在宅ワーク10年の私が行っていること

*今日は、1分で話す文字数にとらわれず綴っています。

リモートワークや外出自粛で慣れない生活を送っている人は多いかと思います。

私は東京で仕事を始めてからは、打ち合わせや現場(アナウンスや講師)の仕事がなければ、基本的には自宅か近くのカフェで1人で仕事をしています。なので、今の外出自粛は、それほど大きく環境が変化したわけではありません。けれど、東京で仕事を始めた最初の数年間は、生活リズムを掴むのは少し時間がかかりました。

あれから10年、今は、完全な在宅ワークでも生活リズムを崩さずに取り組めています。そんな私の経験が少しでもお役に立てばと思い、今日は綴ります。

私が基本的に心がけているのは、次の3つです。

1.朝は決まった時間に起きる

2.無理せずできる範囲でのちょこちょこ運動を日課にする

3.食事は野菜多めでバランスよく食べる、けど・・・

まずは、1番目の「朝は決まった時間に起きる」

在宅ワークをしていると、ついつい午前中はゴロゴロしてしまうことが多くありました。今、在宅ワークをされている方は会社の会議などがあるので、それほど午前中にゴロゴロできないと思いますが、私の場合はそういう約束が無い時は起床時間がバラバラになりがちでした。なので今は、夜がどんなに遅くなっても起きる時間は同じにしています。
ちなみに私の場合は、7時半です。会社員の方やお子さんがいらっしゃるご家庭に比べると遅い時間かもしれません。

続いて、2番目の「無理せずできる範囲でのちょこちょこ運動を日課にする」

自宅ワークになって最も恐れたのが、体重増加です。
私はもともと太りやすい体質です。10代の終わりくらいまでは今の体重よりも20kgくらい多かったと思います。ダイエットをしてからは、それをキープするために様々なことを試してきました。

会社に通っていた時は、通勤の行き帰りはもちろんですが、職場で仕事をするだけでもかなりの体力を使っていました。けれど、東京での仕事は基本的には、自宅かカフェで1人で仕事をします。通勤時に必要なカロリーも、職場で人と話すカロリーも、仕事をするカロリーも使わないわけですから、何もしなければ太ります。
しかも、年齢を重ねれば重ねるほど基礎代謝が落ちるので、ぽっちゃりどころか10代の頃の太っちょな自分にまっしぐらです。私にとっては、それは恐怖そのものです。さらに私の場合、職業柄というのもあるのですが、あまりに太ると仕事の依頼がなくなります。なので、できるだけ運動しようと色々と試しました。

ウオーキング、ジョギング、縄跳び、素振り(剣道を習っていたので)、自転車漕ぎ、筋トレ、ヨガなどなど、色々と試してきました。けれど、ハードなものはどれも長続きせず、続けられても3ヶ月程度で次第にやめていました。
唯一ヨガだけは、スタジオに通うようにしたこともあって、週に一回3年以上続いていましたが、外出自粛になり今はスタジオに通うことが叶いません。

そもそも在宅ワークは、これまで使っていたエネルギーを使わなくなるので、意識して体を動かさないとその分のエネルギーは発散できません。なので、できるだけ毎日続けられることが重要だと思います。けれど、ハードな運動は続かず、というより、私はハードな運動が苦手なので、自分が気持ちよくできることを日常生活に取り入れています。

●ドライヤー中の早口言葉(3〜5分程度)

●歯磨き中のスクワット(3分程度)

●自分が気持ちいい程度のヨガ(20〜30分程度)

●6分プランク(体幹トレーニング)

ドライヤーと歯磨きはそれ自体が日課なので、それとセットにすると怠けずにできます。
私は職業柄、顔や舌の筋肉を鍛えておく必要があります。人と話す機会が減ったり、仕事が減ると日常でのトレーニングが必要なのです。ドライヤー中の早口言葉は手が塞がっていても口は動かせます。しかも鏡を見ながら口の動きを確認して練習できるので、一石二鳥です。
歯磨き中のスクワットですが、私は電動歯ブラシを使っています。歯ブラシ自体が3分で停止するので、それを目安にスクワットをしています。時々サボりたい気持ちがあると1〜2分程度でスクワットを止めてしまいますが、そのくらい甘い方が長続きするので無理せずに行なっています。

