前回のThe Day Project Meeting in 南阿蘇村 vol.1の
プログラムの続きです
前回はこちら↓
http://united-waves.jp/wp/2017/04/20/day-project-meeting-南阿蘇村-vol-1-紹介第1回/
こんにちは。
フリーアナウンサー
話し方講師・コミュニケーションコンサルタント
三島 澄恵です。
ブログをご覧くださりありがとうございます❣️
早速、プログラム後半の続きを。
ここからも南阿蘇村への想い溢れる作品が次々と発表されました
VTRメッセージ 行定勲監督
行定勲監督は熊本県生まれ。
熊本県を舞台した映画「うつくしいひと」は震災前の作品。
そして、熊本地震が発生し大きな被害を受けた同県の復興に向けて、
熊本城や阿蘇大橋、阿蘇神社、益城町など被災地で撮影した第二作
「うつくしいひと サバ?」が今春公開されました。
また、南阿蘇ラブレターアワードの特別審査員をされるなど、
熊本と深い繋がりのある行定監督からの温かいメッセージでした。
河瀬直美監督『阿蘇の光』
河瀬監督はカンヌ国際映画祭で数々の賞を受賞されていて、
日本人では最も多く出品されています。
最新作の映画「光」は、
第70回カンヌ国際映画祭の最優秀賞を競う
コンペティション部門に選出されていて、
その報告もイベント中に行いました。
その作品タイトルを受け継いだ「阿蘇の光」と
河瀬さんからのメッセージが上映されました。
「阿蘇の光」では、南阿蘇村に暮らす70代の男性と
10代の男女の想いをドキュメーンタリーで描かれていました。
岩切卓士さん『一瞬。』 演奏:たつのすけさん、スティング宮本さん
岩切さんは南阿蘇を訪れ、村の人たちの笑顔を撮影。
なんと1万回ものシャッターを切り、250人の笑顔を一瞬の一枚に残されました。
その画像を動画編集し、音楽は生演奏。作曲はたつのすけさん。
映像で流れる笑顔。
その笑顔は南阿蘇を愛してやまない人たちの想いが伝わってくるものでした。
撮影された写真はポスターとして会場内に掲示。
思い出に持ち帰ってもらえるようにと、岩切さんが準備してくださっていました。
長野良市さん『ゼロの阿蘇〜南阿蘇の震災〜』
長野さんは地元の写真家。
南阿蘇をずっとずっと見続けて来られたお一人です。
その長野さんが取り続けてきた震災前の南阿蘇、そして震災後の南阿蘇。
そこには、地元の人だからこそ収められる
南阿蘇、そこで生きるたちの姿が溢れていました。
手話スピーチ 井 麻優香(い まゆか)さん
阿蘇中央高校の井 麻優香さんの手話スピーチ。
「第33回全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」で全国1位となり、
その手話スピーチを披露してくださいました。
震災当時の鬼気迫る様子やその後の家族との現実と絆。
手話と言葉、そして高校生の感性から伝わってくる震災と震災後の生活は、
とてもとても心が締め付けられるものでした。
小室等・こむろゆいさん、和合亮一さん『南阿蘇へ届ける言葉と歌』
写真上が、小室等さんとこむろ ゆいさん。
写真下が、和合亮一さん。
会の締めくくりは「南阿蘇に届ける言葉と歌」と題して、
この会の日のために生まれた詩と音楽が披露されました。
和合亮一さんは福島ご出身。
2011年の東日本大震災後に、
Twitterで「詩の礫」と題した連作を発表し続けていらっしゃいます。
そして、熊本地震の時も。
その和合さんの2編の詩に、曲をつけてくださったのが
シンガーソングライターの小室等さん。
日本のフォークソングの先駆者である小室さん。
和合さんの詩に小室さんの曲がつくことで、
さらに詩が深く深く心に響いてきました。
当日は、シンガーのこむろゆいさんの柔らかな声も入り、
さらに深い感動を与えていただきました
この小室さんの曲ですが、
一度、東京で打ち合わせをさせていただいた時に
2編のうちの1編につけたできたばかりのデモ版を聞かせていただきました。
その時も、自然と涙がこぼれてきて、
心がキューっと締め付けられるものの温かい気持ちになりました。
機会があれば、みなさんにも聞いていただきたいな〜と思います
さて、この会の続きはまだ終わりではありませんよ。
次回はフィナーレの様子を綴らせていただきます
想いが繋がる世の中に。
日日是好日(にちにちこれこうじつ)
UNITED WAVES 合同会社
音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。
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