リーダーの感情は伝染する!?

 

ブログをご覧くださりありがとうございます。

フリーアナウンサー

キャリアコンサルタント の三島澄恵です。

組織を強くする質の高いコミュニケーションをテーマに

様々な視点からお伝えしています。

 

 

研修では、役員や管理職、店長のみなさんなどの

トップリーダーやリーダー研修も多くご依頼をいただいています。

その中で、リーダーの感情が周りに伝染するというお話をしています。

 

感情が伝染するということ。

みなさんも経験があるのではないでしょう?

 

何かのグループやチームの中で、

リーダー的存在の人の機嫌が悪い時、

周りにいるあなたもなんだか不機嫌な気持ちになったり、

なんとなく、心地悪いそんな気持ちになったりしたことはありませんか?

 

アメリカで感情の伝わり方を測定する実験が行われました。

数百人の参加者を集め前向きなリーダーの講演を見た場合と、

前向きな感情のスコアが低いリーダーの講演を見た場合で

どのような気分の変化が生まれたかを調べたものです。

 

結果は、前向きなリーダーの講演を見た人の方が

前向きな感情スコアが低いリーダの講演を見た人よりも

前向きな気分になりました。

(ここでいう前向きな感情というのは、情熱、熱意、興奮、楽観性など)

 

これは心理学の実験ですが、

もう一つ私たちの脳に備わっている神経細胞も影響していると言われています。

その神経細胞は、ミラーニューロンと言われるものです。

 

私たちは、相手の表情などを真似することで

相手の心を知ろうとするミラーニューロンという脳の神経細胞を持っています。

相手が悲しい顔をしていれば悲しい顔に、

喜んでいてれば喜んだ顔に、

怒っているときは怒っている顔に、

相手の表情を真似してしまいます。

これは私たちが意識する前に起こっていることです。

 

このミラーニューロンの働きを考えると、

影響力の強い人の表情や行動を

周囲の人は気づかないうちに真似をして

同じ感情を味わっている可能性が高いのです。

 

私自身、司会や講師を務める時に前向きな感情を心がけています。

時々あるのは、私に観客や受講者の緊張感が伝染してしまうのか、

なんとなく自分に元気が無いなと感じることです。

そういう日は、終わった後に、いまひとつ手応えが感じられないというか、

滞りなく終わってはいるものの、熱量の違いを感じることがあるのです。

 

それゆえ、司会や講師を務める時は、

いつも以上に、自分の前向きな感情を表現し、保つようにしています。

私が発するもので、目の前にいる人たちに影響を与えることを実感しているかです。

 

 

もしあなたが、会社や部署のリーダーであるなら、

あなたの感情は周囲へどのような影響を与えているでしょうか?

コミュニケーション豊かなより良い会社づくり、チームづくりを目指すには、

リーダーであるあなた自身がどのようにいるかが鍵なのかもしれませんよ。

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

コミュニケーションについての質問などありましたら

お気軽にコメントください。

 

 

三島澄恵プロフィールはこちらをご覧ください。

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人が育つ聞き方

ブログをご覧くださりありがとうございます。 フリーアナウンサーの三島澄恵です。 組織を強くする質の高いコミュニケーションをテーマに 様々な視点からお伝えしています。   7年ほど前から、 「聞き方」についての研修を行うことが多くなり、 「人が育つ聞き方」をベースにプログラムを提供しています。   聞くことがなぜ必要か?   経営者の方にお話を伺うと、 「自ら考えて行動する人材を育てたい」とおっしゃることが多いです。 しかし私が知る限りは 「自分で考える」ここをおろそかにしている企業が多いように思います。 自分で考えるには、 それを行うための時間と 的確な質問と寄り添って聞くことができる そんなリーダーが必要です。   トップリーダーである経営者の方を含め、 管理職や店長などの企業内のリーダーの人たちは、 「伝えることで相手を変えよう。」と考えている人が多いようです。 しかし残念ながら、伝えることだけでは人は成長できないものです。     私は20代半ばの頃からカウンセリングを受け始めました。 過度なダイエットや仕事のストレスで心が疲弊し、 普通に食事を摂ることが難しくなっていたからです。 最初は大学病院に行きましたが、なんとなくしっくりこず、 その後、民間のセラピストの先生に出会い十数年通いました。   セラピストの先生は、一切、私に指示することはありません。 私が感じている課題、 私がそれに対してどうして行きたいのか? それらをじっくりと聞いてくれます。   不思議なもので、セラピストの先生に質問され、 自分の内側で考え、言葉にして行くと、 自分の中でもやもやしていたものが整理され、 さらには、前向きな気持ちがコンコンと湧き上がってくるのです。 わずか1時間半程のセラピーでしたが、 私は少しずつ変わって行きました。   人に話を聞いてもらう。 単に聞いてもらうのではなく、 自分の中で考える時間をもらい、 答えを出せるように導いてもらいながら聞いてもらうことで、 人は大きく変化をして行きます。   しかし残念なことに私たちの多くは、 そのような聞き方をしてもらうことが少ないものです、   まずは、誰かに自分の話を聞いてもらい、 本当の意味で聞くということが、 どういうことかを体感することをおすすめします。 それだけでも、今までの聞き方が変わると思いますよ。   最後まで読んでくださりありがとうございます。 コミュニケーションについての質問などありましたら お気軽にコメントください。     三島澄恵プロフィールはこちらをご覧ください。 http://united-waves.jp/about.html    

