ダリの魅力って?

 

来月12月12日まで国立新美術館で開かれている

「ダリ展」

 

昨日放送(11月13日)の

NHKの日曜美術館でも取り上げられていました

美術家の横尾忠則さん、脳科学者の中野信子さん、

漫画家・イラストレーター…寺田克也さんが出演され、

それぞれの視点からダリの作品を語っていらっしゃいました

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

国立新美術館でダリ展を観て、

日本で唯一のダリの作品の常設美術館「諸橋近代美術館」を訪れ

この数ヶ月で一気にダリに魅了されている私です

 

 

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国立新美術館でのダリ展にも

諸橋近代美術館所蔵の3点の作品が展示されています。

 

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(諸橋近代美術館発行の情報冊子より)

 

 

前々回のブログに書きましたが、

諸橋近代美術館で館長の説明を伺いながらダリの魅力を堪能しました

よろしければその投稿もご覧下さいね

初めての諸橋近代美術館☆

 

 

さて、館長のお話を伺いながら作品を鑑賞して強く思ったのは、

「ダリの頭の中をのぞいてみたいということ。

 

奇怪で、不可思議で、なのにとても神秘的。

見れば見るほど惹き付けられるダリの作品。

 

「ダリは本当は何を考えていたのだろう?」

「何を求めていたのだろう?」

様々なことを思い巡らせながら鑑賞しました。

 

 

またダリは、絵画はもちろんのこと彫刻、版画、

舞台装置や衣装のデザイン、映画制作ととても幅広い表現活動をしています。

新しいものを追いかけていたのかとも思いましたが、

実はとても古典的な技法を大切にしていたと知り驚きました。

 

ダリの教えにこのようなことがありました。

(ダリ展で借りた音声案内で流れていました。)

 

「昔の巨匠のように素描と彩色を学ぶことから始めたまえ。

 そのあとでなら好きなように描くがいい。誰もが君を尊敬するだろう。」

 

こういうところも、ダリの作品の奥深さに繋がっているのでしょうね。

 

 

ダリ展ではダリの彫刻作品の展示は少なかったのですが、

諸橋近代美術館には30を超える作品が展示されています。

彫刻作品は、ダリ自身の絵画を三次元の世界に表現しているそうで、

そこには絵画ではわからなかった様々な面が感じられます

 

館内はもちろん撮影NGなので

是非一度、美術館にお運び頂いてご覧下さい

(今年は11月末まで。来年は4月20日〜開館)

 

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ちなみに、NHK「日曜美術館」のホームページにある

「日美旅」というブログに詳しく記されていますので、

是非是非御参考ください

日美旅はこちら↓

http://www.nhk.or.jp/nichibi-blog/400/256740.html

 

諸橋近代美術館の入り口では、

ダリの絵画に頻繁に登場するアリが描かれたマットがお出迎え。

 

なぜ、「アリ」が頻繁に出てくるのだろう?

そう思っていた謎も解けました

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お互いの想いが繋がる世の中に。

日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

http://www.united-waves.jp

【業務内容】

コンサート・イベント・式典・放送に至るまで

企画制作から出演、

音響のプランニング・オペレーションまでトータルでお受け致します。

また、教育機関での経験もあり、

企業研修や学校などでの各種研修やセミナー・講演会も手がけています。

お気軽にご相談ください。

【研修プログラム一例】

・コミュニケーション研修

・想いが伝わる思考術

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・アンガーマネジメント入門講座

建物へのこだわり〜諸橋近代美術館

 

諸橋近代美術館の展示で最初に目に飛び込んでくるのは、

ダリの素晴らしい彫刻の数々。

 

「自然光で作品を展示しているので

 季節やその日の天候で作品の印象が違って見えますよ。」

 

諸橋館長の説明どおり、光の入り具合や当たり具合で印象が変わる作品。

建物のつくりが、ダリの作品をより魅力溢れるものにしているように感じます

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

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随分前になりますが、

アメリカのボストン美術館や

オーストリアのベルヴェーレ宮殿を訪れたことがあります。

建物そのものも素晴らしく、

その歴史の中で美術に触れられ感動したことを覚えています

 

 

諸橋近代美術館もまた、

美術館そのもののつくりが、

作品をより深く感じさせてくれているんですね

 

 

その建物への想いを諸橋館長はこのように綴っていらっしゃいます。

 

磐梯朝日国立公園内の5.5万㎡以上の敷地内に

約2000㎡の面積で建てられている美術館は

創設者の希望である“中世の馬小屋”というイメージのもと

厩舎を連想させる建物です。

内装は玄晶石を用いて自然の風合が漂う造りとなっており、

館内は外光を多く取り入れた

天井高9mの展示ホールが縦に約100メートル伸び、

ダリの彫刻展示に相応しい開放的な空間となっています。

美術館の窓からは壮大な磐梯山の噴火口や

四季折々美しい自然を織りなす庭園が望むことができ、

美と自然の競演を堪能できる空間となっています。

(諸橋近代美術館ホームページより http://dali.jp/about/

 

