現実味を持たせる話し方☆

 

「そこにいる赤ちゃんはいくつですか?何ヶ月?」

演説中に聴衆の中のお一人に声をかけコミュニケーションを図っていたのは

衆議院議員の小泉進次郎さん。

参議院選挙の応援演説のひとまくを報道番組で見ました

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

赤ちゃんを抱っこしていたのはおばあちゃんだったと思うのですが、

「◯ヶ月」という返答の後に小泉進次郎さんの話は続きます。

 

 

 

「◯ヶ月ですか。今の日本の平均寿命で考えると、

 その赤ちゃんが寿命をまっとうするのは2100年です。

 その時、この村はどうなっているでしょう?

 現在の村の人口は2700人。

 国の予測では2060年には660人になると言っています。」

 

このような感じで話が進んで行きました。

 

2100年のことを考える時に、それだけを言われてもなんとなく想像がつきにくいものです。

しかも自分が生きていることは無い時代を具体的に想像するというのは

現実味が薄れてしまいます。

 

そういう中で、将来を担う赤ちゃんを目の前にすると、

それまで遠い未来だったものが

急に身近に感じられ真剣に考えることができるようになります。

 

具体的な話。

かつ聞き手が自分のこととして捉えてイメージできる話。

現実味を持たせる話。

 

これは何も演説に限ったことではありません。

仕事で指導するときも、

プレゼンテーションをするときも、

親子で話をするときも、

どんな時にも役立つ話法です。

 

そのためには、相手のことをよく知り、

相手の立場になってじっくり考えることが第一歩です

 

話し上手な人ほど事前の準備を重ねています。

これもまた日々の積み重ね。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

http://www.united-waves.jp

【業務内容】

コンサート・イベント・式典・放送に至るまで

企画制作から出演、

音響のプランニング・オペレーションまでトータルでお受け致します。

また、教育機関での経験もあり、

企業研修や学校などでの各種研修やセミナー・講演会も手がけています。

お気軽にご相談ください。

【研修プログラム一例】

・コミュニケーション研修

・想いが伝わる思考術

・スピーチトレーニング

・アンガーマネジメント入門講座

体と心が喜ぶ感覚☆

 

 

今朝の東京は雨の音が心地よいものでした

久々に予定も無く、午前中は自宅でのんびりとヨガ。

いつもは30分程度ですが、今日は心と体が満足するまで約1時間。

たっぷりと味わいました

 

 

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ヨガのジムに通い始めて1年数ヶ月。

3ヶ月前くらいからは自宅でも30分程度行なうようにしています

自宅でヨガを始めた理由は、股関節の痛み対策です。

もともとそんなに体は硬い方では無いのですが、

年齢とともにでしょうか、最近は股関節が痛いな〜と感じていました

 

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ヨガのジムに行くと痛みが和らぐことがわかり、

自宅でも行なうようにしました。

すると1週間もすると痛みが出なくなりました

 

最近では股関節の痛みのためよりも、気持ちよさを感じられていて続けています。

 

 

時々忙しくてヨガをする時間がとれない日が続くと、

なんだか体が重たい感覚も分かってきました。

 

何よりそういう日の後に行なうヨガは、本当に気持ちいい

体が喜んでいることを強く感じます

 

ヨガは、呼吸と瞑想と運動が1つになっています。

呼吸が整えば心も体も整います。

瞑想をし心を落ち着かせ、全ての雑念を取り払うことで集中力が養われます。

呼吸と連動した運動は体のすみずみまでマッサージされているような感覚。

 

人前で話す仕事をしていると、

深い呼吸

体の柔軟性

何事にも惑わされない集中力と平常心の重要性を常に感じています。

ヨガはそれらを全てを整え鍛えてくれる要素を兼ね備えています。

 

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人前で話す機会が多い人や何かのプレッシャーを日々感じている人などは、

ヨガによる心と体の統一はおすすめです

 

目指す未来は今このときから。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

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・想いが伝わる思考術

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社労士さん納得のセミナー☆

 

先日、社会保険労務士(以下:社労士)さんと

社労士さんを目指す人たちに「想いが伝わる思考術セミナー」の2回目を行ないました

 

前回よりもさらに具体的な事例を交えてのワーク

大変好評でした

 

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こんにちは!

