こんにちはフリーアナウンサーの三島澄恵です。
昨日から、TEDxKyotoでの貴重な経験を綴らせて頂いています。
このTEDxKyotに登壇された一般財団法人ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(以下:USF)代表理事の諸橋寛子さんのスピーチトレーニングの担当をさせて頂きました。
イベントは11月4日。
諸橋さんからご連絡を頂いたのが7月だったので、約4ヶ月もの間、関わらせて頂いたことになります。
実は諸橋さんは、2015年に一度、スピーチトレーニングのご依頼を頂き、4回に渡るトレーニングをさせて頂いたのが始まりです。
もともと大手スポーツ関連企業(現在はホールディングス)の経営者でもあるので、人前で話す機会は多かったようですが、財団を設立されてからは日本国内のみならず、海外で話すことも多くなったようで、話し方を学びたいと考えていらしたようです。
私が、諸橋さんが人前で話されている姿を初めて見たのは、諸橋さんが代表を務めるUSF主催のチャリティーセミナーでの挨拶でした。
USF設立のきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災。
福島では原発事故の影響で子供達が外で遊ぶことができず、その状況をなんとかしたいというところから、諸橋さんの財団の活動がスタートしました。
セミナーに先立って、主催者代表の諸橋さんの挨拶では、財団の設立経緯や福島の現状、子供達の切実な想いが話され、とても心が痛むものでした。
挨拶の内容がとても伝わってきただけに、その分、話し方でもったいないと感じたことがあり、お礼を兼ねて、セミナーの挨拶を聞いた感想を、私は厚かましくもメールでお送りしました。
・言葉の間に「え~」を挟むクセがある
・若干早口に感じられ、間が少ない
・メリハリや緩急が少なく読んでいる印象
・マイクを活用すると声が通る
など、今思い返せば、よくもまあ、こんなメールをお送りしたなと、自分の無謀さに驚くばかりですが。。。
セミナーの前に名刺交換をした際、私の名刺に記していた「話し方講師」という肩書きをご覧になり、諸橋さんは「話し方を学びたいと思っているの!」とおっしゃったので、余計なお世話ならぬ、お節介をしてしまったのです。
普通は初めて会った人間から、いきなりのアドバイスをメールで送られたら、不快感を持つことの方が多いのではないかと思うのですが、諸橋さんは違いました。
私のメールを受け止めて、トレーニングを決められたのです。
メールをお送りしたのが2014年12月5日で、その日にすぐ返信があり、翌月1月8日からトレーニングをするという即断即決の諸橋さんの姿を見て、私は大きな驚きと、それ以上に、人のアドバイスを受け止め、すぐに動くという姿勢を学びました。
TEDxKyotoの時もそうです。
諸橋さんの学ぶ力と身につける驚異のスピードに、私は逆に多くのことを学ぶことになります。
諸橋寛子さんのTEDxKyotoでの発表の様子。
ご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。
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