ヨガとプランクに関しては、時々お休みをしています。特にプランクは6分間とはいえ、私にとってはとってもハードな内容なのです。そのきつさを想像するとやりたくない日や体がだるい日は辛く感じてしまうので思い切って休んでいます。
大切なのは継続することだと思っています。1日休むことで、その後続けられるのであればその方が良いと思い、私はそうしています。
ちなみにプランクは3年ほど続いています。最初は30秒もできませんでしたが、今は6分間の様々なプランクを組み合わせたトレーニングができるようになりました。

私のように、ハードな運動が苦手な人や継続が難しいと感じている人は、無理をしなくても取り組めて、かつ日課になっているものと合わせると運動しやすいと思います。そして、1日2日休んだとしても、続けて行くことがポイントではないかと、経験から感じています。

そして、最後の「食事は野菜多めでバランスよく食べる、けど・・・」です。

なぜ、「けど・・・」がついているかと言うと、私は甘いものが大好きなんです。ケーキもクッキーも大福もどら焼きも、洋菓子も和菓子も大好きです。さらには、お煎餅やスナック菓子も大好きです。太ることも、健康に良く無いとわかっていてもやめられないのです。

先にも言いましたが、私は太る体質です。以前は、水を飲んだだけでも太ると本気で思っていましたから、水を飲むのも控えていました。今思えば怖い話ですが、若い頃は、朝起きてトイレに行って、その後トイレに行くのは午後8時なんてこともありました。
今はもう若く無いということもありますが、正しい知識を身につけて水分摂取も心がけています。年を重ねましたから、水分を摂らないと肌もかさかさになりますしね。ある意味、若さってすごいなと思います。

話が逸れてしまいましたが、食事は野菜を多めにして、ご飯、お肉やお魚をバランスよく食べるよう心がけています。一時期は、甘いものやお菓子類をやめようと思って、ナッツなどの低糖質のものにかえたりもしましたが、これまた続かず・・・結局、今は気にせず食べるようにしています。もちろん、食べる量や食べる時間は気をつけています。

例えば、ケーキを1個買ってきても、その日に半分食べて、次の日に半分食べたり、スナック菓子を食べる時は、食べる分だけをお皿に出して食べたりしています。あとは、夜寝る前までは食べないように心がけています。

在宅ワークになると、どうしても自分で自分をコントロールする必要性が出てきます。会社に行っていると、朝起きる時間も、働く時間も、休む時間も、食事をする時間も、その全ては外的要因でスケジュールされていました。しかし、その枠組みが無くなると、自分で考えて、取り組んで行くことが必要になります。小学生の頃の夏休みに近いかもしれません。

朝のラジオ体操も、夏休みの宿題も、私は日課にできずに小学生時代を過ごしました。ラジオ体操も最初の数日行ってあとは行かなくなり、夏休みの宿題も最後の最後まで手付かずで親に怒られていました。そもそも小さい頃から、私は、自分で決めて行うことが苦手だったようです。けれど、そんな私でも、今は無理せず続けられています。

みなさんも、急な生活の変化で戸惑っているかたもいると思いますが、無理せず続けられることから始めてみてはいかがでしょう?そして、色々と試している中で、続けられるものが徐々に絞られていくと思います。

最後に、社会との関わりが減ってしまう外出自粛は、孤独感が強くなります。私も、孤独感で苦しくなったことが何度もあります。

もしそんな時は、家族や友人に電話やメールで連絡を取ってくださいね。今は、ネットワークツールがたくさんあります。孤独で押しつぶされそうになっている時は、誰に遠慮することなく連絡を取ってください。

相手が忙しいかもと気を使うこともあるでしょう。
何も用事が無いのに迷惑だろうと思うこともあるでしょう。
心配をかけたく無いと思う人もいるでしょう。
けれど、連絡をもらう方は、みなさんが思うほど迷惑がっていませんし、心配だってしたいのです。

だから、ちょっと寂しいなと思った時に誰かの顔が浮かんだら、その人に連絡を取ってみてください。もちろん、相手が受け取りやすい連絡手段や時間帯などの配慮は必要ですが、寂しい時は寂しいと、苦しい時は苦しいと伝えてください。それだけで、心が少し楽になります。

そして、もし、逆にみなさんのところにそんな連絡があったら、とにかく話を聞いて差し上げてください。それだけで救われる人がいます。

人間にとって孤独は、何よりも心と体を蝕みます。
今回のCOVID-19(新型コロナウイルス)は、人間を孤独に導くウイルスでもあると思っています。そのウイルスに負けないためにも、孤独にならない、孤独にさせないように、一緒に歩んでいきましょう!