フリーアナウンサー

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労務のプロである社会保険労務士(以下:社労士)さんは、

企業で起きる様々な人事労務の問題に取り組んでいらっしゃいます。

特に「人」に関する課題はプロ中のプロ。

 

資格試験はとても難しく、去年の合格率はなんと3%だったとか

 

その社労士さんたちが納得してくださった研修が

「想いが伝わる思考術」

社内でありがちな事例を元に「どう伝えれば伝わるのか?」

その思考の方法と具体的な言葉のかけ方までをワークで行なうプログラムです。

 

例えば

・何度も同じ失敗をする社員に対してどう伝えるか?

・報告を怠る社員にどう伝えるか?

・依頼した資料作成の不備があったときどう伝えるか?

 

今までどう伝えてきたかを知った上で、

思考のポイントを踏まえて新しい伝え方を導き出して行きます。

 

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企業内のハラスメントやストレス対策はここ数年大きな課題です。

それはわずかな言葉の選びの間違いや価値観の違いから生まれ、

人間関係の大きな溝を作り、企業内のひずみに繋がって行きます。

 

さらに言葉かけは、スタッフのモチベーションを上げることも下げることもできます。

 

たった言葉。

されど言葉。

言葉の持つ力を最大限に生かし人と人を繋ぐプログラムが

「想いが伝わる思考術」です。

 

このプログラムの完成までには約4年の月日がかかりました。

伝え方というのは口調や話の聞き方も大切ですが、

どのような言葉を選び、どう組み立て伝えるかもとても重要です。

それは私自身が経験として肌身で感じてきたことです。

 

言葉選びや組み立ては表面的なことではなく、一人一人の心の奥に眠っています。

「それを導き出すための思考法(考え方)をお伝えしたい

その一心で作り上げたプログラムです。

 

今後、様々な企業で展開して行くことが決まっています。

興味のある方はお気軽にご連絡ください info@united-waves.jp

一人でも多くの方が大切な人と繋がるお手伝いになればと願っています

 

今このときがが未来を作って行く。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

 

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相手に合わせた伝え方☆

 

会社設立に伴い、個人事業の廃業届を税務署に提出してきました。

書類は先にプリントアウトして記入して行こうと準備したのですが、

名前や住所以外の箇所は、どのように記入すればいいか分からない

 

税務署で記入法を教えてもらおうと直接出向いてきました

 

 

こんにちは!

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税務署では私以外にも3〜4組の方々が様々な相談をなさっていました。

待っている間にそのやり取りが聞こえてくるのですが、

話がかみ合っていないやり取りが耳に入ってきました。

 

ある高齢の女性の所得税の相談。

税務署の人は何度も同じ説明を繰り返しているようで声にイライラを感じます。

相談している女性は、一生懸命に同じ質問を繰り返していて、こちらもイライラ。

 

話の内容の細かな点は不明ですが、

税務署の人は「何度も言っているのに、なんでわからない」という心の声が見え隠れ、

女性は「私が知りたいのはそういうことではなくて・・・」という心の声が見え隠れ。

 

「こういうコミュニケーションのズレって、よくあるよね〜

そんなことを考えながら担当者の方を待っていました。

 

 

さてさて私はというと。

とにかく書類の書き方が分からなかったので、その旨を伝えたのですが、

担当者の人は「で?」という感じで、こちらが聞かなければ何も教えてくれません

 

私は心の中で「え〜!どこをどう書いたら良いか教えてよ!」と思いつつも、

丁寧に、笑顔で

「初めてのことで、どう書いて良いかよく分からないんです。

書き方を教えて下さい。」ともう一度お願いするも、

「はぁ、それで?」という感じで、返答も無く。。。しかも貧乏揺すりが始まりました

 

「あ〜、(税務署の人)顔は穏やかにしているけど、

こんな簡単な質問にイライラしているんだろうな。」と

 

その後、1つ1つ細かに質問を重ねました。

「廃業日というのは、いつという決まりがあるんですか?」と聞くと、

これまた「は?」という顔。

 

「廃業日というのは、何かしらの規定があるんですか?

例えば、会社を興した日や個人での請求を止めた日とか。」と聞くと

ようやく「いえ、いつでも良いです。個人事業をしなくなった日です。」と。

 

このほか、

「青色申告はしなくなるんですが、これも提出書類が必要ですよね?」と聞くと

最初返事も何も無く、

「この青色申告を止める書類はウェブでは見つけられなくて、今手元に無いんです。」というと、

「では、書類を持ってきます。」と立ち上がって準備して下さいました。

 

税務署の人は、

「書類に書いてあるとおりに記入すればいいだけのことなのに。

なんでわからないんだろう?」という感じでしょうか。

 

