をしています。なので、今の外出自粛は、それほど大きく環境が変化したわけではありません。けれど、東京で仕事を始めた最初の数年間は、生活リズムを掴むのは少し時間がかかりました。

あれから10年、今は、完全な在宅ワークでも生活リズムを崩さずに取り組めています。そんな私の経験が少しでもお役に立てばと思い、今日は綴ります。

私が基本的に心がけているのは、次の3つです。

1.朝は決まった時間に起きる

2.無理せずできる範囲でのちょこちょこ運動を日課にする

3.食事は野菜多めでバランスよく食べる、けど・・・

まずは、1番目の「朝は決まった時間に起きる」

在宅ワークをしていると、ついつい午前中はゴロゴロしてしまうことが多くありました。今、在宅ワークをされている方は会社の会議などがあるので、それほど午前中にゴロゴロできないと思いますが、私の場合はそういう約束が無い時は起床時間がバラバラになりがちでした。なので今は、夜がどんなに遅くなっても起きる時間は同じにしています。
ちなみに私の場合は、7時半です。会社員の方やお子さんがいらっしゃるご家庭に比べると遅い時間かもしれません。

続いて、2番目の「無理せずできる範囲でのちょこちょこ運動を日課にする」

自宅ワークになって最も恐れたのが、体重増加です。
私はもともと太りやすい体質です。10代の終わりくらいまでは今の体重よりも20kgくらい多かったと思います。ダイエットをしてからは、それをキープするために様々なことを試してきました。

会社に通っていた時は、通勤の行き帰りはもちろんですが、職場で仕事をするだけでもかなりの体力を使っていました。けれど、東京での仕事は基本的には、自宅かカフェで1人で仕事をします。通勤時に必要なカロリーも、職場で人と話すカロリーも、仕事をするカロリーも使わないわけですから、何もしなければ太ります。
しかも、年齢を重ねれば重ねるほど基礎代謝が落ちるので、ぽっちゃりどころか10代の頃の太っちょな自分にまっしぐらです。私にとっては、それは恐怖そのものです。さらに私の場合、職業柄というのもあるのですが、あまりに太ると仕事の依頼がなくなります。なので、できるだけ運動しようと色々と試しました。

ウオーキング、ジョギング、縄跳び、素振り(剣道を習っていたので)、自転車漕ぎ、筋トレ、ヨガなどなど、色々と試してきました。けれど、ハードなものはどれも長続きせず、続けられても3ヶ月程度で次第にやめていました。
唯一ヨガだけは、スタジオに通うようにしたこともあって、週に一回3年以上続いていましたが、外出自粛になり今はスタジオに通うことが叶いません。

そもそも在宅ワークは、これまで使っていたエネルギーを使わなくなるので、意識して体を動かさないとその分のエネルギーは発散できません。なので、できるだけ毎日続けられることが重要だと思います。けれど、ハードな運動は続かず、というより、私はハードな運動が苦手なので、自分が気持ちよくできることを日常生活に取り入れています。

●ドライヤー中の早口言葉(3〜5分程度)

●歯磨き中のスクワット(3分程度)

●自分が気持ちいい程度のヨガ(20〜30分程度)

●6分プランク(体幹トレーニング)

ドライヤーと歯磨きはそれ自体が日課なので、それとセットにすると怠けずにできます。
私は職業柄、顔や舌の筋肉を鍛えておく必要があります。人と話す機会が減ったり、仕事が減ると日常でのトレーニングが必要なのです。ドライヤー中の早口言葉は手が塞がっていても口は動かせます。しかも鏡を見ながら口の動きを確認して練習できるので、一石二鳥です。
歯磨き中のスクワットですが、私は電動歯ブラシを使っています。歯ブラシ自体が3分で停止するので、それを目安にスクワットをしています。時々サボりたい気持ちがあると1〜2分程度でスクワットを止めてしまいますが、そのくらい甘い方が長続きするので無理せずに行なっています。