YouTube Channelで話し方やコミュニケーションのスキルをお伝えしています。ぜひ、チャンネル登録お待ちしています。

https://www.youtube.com/channel/UCV383tYru0FrLgMFaHcoaNw?view_as=subscriber

今こそやろう!心を元気にする言葉の伝え方

「ありがとう。」
「おかげで助かったよ。」

そういう感謝や労いの言葉があると、私は仕事をしていて良かったなと、改めて思うことがあります。

皆さんはどうでしょう。仕事や家事など、こういう一言をもらえると気持ちが前向きになりませんか?

新型コロナウイルスで外出自粛が続く中、これまでの生活と一変して心身共に疲れが溜まり始めているかもしれませんね。自分の心に余裕が無くなってくると、イライラが募って周囲の人へ思わぬ言葉を投げてしまうこともあるかもしれません。

けれど、こんな時だからこそ、まずは相手への理解と感謝の言葉を伝えてみてはいかがでしょう。自分がもらって嬉しい言葉は、きっと周りの人も同じです。言葉かけの3つの順番とポイントを、具体例を出してYouTubeでご紹介していますので、ぜひご参考ください。

(346文字)

*このnoteは、普段は1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしています。

YouTube Channel では、具体例を出して伝え方をご紹介しています。

危機的状況を乗り切るためのリーダーの伝え方〜口調編

説得力のある口調とはどんな口調なのでしょうか?

以前、嫌われる話し方の特徴について書きましたが、その中に上から目線の口調は助詞や文末の音が上がると綴りました。上から目線になると、聞いている人は素直に耳を傾けてくれません。

今回の緊急事態宣言のような危機的状況において、上から目線の口調はリーダーが発する上で注意が必要な口調です。あなたはこのような口調で話していませんか?
そして、どういう口調になれば説得力が増すのでしょうか?
それは、言葉を力強く置くという感じなのです。

今回のYouTubeでは、いずれの口調もご紹介しています。ほんのわずかな特徴なのですが、それだけで伝わり方が変わります。特に今のような状況はリーダーの発する言葉は重みがあります。ぜひ、ご参考ください。

(332文字)

*このnoteは、普段は1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしています。

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経営者や講師の方など人前で話す機会が多い方にはおすすめです。

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人の心を動かす話し方とは?安倍首相の会見を見て

今日は、1分で話す文字数にとらわれず、思っていることをそのまま綴っていきます。

新型コロナウイルス感染拡大により、緊急事態宣言が発出されました。それにともない安倍首相が会見を開き、私たち国民に訴えかけてくれました。内容は練られているでしょうし、安倍首相も熱意を込めて話しているはずなのに、心には刺さらなかったというのが私の正直な感想です。

では、今回のように不安が大きい時の人の心を動かすほどの話し方とは?

 聞いている人の不安を言葉にすること

 感謝や労いを言葉にすること

 事実やエビデンスに基づいた話をすること

 具体的な対策で方向性を示した上でお願いすること

 その結果何が得られるかを伝えること

 そして何より、覚悟を伝えること

この中でも大切な部分は最初の「聞いている人の不安を言葉にすること」です。不安を言葉にするというのは、本当の意味で聞いている人のことをわかっている必要があります。どのような人がどんな不安を抱えているのか?それを理解するには、相手を慮る想像力が話す側に求められますが、ここにズレがあると、話し始めから聞いている人の心には届きません。

そして、最も重要だと思うのは、覚悟を伝えられるかどうかです。今回の場合だと、国のトップである人が国民の生命と生活を必ず守るという覚悟が伝わるかどうかです。

安倍首相もきっと、その想いを持って話をされていたと思うのです。しかし、それが伝わってこないのはなぜだろう?そう思い、何度か映像を見返してみました。その理由の一つは「口調」にありました。

