昨日から、私が話し方をどう身につけてきたかを順序立てて綴っています。
最初は発声と発音からトレーニングを始めたと、昨日のブログではお伝えしました。こちらをご覧ください↓
今日は、苦手なサ行とタ行をどうやってトレーニングしたかのお話です。
発音の中でも、サ行・タ行に加え、ラ行が苦手な人は多いです。その他、カ行も。ちなみにカ行は、小さいお子さんの中には舌の使い方がわからず、カ行をタ行で発音して悩みを持つ保護者の方もいらっしゃいます。しかし、多くの場合は小学校に通い始める頃か、1〜2年生のうちに発音できるようになります。
本題のサ・タ・ラ行です。そのどれもが舌の使い方がポイントで、舌の筋肉が関係しています。ここではラ行を例えに出しますが、ラ行の発音の際、舌先は上の歯茎のあたりにつけ、弾いた時に音が出ます。
この時に、舌をしっかりと弾けなければ曖昧な音にります。舌を弾くには、舌の筋力が欠かせないのです。
当時私は、レロレロレロという発音を繰り返したり、「ラレリルレロラロ・ラレリルレロラロ・ラレリルレロラロ・ラリルレロ・ラリルレロ・ラリルレロ」を1セットで何度も繰り返したりしていました。
いずれも、一息が続くまでを1セットとして行います。時間にすると、30秒程度を目安に1セットを3セットですが、最初は10秒くらいで息が続かない人もいると思います。できる長さから始めて、少しずつ長い息を保ってください。
サ行とタ行が苦手なのに、ラ行?と思う人も多いと思いますが、ラ行は舌筋が鍛えられ、他の行の発音も良くなります。もちろん、サ行・タ行も、「サセシスセソサソ・タテチツテトタト」や早口言葉も練習しました。
ここで重要なのは、まずは発音できるスピードで行い、それに慣れてきたらスピードアップすることです。単に早く言うことを目的にするだけでは、舌の筋肉は鍛えられません。明瞭に発音できていることを確認することが重要です。
最初は、舌が思うように動かず、上手く発音できずにもどかしさを感じると思います。それは、今まで意識して使っていない舌筋だからです。腕や足の筋力と同じで、日々のトレーニングが力になります。
「筋肉は裏切らないならぬ、舌筋は裏切らない!」ですよ。
(「今日は」〜834文字)
*このブログは、1分で話せる文字数300〜350文字を目安に綴っていますが、今日は834文字で、2分40〜50秒前後で話せる文字数です。
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