4月27日は私の独立記念日✨

今日4月27日は、私が1人で歩き始めた独立記念日。
福岡から東京へ仕事の拠点を移して丸11年。会社設立丸4年、5年目に突入の日です。


11年前、世の中はリーマンショックで経済不安の大きな時期でしたが、私は安定していた福岡の生活から、全く何の確約もなく仕事の繋がりもない東京へ移り住みました。しかもそれまでの30数年、一度も福岡から出たことも、実家から出たことも無く、地元でずっと暮らしてきました。そんな私が、まさか11年もの間、東京で生活できているとは当時の私は思いもしていませんでした。

東京に移り住んでからは、全く仕事がなく仕事探しをしていた時期もあれば、東日本大震災で仕事が全てキャンセルになった時期もあったり苦しいこともたくさんありました。それでも周りの人に支えられながら、なんとか今を迎えられていますし、よほどのことがない限りこの道は続いて行くと思っていました。

そんな中での今回のコロナ危機。

私の会社は、イベント・コンサート・研修が主です。その全てが3月以降、予定していた仕事は全て無くなりました。前年比ほぼ100%ダウンという状況です。自粛が最も早い業界であり、かつ再開も最も遅くなる可能性の高い業界です。わずかながらの蓄えも、この先いつ再開されるかわからない状況では心もとなくもあり、すぐに底尽きることもわかっています。正直なところ、日が経つにつれ大きな不安と焦りに押しつぶされそうになります。

それでも11年前の自分を思い出し、そんな不安な時ほど動き続けることが大切だと、自分に言い聞かせています。

福岡から東京へ仕事の拠点を移すことは、私にとって大きな決断でした。30代半ば、安定した職もあり、そのまま福岡で人生を送ることも選べました。両親はもちろんですが、相談した人たちの多くは私を心配し、東京行きへは肯定的ではありませんでした。私自身も半年以上悩みました。ギリギリまで悩み、それでも東京に行くことを決断しました。
「なぜ、そこまでして?」と思う人もいると思いますが、私自身も明確に答えられないんです。本当に、なぜなんでしょうか?

リーマンショックで停滞すると言われていた経済。「無理に動くことはマイナスにしかならないのではないか。」そう考えながら迷っていた時期。動きを止めることもできたはずでした。

けれど、そこで東京行きを選んだからこそ、今の私がいます。
東京に出てこなければ出会うはずのなかった人たち。その人たちに出会ったことで、私自身のスキルも磨かれ、何より私の世界は広がりました。今のコロナ危機は、リーマンショック以上のものです。これまでに経験の無い経済の停滞・生活の変化が、日本だけで無く世界に巻き起こっています。しかしだからこそ、新しい出会いと新しい世界が広がるのではないかと、不安と共に期待と希望を大きく感じています。

そのためには、立ち止まらず、様々なことにチャレンジすることではないかと思っています。そうする中で、いえ、そうするからこそ、新しい出会いや経験が生まれ、それらを重ねて行くことが未来へ繋がって行くのだと信じています。チャレンジしても成果が上がらないことも多いでしょうし、結果が出ないこともたくさんあると思っています。それでもチャレンジしながら進んで行くこと。良いも悪いも、チャレンジして行動してみないと結果は出ませんからね。

先日、お世話になっている飲食店の経営者の方がこんなメールを寄せてくださいました。

「『大変』な時とは『大きく変わる』時。
やりきれば、このときこそ大きな財産になる。」

50年以上も飲食業界で経営を続けていらっしゃるトップの方の言葉に、私はとても励まされました。私は会社を設立して5年目。この経営者の方の10分の1に及んでいません。50年の中で、私の想像も及ばない危機に面してこられたからこその言葉だと思うのです。

私の独立記念日。4月27日。
今年は今までにない思いを胸に、またここから明日へ向かっていきます。

*このブログは、普段は1分で話せる文字数300〜350文字を目安にしていますが、今回は文字数にとらわれず綴りました。
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