失敗を成長につなげるには?

 

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フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

仕事始めの方が多い月曜日。

「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

様々な視点からお伝えしています。

 

今週は私の若い頃の話をさせて頂きます。

この時期は、新入社員研修を担当する機会も多くあり、

若い人のエネルギーを、私自身が頂いています。

そして、同じ頃の自分を思い出す良い機会になっています。

 

私が、放送局の仕事に初めて着いたのが23歳の年。

今思い返せば、若気の至りというような

恥ずかしく思うことがたくさんあります。

 

その一つ。

50分のラジオ番組でのこと。

生放送の番組でしたが、

初回だけは事前録音をして放送することになりました。

 

当時は、6ミリテープで録音していました。

写真はイメージです。

 

放送局の物は、もっと大きいデッキでしたが、

作りとしては同じです。

左側にテープをセットして、右側のリールに巻きつけて使います。

 

私は高校時代、放送部でオープンデッキを使っていたので

テープの準備は率先して行いました。

収録用のテープを左側にセットして、

右側のリールにテープをかけて準備完了!!

 

そこから、50分間は生放送さながらに、

先輩のパーソナリティと楽しくも緊張の時間を過ごし

録音終了!!

 

収録後、きちんと収録ができているか、

6ミリテープの3点チェックを行います。

3点チェックとは、テープの最初、途中、終わりに

きちんと音が入っているかを確認するものです。

 

すると・・・音が聞こえてこない・・・

3箇所どころか、どこをチェックしても音が聞こえてこない・・・

音響技術のスタッフさんも大慌て!!

 

マイクを再度チェック、

音響卓のフェーダーもチェック、

機材のどこにも問題はないのに、なぜ?????

 

 

そして、よくよく確認すると、

なんとテープの裏表逆にセットされていることが発覚!!

私がセットするときに、

テープを1箇所ねじって張ってしまっていたのです。

 

 

6ミリテープは、音を記録する面が決まっています。

その面とは逆の面が向いていたことで、

結果、収録ができていなかったんです。

 

申し訳ない気持ちと恥ずかしさで一杯になり、

ものすごく落ち込んだことを、今でもはっきりと覚えています。

 

けれどその時、先輩も音響技術のスタッフさんも

誰1人として、私を責める人はいませんでした。

 

笑いながら、

「今のは練習練習。これから本番ね!」

そう言ってくれ救われたことを覚えています。

 

できることを進んでやろう!

新人だけど役に立ちたい!

 

そんな気持ちで、自ら進んで取り組むようにしていましたが、

こんな凡ミスから、私の放送局時代は始まりました。

 

他にもたくさんの失敗があり、

今思い出しても、穴があったら入りたいくらい

恥ずかしいことも数知れず。。。

 

それでも、温かく育ててくれた周囲の人のおかげで

8年もの間、レギュラー番組を担当することができ、

そして、今もなおフリーアナウンサーとして、

仕事を続けることができています。

 

失敗したときに、

私は職場で、あまり厳しく叱られた記憶はありません。

 