安倍首相の話し方は政治家の方特有の話し方です。助詞(てにをは)で言葉を切り、文末も間を取り一つ一つの言葉を立てながら話しています。けれど、その助詞や文末の音が跳ね上がる(音の高さが少し上がる)傾向が強いのです。

冒頭で医療従事者の方々への感謝を伝えられましたが、その口調は次のような感じでした。

「日本国民を代表して⤴️ 心より⤴️ 感謝いたしま⤴️す。」

このように音が跳ね上がると、話している言葉がとても軽く聞こえてきてしまいます。文章で説明するのは難しいのですが、音をきちんと置くということが重要です。そうすることで、言葉に重みが生まれてきます。

本当にわずかなことなのですが、そのわずかな音声表現が言葉の重みを変えてしまいます。そして、この重みが、覚悟を表現する上でも必要です。

口調は話し手のクセでもあるのですが、その人の心の中を表現することもあります。逆に、話し手の思っていることとは違うメッセージを聞き手に発信する可能性もあります。

新型コロナウイルスの影響は今後もまだまだ先行き不透明です。組織のトップの方々は、リーダーとして導いていく力が強く求められます。その想いが届くように、メッセージを発信する前に、自分の話し方を見直してみてください。

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オンライン配信を魅力的に!発音トレーニング‼︎

みなさんは、発音で苦手な言葉はありますか?

多くの方は、さ行・た行・ら行のように発音する時に舌を使うものが苦手です。私もさ行・た行が苦手ですが、トレーニングを重ねて明瞭に発音できるようになりました。それでも、言葉によっては言いづらさを感じるので、日々、トレーニングしています。

さ行は摩擦音ですが、この摩擦音がきれいに発音されると、話し手の印象はとてもシャープになります。逆に、さ行が不明瞭だと幼い印象や、時にはだらしない印象を与えることもあります。

オンラインで何かを説明する際は言葉の明瞭さがポイントになりますので、もし苦手な言葉がある人は、毎日少しずつトレーニングしてください。

今回のYouTube Channelでは、た行・な行・は行のポイントを紹介していますので、ご参考ください。

(342文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っています。
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オンライン配信の効果アップ!発音トレーニング!!

最近、オンラインでの会議や研修などが増えていませんか?その際に、対面で話している時以上に、声が情報に与える要素が大きくなっています。

例えば、資料を共有して話している時。
話し手の顔は画面が小さくなっていたり、そもそも画面上からも消えていたりして、声のみが聞こえている状態です。
そのため、声の質はもちろん、発音の明瞭さもカギになってきます。

今回からYouTube channelでは、発音トレーニングでよく使われている「あめんぼのうた」を3回にわけてご紹介しています。各行の発音のポイントを紹介しながら、一緒にトレーニングを行いますので、ぜひ、ご活用ください。

また、今回からはオンライン配信で必要なメディアスキルも合わせてご紹介します。ぜひ、ご覧ください!

(326文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っています。
 YouTube channelもご参考ください。

スピーチやプレゼンテーションのトレーニングを行っています。
経営者や講師の方など人前で話す機会が多い方にはおすすめです。

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コロナに勝つ!表情は感情をつくる。言葉は心を強くする。

新型コロナウイルスの影響で鬱々と過ごしている人も多いのではないでしょうか?そうなると表情も消え、言葉も後ろ向きになりがちです。

人の表情と感情の研究をしているアメリカの心理学者ポール・エクマン博士。アメリカのドラマ「Lie to me」でも大変話題になりました。表情にはどんな効果があるのでしょうか?エクマン博士は様々な研究を行なっていますが、表情によって感情が変わるということも研究でわかりました。

また、言葉には言霊があると言われますが、どう使えば言葉の力が生まれてくるのでしょうか?その一つは肯定形の言葉を使うということです。

普段何気なく出している表情と使っている言葉。自分にも、周りの人にもプラスの影響を与えるには?
今回のYouTubeで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

(345文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っています。
 YouTubeもご参考ください。

スピーチやプレゼンテーションのトレーニングを行っています。
経営者や講師の方など人前で話す機会が多い方にはおすすめです。

放送・イベント・企業研修などのご相談は、
ユナイテッドウェーブス合同会社までお気軽にどうぞ。

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感情は連鎖する!脳科学からわかる場の雰囲気の作り方

あなたは、誰の真似をして人生を送ってきましたか?