ヨガとプランクに関しては、時々お休みをしています。特にプランクは6分間とはいえ、私にとってはとってもハードな内容なのです。そのきつさを想像するとやりたくない日や体がだるい日は辛く感じてしまうので思い切って休んでいます。
大切なのは継続することだと思っています。1日休むことで、その後続けられるのであればその方が良いと思い、私はそうしています。
ちなみにプランクは3年ほど続いています。最初は30秒もできませんでしたが、今は6分間の様々なプランクを組み合わせたトレーニングができるようになりました。

私のように、ハードな運動が苦手な人や継続が難しいと感じている人は、無理をしなくても取り組めて、かつ日課になっているものと合わせると運動しやすいと思います。そして、1日2日休んだとしても、続けて行くことがポイントではないかと、経験から感じています。

そして、最後の「食事は野菜多めでバランスよく食べる、けど・・・」です。

なぜ、「けど・・・」がついているかと言うと、私は甘いものが大好きなんです。ケーキもクッキーも大福もどら焼きも、洋菓子も和菓子も大好きです。さらには、お煎餅やスナック菓子も大好きです。太ることも、健康に良く無いとわかっていてもやめられないのです。

先にも言いましたが、私は太る体質です。以前は、水を飲んだだけでも太ると本気で思っていましたから、水を飲むのも控えていました。今思えば怖い話ですが、若い頃は、朝起きてトイレに行って、その後トイレに行くのは午後8時なんてこともありました。
今はもう若く無いということもありますが、正しい知識を身につけて水分摂取も心がけています。年を重ねましたから、水分を摂らないと肌もかさかさになりますしね。ある意味、若さってすごいなと思います。

話が逸れてしまいましたが、食事は野菜を多めにして、ご飯、お肉やお魚をバランスよく食べるよう心がけています。一時期は、甘いものやお菓子類をやめようと思って、ナッツなどの低糖質のものにかえたりもしましたが、これまた続かず・・・結局、今は気にせず食べるようにしています。もちろん、食べる量や食べる時間は気をつけています。

例えば、ケーキを1個買ってきても、その日に半分食べて、次の日に半分食べたり、スナック菓子を食べる時は、食べる分だけをお皿に出して食べたりしています。あとは、夜寝る前までは食べないように心がけています。

在宅ワークになると、どうしても自分で自分をコントロールする必要性が出てきます。会社に行っていると、朝起きる時間も、働く時間も、休む時間も、食事をする時間も、その全ては外的要因でスケジュールされていました。しかし、その枠組みが無くなると、自分で考えて、取り組んで行くことが必要になります。小学生の頃の夏休みに近いかもしれません。

朝のラジオ体操も、夏休みの宿題も、私は日課にできずに小学生時代を過ごしました。ラジオ体操も最初の数日行ってあとは行かなくなり、夏休みの宿題も最後の最後まで手付かずで親に怒られていました。そもそも小さい頃から、私は、自分で決めて行うことが苦手だったようです。けれど、そんな私でも、今は無理せず続けられています。

みなさんも、急な生活の変化で戸惑っているかたもいると思いますが、無理せず続けられることから始めてみてはいかがでしょう?そして、色々と試している中で、続けられるものが徐々に絞られていくと思います。

最後に、社会との関わりが減ってしまう外出自粛は、孤独感が強くなります。私も、孤独感で苦しくなったことが何度もあります。

もしそんな時は、家族や友人に電話やメールで連絡を取ってくださいね。今は、ネットワークツールがたくさんあります。孤独で押しつぶされそうになっている時は、誰に遠慮することなく連絡を取ってください。

相手が忙しいかもと気を使うこともあるでしょう。
何も用事が無いのに迷惑だろうと思うこともあるでしょう。
心配をかけたく無いと思う人もいるでしょう。
けれど、連絡をもらう方は、みなさんが思うほど迷惑がっていませんし、心配だってしたいのです。

だから、ちょっと寂しいなと思った時に誰かの顔が浮かんだら、その人に連絡を取ってみてください。もちろん、相手が受け取りやすい連絡手段や時間帯などの配慮は必要ですが、寂しい時は寂しいと、苦しい時は苦しいと伝えてください。それだけで、心が少し楽になります。

そして、もし、逆にみなさんのところにそんな連絡があったら、とにかく話を聞いて差し上げてください。それだけで救われる人がいます。

人間にとって孤独は、何よりも心と体を蝕みます。
今回のCOVID-19(新型コロナウイルス)は、人間を孤独に導くウイルスでもあると思っています。そのウイルスに負けないためにも、孤独にならない、孤独にさせないように、一緒に歩んでいきましょう!