それよりもどちらかといえば、

「大丈夫、大丈夫。次から気をつけようね。」

「全員で気をつけないといけないね。」や、

失敗後に、自分なりに気付いたとき

「そうそう、そういうことだ。」と

優しく諭してくれたりと、

そういう上司や先輩・同僚・後輩に恵まれてきました。

 

おかげで、自分で考えて動ける力を磨けたように感じています。

その経験やその後の教育機関での経験から、

私は教えるときに「見守る」ということを意識しています。

 

企業では、「自ら考えて行動できる」

そんな人材に育って欲しいと考えていることだと思いますが、

指示が多すぎたり、

失敗したときに責めてしまったり、

感情的に怒ってしまったりなどすると

指示待ち人間を作ってしまうことになりかねません。

(もちろん、個々の性格に合わせて対応することが基本です。)

 

失敗したときこそ成長のチャンス。

それは本人だけでなく、

周囲の人がどう接するかも鍵を握っています。

 

新しい風が吹き込んでいる今の時期。

改めて、指導の仕方を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

コミュニケーションについての質問などありましたら

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強い組織のリーダーとは?

 

 

ブログをご覧くださりありがとうございます。

フリーアナウンサー 三島澄恵です。

 

 

今回から「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

毎週月曜日に、様々な角度からお伝えして行きます。

 

最初は「強い組織のリーダとは?」を

私なりに考え、綴って行きます。

 

箱根駅伝をご覧になった方も多いと思います。

今年も、青山学院大学が総合優勝し、

4連覇を果たしました。

往路では、東洋大学が優勝し、青山学院は2位。

その差44秒との開きがあり、

今年の青山学院の総合優勝は

かなり厳しいのかなと思いながら観戦していました。

 

 

青山学院大学を強豪校に導いたのは、

原監督の指導にあるのもご存知の通り。

その指導法や考え方などもテレビや雑誌などで紹介されています。

 

強い組織・強いチームには、

やはりそれを導く素晴らしいリーダーであり指導者が存在します。

しかし、そのリーダーが変わると、

その強さは崩れ去って行きます。

もちろん、リーダーが変わる前に

次のリーダーを育てている場合は違います。

それでも、強い組織を作ってきたリーダーと

同じ結果が出せるかというと

それは、必ずしもそうだと言えないものです。

 

私自身、そういう経験をしてきた1人です。

 

私は高校時代、放送部に所属していました。

その放送部は全国的にも非常に有名な学校で、

全国大会の出場は何十年連続で出場したかもわからないほど

当たり前のことになっていました。

 

運動部と比べて、文化部の全国大会は

楽に出られるのではないかと思う方もいるかもしれませんが、

全くそんなことはありません。

 

特に私がいた福岡は、地区大会から県大会に勝ち上がり

アナウンス・朗読それぞれの部門で

6人のみが全国大会に出場できるとても狭き門だったのです。

 

そして全国大会では、各県でしのぎを削った代表者が競います。

準々決勝→準決勝→決勝と進み、

決勝に残った10名のみがNHKホールで発表できます。

私は高校二年生の時に、

全国大会のアナウンス部門で2位をいただきました。

全国6600人ほどが参加した中での2位だったことを思い返すと、

「すごいことだったんだな。」と自分で思ってしまうほどですが、

その指導をしてくれた放送部の顧問の先生(恩師)の力を

この歳になり、とても強く感じています。

 

 

一人一人の個性をきちんと見て、

一人一人に合った声かけや指導をし、

いつも試行錯誤していた姿を思い出します。

しかし、その恩師が亡くなってから、

放送部は全国大会出場さえも難しくなってしまいました。

 

 

高校の部活動の話ではありますが、

社会で働くみなさんも、

実際、トップに立つ人やリーダーが変わると

結果が変わっていくという経験をした人は多いのではないでしょうか?

