ダメダメだった私の話〜放送局時代② 言葉の力

「言ってはいけない。言ってはいけない。」

そう心の中で念じながら、リスナーさんのメッセージを手に生放送に♪

 

何を言ってはいけないか?

それは・・・

 

リスナーさんからのメッセージに添えられていたリクエスト曲のタイトル☆

「裸足の季節」のリクエストでしたが、

メッセージには「裸の季節」と書かれていていたのです(^^;)

 

メッセージは手書きだったので、その上から書き直すのも申し訳ないので、

絶対に!絶対に!間違えないように!

曲紹介をしようと心に決めて生放送に臨みました☆

 

 

収録スタジオ

*スタジオはイメージです☆

 

 

「言ってはいけない。言ってはいけない。・・・」

心の中で唱えた呪文も空しく

 

「それでは頂いたリクエスト曲です。松田聖子さんで『はだかの季節』・・・

失礼しました!『裸足の季節』」

 

 

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なんともまあ、穴があったら入りたい!そんな失敗(~ ~;)

今だから笑って話すこともできますが、

当時はもう恥ずかしさでいっぱいでその後の放送をどうやって乗り切ったか覚えていません。。。

 

 

「言ってはいけない。言ってはいけない。」という具合に

「◯◯してはいけない。」

これって、みなさんもよく使うフレーズではないでしょうか?

 

この「◯◯しないように」という言い方は、してはいけない事が潜在意識にインプットされてしまい

してはないけないことを行なってしまうという心理的要素があるんです。

 

ナレーション収録の時も経験がありますが、

「焦らないでいいからね。」と優しい言葉をかけられ、

自分でも「焦らない。焦らない。」と心で言っているとなぜかミスを繰り返したり。

「間違えないように」と言えば間違ってしまうことって多々あります。

 

間違いや言葉に詰まることは、この後ももまだまだ続き、

それが本当に解消できるようになったのは東京で仕事を始めてから。

そのお話はまた改めて・・・

 

ただ、言葉の持つ力は計り知れません。

ちょっとした言い回しで人の行動に影響するのですから。

自分への声かけもですが、人に声をかけるときもぜひ気をつけてみて下さいね☆

 

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