私は「公的書類なので、きちんと届けないといけない」という想いがあり、

確認しながら正しく記入しようと直接税務署を訪れたのですが。。。

 

毎日のように基本的な説明をしている税務署の人は

「もっと、自分なりに説明を見て相談に来てくれ」と感じるのかもしれませんね。

しかも、その日に他に抱えている案件で忙しいければ、

私のような相談は早く終わらせたいでしょうし(^^;)

税務署の人の立場になれば、そうなる気持ちもわからないでもありません。

 

「もっと気を効かせて説明してよ〜!」という正直な想いの反面、

それを言った所で何の解決にもなりませんし、自分が余計にイライラするだけです。

 

今回のようなときは

人に合わせてもっと丁寧に質問を重ねること

そうすることで、私も相手も最小限のストレスですみます。

 

1を聞けば10答えてくれる人もいれば、

1を聞いて5の人もいて、

中には0や1の人もいます。

こちらが聞き方を変えさえすれば知りたい答えは必ず聞けます

 

 

 

コミュニケーションは日々の積み重ね。

素敵な繫がりの為に日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

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良い声のためのトレーニング☆

 

昨日は良い声の作り方というタイトルで投稿しました。

そのポイントの1つとしてお話しした表情筋のトレーニング。

今日は、自宅で簡単にできるトレーニングをいくつかお話しします

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

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私も司会の本番の日は、いつも以上に表情筋を動かすようにしています。

その理由は、緊張で筋肉が思うように動かなくなるからです。

しっかりと表情筋を使い筋肉を刺激しておくことで、

緊張状態でも言葉に詰まらずに話すことができます。

 

さて、そのトレーニングの中から2つ。

ご参考下さい。

 

まずひとつが「おわんで変顔トレーニング」

口周り、頬、目の周りまで使うことで顔全体の表情筋を刺激します。

 

「おわん」と声に出しながら10回繰り返します。

できれば、10回3セットほど行なって下さい。

かなりの変顔になるくらい大きく動かして下さい。

(私の変顔。すみません

 

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これだけでも顔全体の筋肉が刺激され、頬のあたりが軽く感じると思いますよ

 

もう1つは早口言葉です。

早口言葉は早く言うことを意識する人もいると思いますが、

まずは、大きく口を動かして、明瞭に言葉が言えることを意識しましょう。

特に母音であるア行は発音の上で重要です。

下のア行の早口言葉を口を大きく開けて言ってみましょう。

最初はゆっくりで構いません。一音一音を明瞭に出すことを意識して下さい。

20秒くらいかけて言ってみましょう。

その速度で明瞭に言えることを確認したら、少しずつ早くして下さい。

私は3度ほど速度を変えてトレーニングします。

一番早い速度のときで、8秒ほどで下のア行の早口言葉を終えます。

ぜひ、挑戦してみて下さい

 

相生(あいおい)家葵(いえあおい)野葵(のあおい)

上野から魚河岸(うおがし)まで

絵姿になる江差追分(えさしおいわけ)

縁は異なもの

老いては負うた子に教えられ

鵜(う)が鮎を追い合う

お綾(あや)やお謝りなさい

 

 

たったこれだけですが、本当にきちんと行なうと顔が疲れたと感じると思います。

 

トレーニングは様々な方法がありますが今回は表情筋にスポットあてました

その理由は昨日の投稿をご覧下さい。

(→ http://united-waves.jp/wp/2016/07/04/良い声の作り方☆/

 

 

最後に、普段みなさんがどの程度口を動かしているかを知っておきましょう。

例えば「おはよう」というひと言を鏡を見ながら、いつも通り言ってみて下さい。

その際、口はどのくらい動いているでしょうか?

表情筋をどれだけ使っているでしょうか?

 

明石家さんまさんは、61歳であの顔の引き締まったお顔です。

きっと日々しゃべっていることが、その秘訣ではないかと感じています

 

使わない筋肉は衰えて行きます。

表情筋は普段の会話でも充分なトレーニングになります。

1日5分のトレーニングも加えながら声と表情を磨いて、

より生き生きと、あなたの想いを伝えて行きませんか?

