The Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1 紹介第3回

 

前回のThe Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1の

プログラムの続きです

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The Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1 紹介第1回

 

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The Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1 紹介第2回

 

 

こんにちは。

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタント

三島 澄恵です。

ブログをご覧くださりありがとうございます❣️

 

 

南阿蘇村の復興を目指し、

村の90の事業者の人たちが力を合わせて取り組んだ

震災から1年の日の会。

 

今回はその紹介の3回目。

いよいよエンディングの話です

 

エンディングでは、このプロジェクトの協議会

南阿蘇村観光復興プロジェクト交流協議会の5人が代表して挨拶。

こらえきれない涙と感謝の言葉。

 

この日を迎えるにあたって、

様々な意見があり、多くの困難があったのだと思います。

それは、私の想像をはるかに上回ることだと

協議会のみなさんの姿を拝見しながら強く感じました。

 

 

 

そして、会の締めくくりは

協議会のみなさん、出演者、会場のみなさんがひとつになって

『故郷』を歌いました

 

3番のコーラスが終わる頃

「水は清きふるさと」のあたりでワンダーフライトの演出。

 

写真はエンディングの様子

 

ハートと飛行機の形をした薄くて軽いカードが

天井からふわ〜っと飛んで来る演出。

そのカードには「感謝」の文字が入っていました

 

写真中央のハートのカードがワンダーフライトの演出で使われました💕

 

 

私も一緒にふるさとを歌いましたが、

改めて歌詞を味わい、そして南阿蘇への想いが溢れてきました。

 

『ふるさと』

兎(うさぎ)追いし かの山

小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)に在(い)ます 父母(ちちはは)
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思い出(い)ずる 故郷

志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

 

 

 

福岡出身の私。

熊本出身の友達も多いですし、

私自身も何度も訪れていた熊本。

 

去年、熊本で地震が起きた時、

すぐにでも飛んで行って何か支援したい。

そう思ったものです。

 

けれど・・・

ボランティアの方々のような支援もできず、

たくさんの金銭的支援ができるわけでもなく・・・

 

それから一年。

 

このThe Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1で、

有難いことに、

司会として関わらせていただきました。

 

「私でいいのか?」そんなことも考えましたが、

そこに関わりたくても関われないこともある中でいただいたご縁。

そのご縁に感謝して務めさせていただこうと思いました。

 

このところ、日本全国で地震や大雨などで

大きな被害が絶えません。

 

「全てのところに支援したい。」そんな気持ちもある一方、

現実的には難しいというジレンマ。

 

だからこそ、関われるご縁をいただいたら、

複雑なことは考えずに関わらせていただこう。

そして、できる限り自ら機会を作って、

その地に行って、見て、聞いて、知ろう。

そう考えるようになりました。

 

 

協議会の代表の河津誠さんも、

こんなことをおっしゃっていました。

 

「南阿蘇のことを忘れないでほしい。

この地を訪れてほしい。」と。

 

地震直後は多くのボランティアのみなさんが訪れていらっしゃいました。

その時に私は、ニュースを見て祈ることしかできずにいました。

 

南阿蘇の復興・復旧はまだまだこれから。

 

その当時にできずにいたからこそ、

これから続けていけることをして行こうと思っています。

 

The Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1

タイトルにvol.1とあるように、

来年への開催への想いが込められています。

 

来年もまた、あの日、あの場所で出会えますように

 

 

 

想いが繋がる世の中に。

日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

音響・照明・映像事業、アナウンス・制作業務、研修事業

http://www.united-waves.jp

 

 

The Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1 紹介第2回

 

前回のThe Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1の

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The Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1 紹介第1回

 

 

 

こんにちは。

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三島 澄恵です。

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早速、プログラム後半の続きを。

ここからも南阿蘇村への想い溢れる作品が次々と発表されました

 

 

 

VTRメッセージ 行定勲監督

行定勲監督は熊本県生まれ。

熊本県を舞台した映画「うつくしいひと」は震災前の作品。

そして、熊本地震が発生し大きな被害を受けた同県の復興に向けて、

熊本城や阿蘇大橋、阿蘇神社、益城町など被災地で撮影した第二作

「うつくしいひと サバ?」が今春公開されました。

また、南阿蘇ラブレターアワードの特別審査員をされるなど、

熊本と深い繋がりのある行定監督からの温かいメッセージでした。

 

 

 

河瀬直美監督『阿蘇の光』

河瀬監督はカンヌ国際映画祭で数々の賞を受賞されていて、

日本人では最も多く出品されています。

最新作の映画「光」は、

第70回カンヌ国際映画祭の最優秀賞を競う

コンペティション部門に選出されていて、

その報告もイベント中に行いました。

その作品タイトルを受け継いだ「阿蘇の光」と

河瀬さんからのメッセージが上映されました。

「阿蘇の光」では、南阿蘇村に暮らす70代の男性と

10代の男女の想いをドキュメーンタリーで描かれていました。

 

 

 