 

 

とはいえ、リーダーが変わりすぐに成果が出るわけではありません。

青山学院大学の原監督もテレビのインタビューで

「本当の意味で成果が出るのに10年かかった。」

というようなことを話されていた記憶があります。

 

10年と聞くと、

流れの速いこの時代では遅すぎると思う人も多いでしょうが、

10年前からの一つ一つの積み重ねが、今を生み出してくれます。

10年前にいた人が、今に関わっていなくても、

10年分の仲間が築き上げてきた力が結果を生んでいきます。

 

組織が強くなるには10年なのかもしれませんが、

人が成長し、結果が出るには、私は3年かかると感じています。

私もまた、中高一貫校で生徒を指導していた時期があります。

個人差はありますが、それぞれが成長していく姿を見てきました。

そしてそれが、次の世代にバトンタッチされ、

その積み重ねで、チームは次第に強くなっていくことを

目の当たりにしてきました。

 

1年目に種を蒔き、

2年目に芽が出て、

3年目に花が咲く。

その個人の花が咲き続けて、

毎年増えることで、綺麗な花畑が生まれます。

 

そして、それをできるかどうかが、

トップやリーダーの導き方にかかっているのではないかと思うのです。

 

「部下が思ったように動かない」

「部下が話を聞いていない」

「うまくいかないのは部下ができないから」

 

企業研修に行くと、よく聞く意見です。

 

自分はやれているのに。

自分はやっているのに。

その気持ちがわからないわけではありません。

様々な工夫を凝らしてもうまく行かないこともあるでしょう。

 

しかし、まずは

「自分自身はどうなのか?」

 

ここを見つめ続けることできるリーダーであるかどうかが、

周囲の人を成長させ、組織を強くする力になるのだと実感しています。

 

私もまた研修講師として人を導くことに携わる中で

「自分はどうすればいいのか?」いつも考え続けています。

 

では、トップやリーダーに必要なコミュニケーションとは何か?

それはまた、次回のブログでお伝えします。

 

三島澄恵プロフィールはこちらをご覧ください。

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三島澄恵の司会の裏技〜バインダーの選び方

 

台本を手元に持つ必要があるとき、

どうすればきれいに見えるかな〜と考えて見つけたのが

今使っているA5サイズのバインダーです

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタント

三島 澄恵です😊

ブログをご覧くださりありがとうございます❣️

 

 

バインダーを使うきっかけになったイベントは

今は亡き美容家の田中宥久子さんとのトークショーの時です。

造顔マッサージなどでご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

できるだけ見た目にきれいに台本を持ちたいと思ったことと、

何より、自分が使いやすい台本にしようと考えて、

文具店や雑貨店を歩き回って探しました

 

そのバインダーがこちら。(写真左)

写真右側はA4サイズのクリップボード。

 

 

 

 

バインダーは、リハーサルでの変更を加えたり、

順序を変えることも可能です。

しかも、急にアナウンスのコメントをお願いされた時も

2〜3枚余分にルーズリーフを挟んでおけばすぐにメモをすることができ、

どんなことにも対応できます。

 

 

 

 

 

私のバインダー台本を見た進行の人は、

みなさん口を揃えて、

「それ、いいですね!」とおっしゃってくださいます

 

 

バインダー選びのポイントは

 

・どちらか一方の手だけで持ちやすいサイズ

(私はA5にしています。)

 

・開閉がしやすいもの

(バインダーの素材によっては開閉がしづらいものがあります。)

 

・客席から見てスーマートに見える素材

(私は合成皮革のものを使っています。)

 

 

 

そんな様々なことを考慮して出会ったのが、

先ほど写真で紹介したバインダー。

 

値段は1500円程度でしたが、

かれこれ6年近く使っています。

 

そろそろ買い替えどきなので、

文具店や雑貨店で同じものを探したのですが、

どこにもない

 

もしかして製造中止になったのか。。。

そう思いながらネット検索で発見

 

これまで同様の黒のバインダーと

今回は白のバインダーを購入。

 

私の衣装は明るめのベージュや白系も多いので、

その際には、あまり目立たないようにと思い、

白のバインダーを準備することにしました。

 

 

さて、明日もこのバインダーを持ってイベントの司会です🎤

 

人前で話すというのは、とても緊張します。

準備をするというのはその緊張を少しでも和らげるためでもあるんです。

 

準備不足だと不安な気持ちになりませんか?

