いつの頃からか、ラジオのパーソナリティになりたいなと思っていました(^^)
初めて意識したのは中学生の頃だったように記憶しています。
ただそれまでも、放送ということには興味があり、
小中学校では放送委員会なるものの担当をしていました。
そして高校の放送部に入ったことで、それは決定的になりました。
高校時代のお話は、またいずれ。
大学卒業後、NHKの関連制作会社に所属し、
1時間の生放送のFM番組のパーソナリティを担当できることになりました。
隔週でしたが月〜金の毎日。九州沖縄に向けての放送で、
毎日毎日、様々なアーティストにインタビューし、リスナーさんからのお便りをもらい、
まさに私が夢見ていたお仕事でした♪
しかも最初は3年の契約と言われたいたのが、
聴衆率が上がったこともあるのか有り難いことに8年もの長きに渡り担当させて頂きました。
*ラジオで喋っている写真って無いことが判明。。。
ラジオ以外にもナレーションや司会も数多く担当させて頂いていました(^^)
(高専ロボコン九州ブロック大会ナレーション)
(NHK総合「九州の至宝」ナレーション)
それでも失敗は数えきれないほど。
特に入った当初の23歳くらいの頃は、それまでやってきた自信とできない自分との葛藤の日々でしたし、
今思えば、若気の至りでもあるのですが、恥ずかしい失敗は山ほどです(^^;)
あるリスナーさんからのメッセージを読んだときのことです。
メッセージは放送前に全て準備をしていますが、
「夕餉(ゆうげ)」という漢字を間違えて読んだのです(~ ~;)
読みながら「あれ?これって・・・『ゆうしょく?』」そんなことを思いながら、
そう読んでしまった私。。。
生放送なので言ってしまえば、取り消すことはできません(> <)
しかもそのメッセージは、私の手元にしか無いので
スタジオにいる誰かが間違いに気づいて教えてくれることも無いのです。
その後、そのメッセージをくれたリスナーさんから
「夕餉」程度の漢字が読めないなんてパーソナリティなんて辞めた方がいい。
そういう厳しいお便りを頂きました。
反論する余地も無く今でも心に強く残っています。
もし私が、当時の私の先輩だったなら、きっとこう言って叱ることでしょう。
「事前に準備をする時間があるのだから、疑問に思ったことは先に調べなさい!」と。
当然なのです。
不安な漢字はもちろんですが、地名や名前・固有名詞など、
自分が思っていることと違うことって案外多いものです。
例えば、◯◯町は「まち」と読むのか「ちょう」と読むのか。
山﨑さんは「やまざき」か「やまさき」か。
佳子さんは「けいこ」か「よしこ」か「かこ」か。
ちなみに福岡に席田と書く地名がありますが「むしろだ」と読みます。
高校時代は知らずにというより「せきた」だと信じて、そうアナウンスしたことがありました。
当時の先輩からのアドバイスもあり、
その後は、広辞苑が入った電子辞書を常に持ち歩いて、スタジオにも持ち込んでいました。
知らないことや不安なことは必ず確認をするというのは、
話す仕事に限らずどんな仕事でも当てはまります。
「自分では◯◯だと思っていました。」というのは、正解ではないのです。
調べて分かることや人に聞いて確認できる正解は、怠らずに対処することが必要です。
「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。」そんなことわざがあります。
少し違いますが、ダメダメだった私は
「聞くは一時の恥。聞かぬは他者に迷惑。プロ失格」だと学んだのです☆
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