岩切卓士さん『一瞬。』 演奏:たつのすけさん、スティング宮本さん

岩切さんは南阿蘇を訪れ、村の人たちの笑顔を撮影。

なんと1万回ものシャッターを切り、250人の笑顔を一瞬の一枚に残されました。

その画像を動画編集し、音楽は生演奏。作曲はたつのすけさん。

映像で流れる笑顔。

その笑顔は南阿蘇を愛してやまない人たちの想いが伝わってくるものでした。

撮影された写真はポスターとして会場内に掲示。

思い出に持ち帰ってもらえるようにと、岩切さんが準備してくださっていました。

 

 

 
長野良市さん『ゼロの阿蘇〜南阿蘇の震災〜』

長野さんは地元の写真家。

南阿蘇をずっとずっと見続けて来られたお一人です。

その長野さんが取り続けてきた震災前の南阿蘇、そして震災後の南阿蘇。

そこには、地元の人だからこそ収められる

南阿蘇、そこで生きるたちの姿が溢れていました。

 

 

 
手話スピーチ 井 麻優香(い まゆか)さん

阿蘇中央高校の井 麻優香さんの手話スピーチ。

「第33回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」で全国1位となり、

その手話スピーチを披露してくださいました。

震災当時の鬼気迫る様子やその後の家族との現実と絆。

手話と言葉、そして高校生の感性から伝わってくる震災と震災後の生活は、

とてもとても心が締め付けられるものでした。

 

 
小室等・こむろゆいさん、和合亮一さん『南阿蘇へ届ける言葉と歌』

 

写真上が、小室等さんとこむろ ゆいさん。

写真下が、和合亮一さん。

 

会の締めくくりは「南阿蘇に届ける言葉と歌」と題して、

この会の日のために生まれた詩と音楽が披露されました。

和合亮一さんは福島ご出身。

2011年の東日本大震災後に、

Twitterで「詩の礫」と題した連作を発表し続けていらっしゃいます。

そして、熊本地震の時も。

その和合さんの2編の詩に、曲をつけてくださったのが

シンガーソングライターの小室等さん。

日本のフォークソングの先駆者である小室さん。

和合さんの詩に小室さんの曲がつくことで、

さらに詩が深く深く心に響いてきました。

 

当日は、シンガーのこむろゆいさんの柔らかな声も入り、

さらに深い感動を与えていただきました

 

この小室さんの曲ですが、

一度、東京で打ち合わせをさせていただいた時に

2編のうちの1編につけたできたばかりのデモ版を聞かせていただきました。

その時も、自然と涙がこぼれてきて、

心がキューっと締め付けられるものの温かい気持ちになりました。

 

機会があれば、みなさんにも聞いていただきたいな〜と思います

 

さて、この会の続きはまだ終わりではありませんよ。

次回はフィナーレの様子を綴らせていただきます

 

 

想いが繋がる世の中に。

日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 

 

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熊本地震チャリティイベント

「ライティング・オブジェ」というイベントご存知ですか?

空間演出プ­ロデューサーの仁木洋子さんの呼びかけで2006年から始まった光のアート展です。

実は昨日、主催の仁木洋子さんから直接メールが届きました。

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

この「ライティング・オブジェ」に私が初めて訪れたのは、2011年。

 

「地球環境と子どもたちの未来に向けた平和のメッセージ」をコンセプトにスタートしたのですが、

2011年は「震災復興と未来に向けたメッセージ」もコンセプトに加わり、

総勢140人の­アーティストの作品が展示されていました。

 

↓映像は2012年の様子です。

 

実は仁木さんのふるさとは熊本。

先日の熊本地震では、大変心を痛めていらっしゃいます。

 

今回、熊本復興の支援のひとつとして光の箱のワークショップを行いますと

ご連絡と告知のお願いのメールを頂戴しました。

 

この光の箱。完成した作品は千代田区納涼の夕べ会場に展示し、

その後、被災地熊本に送り、展示・贈呈される予定です。

また、光の箱ワークショップ会場(千代田区役所)と

千代田区納涼の夕べ会場(千鳥ケ淵)には「くまモン募金箱」も設置されます。

 

光の箱は30センチ辺ほどの長方形の箱にフィルムを張り、

光の乱反射によって模様が変化する、とてもきれいな作品です。

(映像の1分くらいのところをご参考下さい)

スクリーンショット 2016-06-16 10.20.52 スクリーンショット 2016-06-16 10.21.00

 

いま、このワークショップの参加者を募集しています。

開催は、6月24日(土)25日(日)で、参加は無料。

事前の申し込みが必要で、締切は6月21日(火)です。

詳しいことは、下記のホームページをご覧下さい。

http://www.illuminat.co.jp/LO%5Fofficial/

flyer_hikarinohako

 

私も予定が合えば会場にお邪魔しようと思っています。

 

先日も震度5弱の余震が起きた熊本。

被災地熊本・大分では、またまだ厳しい生活をお送りの被災者の方が大勢いらっしゃいます。

心からお見舞い申し上げると同時に、普段の生活が一日でもはやく戻ることを願います。

そして私も、できる限りのことを続けて行きます。

 

 

UNITED WAVES 合同会社

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