その不安が本番の緊張をより高めます。

 

司会でも

スピーチでも

プレゼンテーションでも

人前で話すときは

しっかりと準備を整えて臨んでみてくださいね

 

 

想いが繋がる世の中に。

日日是好日(にちにちこれこうじつ)

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

http://www.united-waves.jp

【業務内容】

コンサート・イベント・式典・放送に至るまで

企画制作から出演、

音響のプランニング・オペレーションまでトータルでお受け致します。

また、教育機関での経験もあり、

企業研修や学校などでの各種研修やセミナー・講演会も手がけています。

お気軽にご相談ください。

【研修プログラム一例】

・接客、電話応対研修

・経営者、管理職対象チーム作りのコミュニケーション研修

・想いが伝わる思考術

・スピーチトレーニング

・人前で想いを伝える話し方

 

三島澄恵の司会の裏技〜台本を貼っていく

 

先日は、日本映像事業協会主催の

特別功労会長賞の表彰式の司会を務めさせていただきました🎤

 

去年に続き2度目の司会。

表彰式は1時間ほどなんですが、

そのうちの30分ほどは、

受賞者36名の紹介コメントを読み続けるので

かなりの集中力が必要な司会です。

 

台本はとても読みやすく作ってあり本当に助かりました

その話はまたの機会に

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

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三島 澄恵です😊

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さて、前回のブログの続き。

いよいよ台本を貼っていく作業です。

 

 

私が使っているのはA5サイズのバインダー。

書類やポケットを多数のリングで固定するファイルです

 

A5のルーズリーフに台本の必要な部分を貼り付けて

それをバインダーにまとめて使っています。

 

写真は準備中の台本。

 

 

 

貼るときに注意しているのは次の点です。

 

・貼り間違いにとにかく注意

一つ一つを丁寧に、順序立てて貼っていくことが重要です。

切り貼りすると、どうしても間違いが起きやすいので

多少時間がかかっても確認をしながら貼っていくことです。

 

実は私、コメントを貼り忘れていたり、

ページを飛ばしていたりしたことがあり、

様々な失敗もしてきたのです。。。😭

だからこそ、特にここは強調します

 

・ステージに立っているときはページをめくらずに話せるように貼る。

一方の手にはマイク、一方の手には台本を持つことになります。

そのため、台本のページはできるだけめくらずにすませたいので、

進行をイメージしながら貼っていきます。

 

・貼り終えて、台本の原本を見ながら確認する

貼り終えてからの確認を必ず行います。

その際、台本の原本を見ながら確認します。

進行の時間を書き込みながらしっかりと最終チェックを行います。

 

この3点を心がけながら

自分が使いやすい台本を完成させていきます。

 

バインダー台本は

準備段階から本番のイメージができます。

流れが頭に入っていればコメントも覚えやすく、

かつ本番の際も臨機応変に対応ができます。

 

みなさんそれぞれに台本準備の方法を持っていると思いますが、

このバインダー台本もおすすめですよ〜

 

次回はバインダー選びのポイントです

 

 

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・スピーチトレーニング

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良い声のためのトレーニング☆

 

昨日は良い声の作り方というタイトルで投稿しました。

そのポイントの1つとしてお話しした表情筋のトレーニング。

今日は、自宅で簡単にできるトレーニングをいくつかお話しします

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

私も司会の本番の日は、いつも以上に表情筋を動かすようにしています。

その理由は、緊張で筋肉が思うように動かなくなるからです。

しっかりと表情筋を使い筋肉を刺激しておくことで、

緊張状態でも言葉に詰まらずに話すことができます。

 

さて、そのトレーニングの中から2つ。

ご参考下さい。

 

まずひとつが「おわんで変顔トレーニング」

口周り、頬、目の周りまで使うことで顔全体の表情筋を刺激します。

 

「おわん」と声に出しながら10回繰り返します。

できれば、10回3セットほど行なって下さい。

かなりの変顔になるくらい大きく動かして下さい。

(私の変顔。すみません

 

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スクリーンショット 2016-07-05 22.34.03

 

これだけでも顔全体の筋肉が刺激され、頬のあたりが軽く感じると思いますよ

 

もう1つは早口言葉です。

早口言葉は早く言うことを意識する人もいると思いますが、

まずは、大きく口を動かして、明瞭に言葉が言えることを意識しましょう。

特に母音であるア行は発音の上で重要です。

下のア行の早口言葉を口を大きく開けて言ってみましょう。

最初はゆっくりで構いません。一音一音を明瞭に出すことを意識して下さい。

20秒くらいかけて言ってみましょう。

その速度で明瞭に言えることを確認したら、少しずつ早くして下さい。

私は3度ほど速度を変えてトレーニングします。

一番早い速度のときで、8秒ほどで下のア行の早口言葉を終えます。

ぜひ、挑戦してみて下さい

 

