こんにちは。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。
一昨日、NHKの「あさイチ」で、愚痴との上手な付き合い方という特集が放送されていました。脳にも影響していて、愚痴として言語化することで、原因の分析ができて解決策も見つかるんだそうです。愚痴として感じているようなことは、脳の無意識の部分にあるそうで、言葉にすることで意識できるようになり、心の中のモヤモヤと向き合えることができるということでした。
本当に、愚痴って大切!私もずっとそう思っています。
愚痴と言うから、どうしてもネガティブな印象になりますが、私は放送局の仕事をしているときに、仲間といつもワイワイガヤガヤ話し、愚痴が笑いと制作のエネルギーになっていたと感じていました。
そもそも愚痴は、日常で起きたできごとのぼやきで、ちょっとした雑談なのではないかと思うのです。
雑談って、楽しいですよね〜。意味がないようで、実はそこから生まれる気づきやクリエイティブなものもたくさんあります。
先日、ニュースで見ましたが、コロナ禍で、雑談が減ったことが課題だと感じている企業は少なくないようです。在宅ワークが増えたことで、社員同士の雑談はもちろんですが、お客様や取引先の方とのちょっとした世間話もなくなってしまっているんだそうです。
ニュースで見た会社では、営業先の雑談から新しい商品が生まれたこともあって、お客様との会話を大切にされているということでした。確かに、ちょっとした話の中に、困っていることや悩みがあって、そういうところから新しい製品って生まれていくのかもしれません。
私も研修やトレーニングを行なっていますが、やはり受講される方の悩みの中からプログラムを作っていますから。
そういう仕事ベースでなくても、人と話すというのは、本当に必要なことだと思うのです。
私は、福岡に住んでいたことが長いので、気の置けない友達はほとんど福岡にいます。東京に住み始めた最初の2〜3年は、気軽に話せる友達や仲間がいないことが、とても辛かったです。いまでも、そう感じることがあります。
結論もなく、意味もなく、「だからなに?」と言うような話ができる環境って、本当にありがたかったんだと。だからこそ、今のこのコロナ禍において、人と話す機会が減ったことによってストレスを抱える人が多いというのも分かりますし、何か力になれることがないかとも考えたりします。
そうそう、私は少し前から、私はRadiotalkという配信アプリでラジオ番組をスタートしました。基本的には他愛もない、日常で気づいた話をしつつ、時々は、真面目な話があったり、時々は話し方やコミュニケーションスキルの話をしたり、本当にいろいろなお話をしています。これもまた、日々の雑談のような番組です。
その番組でいずれは、ゲストをお招きしてトークコーナーを作りたいと考えています。
これまで、数えきれないほどの方々にインタビューを行なってきました。ミュージシャン、タレント、クリエイター、経営者、映画監督、アスリート・・・他にも大勢の方に伺ってきました。
インタビューって本当に面白いというか、奥が深いものです。そこには、一人一人違った人生の物語があって、その中に生きるヒントがたくさん隠されていると感じています。それは、著名人の方に限りません。誰もが自分の物語を生きています。私は、そういうお話を伺っていけたらと思います。
この番組は、まだまだどうしていいか悩みながらなのですが、もし、よろしければお付き合いください。
https://radiotalk.jp/program/68173
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