「ハラスメント」という言葉。
いまではドラマのタイトルになるほど一般化しています。
ハラスメントとは様々な場面での嫌がらせやイジメのことですが、
本人に悪気が無くても受け取った側がそう感じてしまうことでも生じます。
実際、研修先の企業でも
「どこまでがハラスメントなんでしょうね?」と尋ねられることがあります。
あなたの想いをカタチにするお手伝いを。
Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)
私自身、あれはハラスメントだったな〜と感じる出来事は多々あります
特に、男性からの女性蔑視に関しては人一倍強く感じていたかもしれません
まだ私が大学生の頃だったと記憶しています。
私はその頃から話す仕事に就きたいと思っていましたが、
ある時、こんなことを言われたことがあります。
「あなたがなりたいと思っているようなアナウンサーやリポーターは、
20代の若いうちだけなんだから、そんなのは諦めて早く結婚した方が幸せだよ。」
その時、私は心の中で悔しさと悲しさと絶望を感じつつも、
「そんなこと、余計なお世話!」と怒りを覚え
「あなたの言う通りにはならない!」という気持ちになったものです
実はこう私に言ったのは、教頭先生を務めたほどの学校の先生です。
当時、60歳位(今は80歳近い)の方なので、
女性が働くということへの考え方が今とは大きく違っていて
女性は結婚をし、子どもを生み育て、いい家庭を築いて行くことが幸せなのだ
という考えが根強かったのでしょうし、
その先生なりに私のことを心配しての言葉だったのだと思っています。
しかし今ではこういう発言をすれば
本人が良かれと思ってアドバイスしたとしても「ハラスメント」と言われるでしょうし、
学校の先生が言ったとなれば、さらに問題視されることでしょう。
そして大なり小なり、こういう言葉のハラスメントは今でも様々な場面で起きていることだと思います。
私は放送局で長年仕事をしたことで、自分が発する言葉への責任を学んできました。
特にFMラジオでのフリートーク番組の担当だったこともあり、
台本が無い故に、その場で言葉を口にして行くことは怖いなと感じていた日々です。
今でも、言葉を発する時は様々なことが頭を巡ります。
言葉や行動はその人が育ってきた教育や家庭環境。時代背景や置かれている立場。
そういう様々な要因が身体と心に染み付いて思考となり表現されます。
そのためまずは、「相手と自分は違う」ということを意識してみてはいかがでしょうか?
そうすれば良かれと思って言ったことで相手が傷つくこともあることや
相手が悪気無く言ったことに、必要以上に傷つくことは減ると思いますよ
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