相生(あいおい)家葵(いえあおい)野葵(のあおい)

上野から魚河岸(うおがし)まで

絵姿になる江差追分(えさしおいわけ)

縁は異なもの

老いては負うた子に教えられ

鵜(う)が鮎を追い合う

お綾(あや)やお謝りなさい

 

 

たったこれだけですが、本当にきちんと行なうと顔が疲れたと感じると思います。

 

トレーニングは様々な方法がありますが今回は表情筋にスポットあてました

その理由は昨日の投稿をご覧下さい。

(→ http://united-waves.jp/wp/2016/07/04/良い声の作り方☆/

 

 

最後に、普段みなさんがどの程度口を動かしているかを知っておきましょう。

例えば「おはよう」というひと言を鏡を見ながら、いつも通り言ってみて下さい。

その際、口はどのくらい動いているでしょうか?

表情筋をどれだけ使っているでしょうか?

 

明石家さんまさんは、61歳であの顔の引き締まったお顔です。

きっと日々しゃべっていることが、その秘訣ではないかと感じています

 

使わない筋肉は衰えて行きます。

表情筋は普段の会話でも充分なトレーニングになります。

1日5分のトレーニングも加えながら声と表情を磨いて、

より生き生きと、あなたの想いを伝えて行きませんか?

 

 

 

輝く自分の姿を手に入れるために。

今日も日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

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・アンガーマネジメント入門講座

良い声の作り方☆

 

随分前ですが、お世話になっている制作会社の社長が、

私のボイスサンプルを音声専門の会社で分析したことがありました。

 

なんと結果は、人が聞きやすい声の数値だったそうで、私自身驚きました

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

聞きやすい声をどのように分析したのかというのは、

専門用語が多くていまひとつ理解ができなかったのですが、

その結果は、素直にうれしく自信に繋がっています。

 

元々私は頭のてっぺんから出ているようなキンキン声でした。

「発声練習で低い声を鍛えなさい。」という高校時代の放送部の恩師の言葉で、

できるだけ低い所の音を鍛えていると、今の声が鍛え上げられました。

 

今でも疲れが溜まっていたり、気持ちが高ぶって感情的になっていると

かなり高めの声で、硬い音になっていることを自分でも気づきます。

 

 

さて聞きやすい声の特徴のひとつとして

「3000Hz(ヘルツ)」あたりの周波数が出ていることと言われます。

 

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3000Hzというと、かなり高い音で実際は耳が痛くなるほどなのですが、

この周波数が出るのは、だいたいサ行の摩擦音が多いようです。

サ行がきれいに聞こえると全体がクリアに聞こえ、とても快活な印象になります。

 

どうすれば、この周波数の域が出やすくなるかと言うと、

一番簡単な方法は口角を上げること=笑顔です。

 

とはいえ、不自然に口角だけ上がっている笑顔だと、あまり良い印象は与えられません。

 

口角を無理に上げるのではなく、頬の筋肉を少し上げられるだけでも声の印象は大きく変わります。

その頬を少し上げてみて下さいとお伝えするものの、これがなかなか難しいようです

それは顔の筋肉が鍛えられていないからです。

 

顔には数多くの筋肉がありますが、普段の生活で必要最低限しか使っていません。

私も含め話し手のプロの人たちは日々トレーニングを重ねたり、

人前で話すことで自然に鍛えられています。

そのため、自然に顔の筋肉を使うことができます。

 

皆さんよくご存知のものまねタレントのコロッケさんは、

顔を自由自在に動かすことができます。

少し前ある女性誌では、

コロッケさんの顔もの真似を美容に取り入れた特集も組まれていたほどです。

 

 

表情筋を豊かに動かすことができれば声にも表情が生まれます。

しかし体の他の筋肉同様、顔の筋肉も使っていなければ衰える一方で、

自分が思うように動かすことは難しいのです。

 

発声や発音のトレーニングはスポーツ選手の基礎トレーニングと同じです。

良い声(聞きやすい声)を目指したいという人は、

表情筋を意識した発音トレーニングを1日5分でもいいのでおすすめします。

 

次回は自宅で簡単にできる発音+表情筋トレーニングの方法をいくつかお伝えします

 

日々の小さな積み重ねが大きな一歩へ。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

 