私たちは誰もが、親や友達、先生や好きな人など、誰かの真似をして過ごしています。しかもそれが無意識のうちに行われているとしたら、どうでしょうか?

例えば、相手がにっこりすると、それにつられてにっこりするということがあると思います。このような相手の表情に、私たちは即座に返していますが、実はこれ、相手を真似しているんです。

私たちの脳には、「ミラーニューロン」と言われる脳の神経細胞があります。ミラーニューロンは、まさにミラー・鏡です。相手の鏡のようになって真似をするのですが、コミュニケーションや何かを学ぶ上で、とても大切な能力なのです。

あなたが笑顔でいれば、周りの人も笑顔になります。
そんな雰囲気づくりの話をYouTubeでお伝えしています。

(343文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っています。
また、YouTubeでは、人前で話す時の場の雰囲気づくりについてご紹介していますのでご参考ください。

スピーチやプレゼンテーションのトレーニングを行っています。
経営者や講師の方など人前で話す機会が多い方にはおすすめです。

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【追記】嫌われる話し方〜口調について

昨日投稿した内容に、少し話を加えて書き換えました。
太文字のところが追加情報です。

「人が意見に反対する時は、だいたい伝え方の口調が気に食わないときである。」と哲学者のニーチェは言ったそうです。

例えば、上から目線に聞こえる、だらなしく聞こえる、不満そうに聞こえる口調。どこがどうと言えないけれど、なんとなく嫌な気分。私は、電話で問い合わせをした時などにこういう口調に出会うと、「口調のトレーニングをしたらいいのにな」といつも思います。

ところで、なぜ、上から目線に聞こえるのか?なぜ、だらしなく聞こえるのか?なぜ、不満そうに聞こえるのか?
実は、これらの口調の特徴はきちんとあります。

上から目線に聞こえる口調の特徴は、助詞(てにをは)や文末の音が上がります。また、だらしくな聞こえる口調は、助詞や文末の音が下がって、拍が伸びているのです。
これらは、話している中でわずかであれば気になりませんが、この癖を持っている人は、話している間ずっと、この口調で話しています。聞いている側は、その不快な口調が耳につき、話を聞いてくれないことにつながります。

今回、YouTube Channelでは、その話し方の口調をお伝えしてますので、ぜひ動画をご覧いただければと思います。極端な表現をしていますが、きっと、「あ〜、いるいる!」と思っていただけるのではないかと思います。

このところ、オンラインで会議をする方も増えていると思います。その際、資料を映しているときは声だけの表現になります。オンラインといえど電話と同じで、口調が大きな影響を与えるわけです。

しかし、話している人は、自分がどんな口調で話しているかを気づいていない人がほとんどです。

私も思春期の頃、きつい話し方やケンカ腰に話していて、母から「その言い方を録音して聞いてみなさい!」と叱られていました。
今思い返せば恥ずかしい思い出ですが、自分の話口調を知るって本当に大切です。

YouTubeでは、実際にどうすればいいかのトレーニング方法もお伝えしていますのでご参考ください。

(853文字)

*このブログは、普段は1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしていますが、今日は、853文字で3分ほどで話せる長さになっています。

今回の話の続きは、YouTubeで配信していますので、ぜひご覧ください。

あなたは大丈夫?嫌われる話し方

「人が意見に反対する時は、だいたい伝え方の口調が気に食わないときである。」と哲学者のニーチェは言ったそうです。

例えば、上から目線に聞こえる、だらなしく聞こえる、不満そうに聞こえる口調。どこがどうと言えないけれど、なんとなく嫌な気分。私は、電話で問い合わせをした時などにこういう口調に出会うと、「口調のトレーニングをしたらいいのにな」といつも思います。

そもそも話している人は、自分がどんな口調で話しているかを気づいていない人がほとんどです。

私も思春期の頃、きつい話し方やケンカ腰に話していて、母から「その言い方を録音して聞いてみなさい!」と叱られていました。
今思い返せば恥ずかしい思い出ですが、自分の話口調を知るって本当に大切です。

(315文字)

*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っています。
また、YouTubeでは、嫌われる口調をご紹介していますので、是非ご参考ください。