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写真は美術館の中から見える庭園。

 

内装で使われている玄晶石なども

納得のいくものを海外から取り寄せてつくられたんだそうです。

 

私が美術館を訪れた11月8日は、

冬の訪れを感じる曇り空と冷たい空気の日でした

時間は午後1時過ぎ。

 

館内に入った時には太陽の光を感じられない空間でしたが、

ダリの作品の持つ重厚な感じが伝わってきました。

 

そうして館内を見終える頃、

曇っていた空に青空と太陽の光が差し込み始めました。

 

それからもう一度ダリの彫刻作品を鑑賞したのですが、

ちょうど鑑賞していた「不思議の国のアリス」

一筋の太陽の光が差し込みました。

と同時に、作品のアリスが空に向かって羽ばたき出し、

動き出すのではないかという錯覚を受けました

 

 

きっと作品の置き場所も、

その作品作品に合わせ、

自然光の入り具合や当たり具合を考えた位置に

設置されているんでしょうね

 

 

国立公園の中の建物ということで

建築にはかなり高いハードルがあったようですが、

私は建物が見えた瞬間に

「わ〜という感動の声をあげました

 

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建物を囲む素晴らしい庭園。

池に映り込む磐梯山と空の景色。

ダリの作品に加え、

美術館の建物と磐梯の自然が

作品そのものに感じました

 

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季節の移ろい、日々のお天気、

さらには一日の中で変わる空模様で刻々と変化するダリの作品。

 

諸橋近代美術館はまるで生きているかのようです。

一度だけでなく、何度も通いたくなる美術館。

そして、観る人の心を豊かにしてくれる美術館です

 

作品の撮影はもちろん禁止なのでご紹介できませんし、

この地を訪れてこそ、作品の本当の良さを感じられると思います

 

是非一度、お運びください

 

 

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初めての諸橋近代美術館☆

 

サルバドール・ダリ

名前は聞いたことがあったり、作品を見たことはあっても

深く知ることは無かった画家。

 

現在、東京の国立新美術館で開催されている

「ダリ展」を鑑賞し、ダリをさらに知りたいと考え、

諸橋近代美術館を訪れました

 

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こんにちは!

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諸橋近代美術館は、

ダリの常設美術館としては、ダリ劇場美術館(スペイン・フィゲラス)、

ダリ美術館(アメリカ・フロリダ)に次いで世界で3館目の美術館です。

 

諸橋近代美術館ホームページ

http://dali.jp

ホームページのアドレスも「dali.jp」

ダリへのこだわりを感じます

 

諸橋近代美術館の所蔵作品は、

ゼビオ株式会社(本社:福島県郡山市)の

創立者 諸橋廷蔵(もろはしていぞう)氏が約10年にわたって収集なさったもので、

現在は公益財団法人諸橋近代美術館の所蔵となり、

1999年に諸橋氏の故郷である福島県の会津磐梯高原に開館されました。

 

ゼビオ株式会社は、スーパースポーツゼビオやヴィクトリア、L-Breathなど

みなさんのお近くにも店舗があってご存知なのではないかと思います

 

 

今回は有り難いことに、館長の諸橋 英二さん直々に案内をしてくださいました。

実は館長のお姉様とご縁があり、来館の旨を伝えると館長にご連絡くださったのです。

 

お姉様の諸橋寛子さんは、

一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーションの代表理事をお務めです。

東日本大震災後に外で遊べずにいた福島の子どもたちのために、

スポーツで生きる力を与えたいと財団を立ち上げられました。

いまでは、全国の子どもたちのスポーツ振興に邁進なさっていらっしゃいます。

ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーションホームページ

http://www.unitedsportsfoundation.org

 

亡くなられたお父様と同じく、

故郷を思う気持ちを大切になさっているご姉弟・ご家族です

 

 

さて本題の美術館、期間ごとにテーマを決めて特別展を開催されていますが、

今回は「ヤワカタな自我〜かたくてやわらかいダリの世界」

 

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かたいものとやわらかいものへの執着が作品に表れているダリ。

それはどこから生まれたのか?

作品の中でどのように表現されているのか?

 

 

館長が説明してくださった

ダリの育った環境や親子関係、

女性に対する考え方、

現実主義者であるダリの思考、

ダリの作品に影響を受けたのではないかという世界的な映画、

さらには、所蔵するにあたってのオークションの裏話まで。

 

伺えば伺うほど、

ダリの作品を様々な視点から鑑賞でき奥深いものでした

 

 

 

今年の開館は11月末まで。

来年は4月20日からの開館ですから、

今年中に行きたい方はお急ぎください

 

私はまた来年、訪れようと思っています。

今回は紅葉深まる時期でしたが、来年は桜の季節か新緑深まる頃かな〜

 

美術館の建物にも、至る所にこだわりが隠されています

そのお話はまた次回

 

美術館の中から見える景色も素晴らしい

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相手を理解して、自分の事もきちんと伝えられる世の中に。

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