先日、あるプロダクションの社長が
「最近の若い子はオーディションに行っても、何を話して良いか分からなかったり、表現する言葉を知らないんです。」と困っていらっしゃいました。
モデルやタレント、俳優のプロダクションなので、オーディションでしゃべれないのは致命的です。
今は短い言葉やスタンプなどでやりとりできるツールがあったり、本を読む機会や目上の人と話す環境も減っていたりと、言葉に触れる機会が少なくなっているのだと思います。
語れる言葉を持つということは、様々な言葉に触れ、調べ、学び、自分の中で理解して表現することです。そしてその表現する力は、多様化するこれからの時代、さらに求められます。
日本人は自己表現が苦手と言われがちですが、自分を語れる言葉を持つというのは、生きる力に直結すると感じています。
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