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40歳からの声づくり〜声帯を鍛えよう!〜

久々に東京に出てきたばかりの頃のブログを読んでいると、

今回ののど風邪(のどの痛みから発熱し声にまで影響したので、勝手にそう呼んでます)

と同じような症状で寝込んでいた時期がありました

 

あなたと大切な人の心をつなぐ。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

私はしゃべることでのどを潰したことは一度もありません。

どれだけ長期間、長時間しゃべっていても(歌っていても)

声が出なくなるようなことは、これまで一度たりともありません。

これは私の一番の自慢

 

とはいえはそれはそんな強い声帯に生んでくれた両親のおかげと、

小学2年生の頃に始めた剣道のおかげと、

高校時代の放送部のおかげだと思っています

 

 

けれど持って生まれたものがあったとしても、

トレーニングをしなければ声は育ちませんし、保つことは難しいのです。

 

声帯は、その周りにある筋肉によって動いています。

そのため他の筋肉と同様使わなければ衰えて行きます。

 

実は声と身体全体の力というのはとても深く結びついていて、

声が出にくくなると全身の力も出しにくくなるのです。

他にも嚥下(食物を飲みこむ)が困難になって、

のどに詰まらせたり、肺炎のきっかけになったりすることもあります。

 

声帯は使わなければ衰えて行きます。

歳を重ねてしゃべることが減ると、同様に声帯も衰えます。

そうしてそれが、身体全体の健康にも繋がるのです。

 

芸能人の方で、歳を重ねても、いつまでもお元気な人が多いのは

話す機会が多かったりするのはもちろん、

演じたり、歌ったりする為に発声トレーニングをされている方も多いからではないかと思います。

 

発声トレーニングは単に良い声を作る為だけでなく、

美容と健康のためにもおすすめです

 

定期的で、かつ気軽に発声トレーニングができるような場を今後考えています。

興味のある方はお気軽にご連絡ください

 

 

司会やナレーションのご依頼、

研修や講演のご相談など、お気軽にお問い合わせください

メール info@heartvoice.jo

過去のブログ→ http://heartvoice.sblo.jp
ホームページ→ http://heartvoice.jp

40歳からの声づくり〜休むことも大切な準備〜

喉の痛みから発熱。

さらにはがらがらでかすれ声

 

かれこれ十数日間、声の不調に悩まされ続けてきましたが、

ようやく本格的な回復に至りました

 

 

あなたと大切な人の心をつなぐ。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

 

今回はこれまでになく長引いた声の不調。

今までもインフルエンザや風邪で声が出づらくなったことはありますが、

これほど長引いたことやひどかった記憶はありません。

 

実は私、どれだけ声を出しても声をつぶしたことは一度も無く、

「私の声帯は強い!」そんな自負があったのです。

そのため、少々、喉のケアを怠っていたと今さらながら反省しています

 

以前、あるトップシンガーの担当音楽プロモーターさんに、こんな話しを聞いたことがあります。

 

「◯◯(トップシンガー)は、コンサートツアー中は移動中に限らずずっとマスクをしています。

さらには首元が冷えないようにマフラーのようなもので温めていますよ。

食事もスタッフと外に出ることは無くホテルの中ですませています。

風邪がうつったりして声が出なくならないようにということだと思います。

とにかく声を大切にしていますよ。」

 

様々なシンガーの方々と出会うことはありましたが、

これほど徹底した喉ケアの話しを聞き、とても驚いたものです。

 

けれどプロとしては、

当たり前のことなのかもしれないと今は強く思います。

 

歳を重ねるごとに、体調・睡眠・乾燥などが声にそのまま出ることを実感しています。

自分では大丈夫と思っていても、

睡眠不足だと頭の回転も鈍く、口や舌の動きも滑らかさを欠きます。

乾燥していると、高音がかすれ気味になり、どことなく乾いた声になります。

 

プロの方で無いにしても、

次の日に大切な挨拶や発表・プレゼンテーションや営業・接客を控えているときは、

前日に遅くまで無理するよりは、少し早めに休むこともおすすめです

 

ちなみに私の経験上、寝不足の日は呼吸が浅くなり、心拍も早くなるようです。

そうすると、普段よりも緊張しやすい状態になります。

休むことも大切な準備の1つです

 

 

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