YouTube Channelで話し方やコミュニケーションのスキルをお伝えしています。ぜひ、チャンネル登録お待ちしています。

https://www.youtube.com/channel/UCV383tYru0FrLgMFaHcoaNw?view_as=subscriber

今こそやろう!心を元気にする言葉の伝え方

「ありがとう。」
「おかげで助かったよ。」

そういう感謝や労いの言葉があると、私は仕事をしていて良かったなと、改めて思うことがあります。

皆さんはどうでしょう。仕事や家事など、こういう一言をもらえると気持ちが前向きになりませんか?

新型コロナウイルスで外出自粛が続く中、これまでの生活と一変して心身共に疲れが溜まり始めているかもしれませんね。自分の心に余裕が無くなってくると、イライラが募って周囲の人へ思わぬ言葉を投げてしまうこともあるかもしれません。

けれど、こんな時だからこそ、まずは相手への理解と感謝の言葉を伝えてみてはいかがでしょう。自分がもらって嬉しい言葉は、きっと周りの人も同じです。言葉かけの3つの順番とポイントを、具体例を出してYouTubeでご紹介していますので、ぜひご参考ください。

(346文字)

*このnoteは、普段は1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしています。

YouTube Channel では、具体例を出して伝え方をご紹介しています。

前髪は印象をつくる強力な武器

「勉強をする時は額を出した方がいいよ。」と、子供の頃から父に言われていました。
「額は、知性を表す場所で、そこから新しい情報が入ってくるんだよ。」とも。

父は人相学が大好きで学んでいたのですが、人相学では額は知性を表すそうで、父はいつも額を出すように私に言っていました。けれど、額を出すことに抵抗があった私は、なかなか出せないままに大人になりました。

今は、仕事の内容に合わせて、額を出す面積を変えていますし、父から教わったことがとても役に立っています。

みなさんも、自分をどのように見せるかや、自分の立場に合わせた見せ方を迷っている方は、額の見せ方を変えると、自分がイメージする自分を表現できるようになります。

ぜひ、鏡を見ながら試してみてください。

(328文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っています。

この詳しい内容は、YouTubeで配信していますので、ぜひご覧ください。

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経営者や講師の方など人前で話す機会が多い方にはおすすめです。

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表情は万国共通!?

私は人と話しをする時、表情を意識しています。表情は、自分の気持ちをより強く表現できたり、相手の話を共感して聞いていることを伝えられるからです。

感情と表情研究の第一人者・アメリカの心理学ポール・エクマン博士の研究では、6つの表情は万国共通だということが、これまでに分かっています。6つの表情とは、怒り・喜び・悲しみ・恐怖・嫌悪・驚きです。

さらには私たち人間は、生まれてから数ヶ月でも笑顔や怒りの表情を理解できます。この能力は本能として備わっていると、脳の働きでは言われています。

今年はオリンピック・パラリンピックの開催に伴って、様々な国の人たちが日本を訪れます。言葉に自信が無くても、万国共通と言われる表情を生かせれば、コミュニケーションを深める一助になります。

(332文字)

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雰囲気は見えている?

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組織の生産性を高めるには、何でも話せるような心理的安全性が最も重要だという調査結果があります。これは、Googleが調べたものです。

心理的に安全を感じる一つは、雰囲気が良いことだと思います。雰囲気と言うと抽象的で視覚化できないもののように感じますが、実は見えています。

例えば、腕組みや手を後ろに組んだり、腰にあてたりすると、威圧的な印象を与えます。無表情だったり、相手の目を見なかったり、逆にずっと凝視したり、愛想のない返事だったり、キーボードを雑に叩いていたりなども雰囲気を作っています。自分ではいつもどおりと思っていても、相手は悪い雰囲気だと感じます。
「怖い」「否定されそう」などと感じると、思ったことが話せなくなります。

組織内の心理的安全性。
まずは雰囲気を見直してみてはいかがでしょう?

(346文字)

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