 

 

 

輝く自分の姿を手に入れるために。

今日も日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

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良い声の作り方☆

 

随分前ですが、お世話になっている制作会社の社長が、

私のボイスサンプルを音声専門の会社で分析したことがありました。

 

なんと結果は、人が聞きやすい声の数値だったそうで、私自身驚きました

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

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聞きやすい声をどのように分析したのかというのは、

専門用語が多くていまひとつ理解ができなかったのですが、

その結果は、素直にうれしく自信に繋がっています。

 

元々私は頭のてっぺんから出ているようなキンキン声でした。

「発声練習で低い声を鍛えなさい。」という高校時代の放送部の恩師の言葉で、

できるだけ低い所の音を鍛えていると、今の声が鍛え上げられました。

 

今でも疲れが溜まっていたり、気持ちが高ぶって感情的になっていると

かなり高めの声で、硬い音になっていることを自分でも気づきます。

 

 

さて聞きやすい声の特徴のひとつとして

「3000Hz(ヘルツ)」あたりの周波数が出ていることと言われます。

 

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3000Hzというと、かなり高い音で実際は耳が痛くなるほどなのですが、

この周波数が出るのは、だいたいサ行の摩擦音が多いようです。

サ行がきれいに聞こえると全体がクリアに聞こえ、とても快活な印象になります。

 

どうすれば、この周波数の域が出やすくなるかと言うと、

一番簡単な方法は口角を上げること=笑顔です。

 

とはいえ、不自然に口角だけ上がっている笑顔だと、あまり良い印象は与えられません。

 

口角を無理に上げるのではなく、頬の筋肉を少し上げられるだけでも声の印象は大きく変わります。

その頬を少し上げてみて下さいとお伝えするものの、これがなかなか難しいようです

それは顔の筋肉が鍛えられていないからです。

 

顔には数多くの筋肉がありますが、普段の生活で必要最低限しか使っていません。

私も含め話し手のプロの人たちは日々トレーニングを重ねたり、

人前で話すことで自然に鍛えられています。

そのため、自然に顔の筋肉を使うことができます。

 

皆さんよくご存知のものまねタレントのコロッケさんは、

顔を自由自在に動かすことができます。

少し前ある女性誌では、

コロッケさんの顔もの真似を美容に取り入れた特集も組まれていたほどです。

 

 

表情筋を豊かに動かすことができれば声にも表情が生まれます。

しかし体の他の筋肉同様、顔の筋肉も使っていなければ衰える一方で、

自分が思うように動かすことは難しいのです。

 

発声や発音のトレーニングはスポーツ選手の基礎トレーニングと同じです。

良い声(聞きやすい声)を目指したいという人は、

表情筋を意識した発音トレーニングを1日5分でもいいのでおすすめします。

 

次回は自宅で簡単にできる発音+表情筋トレーニングの方法をいくつかお伝えします

 

日々の小さな積み重ねが大きな一歩へ。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

 

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伝え手と受け手の捉え方の違い☆

 

東京の梅雨はどこへ?

もしやもう夏?

様々なショップではすでにセールが始まっていますね

 

 

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買い物がてらウインドウショッピングを楽しんでいたら、

「全品半額のタイムセールですよ〜という店員さんの元気な呼び込み

 

「ちらっと見るだけ、ちらっと見るだけ。」

心の中でそんな言い訳をつぶやきつつ2着試着。

 

鏡を見ながら「これは使いやすい。着回しも効きそうなので買おう。」と独り言

 

そして店員さんに購入の旨を伝えると、

「これは半額にならないんです。説明せずにすみません。」と店員さん。

 

呼び込みの声も、店先の看板も「全品半額」と記されているだけで、

他には補足コメントも注意書きも一切ありませんでした。

てっきり半額の商品だと思っていたので、なんだかとっても残念な気分に

 

「え〜」と心の叫びを抑えて買わずに帰りました

きっと私以外にも、そういわれた人は大勢いただろうなと察します。

 

私が見落としていたり、聞き漏れていたのかと思い確認しましたが、

お店の外から聞いても、看板にもやはり「全品半額」の声と表示。

どうしてそういう誤解を招く呼び込みをしているのかはさておき、

やはりもう少し丁寧な案内があるとうれしいものです

 

例えば、「◯◯の品以外」と看板に表記するや

「◯◯以外は、店内全品半額」という具合の呼び込みにする、

他にも、試着する時に、先に半額にならない旨を伝えるなど

方法はさまざまあります。

 

 

初めて立ち寄ったお店でしたが、

残念ながらもう二度と行くことはありません。

 

お店の人からすれば、偽りを伝えているという意識は毛頭ないのでしょうが、

聞いている側からすると、結果、嘘に聞こえてしまいます。

 

そして今回のようなことがあると一瞬にして信頼を壊してしまいます。

伝えるという観点からも、

サービスという観点からも、

非常に考えさせられました。

 

「伝えるときに、相手がどう受け止めるか」

そのことに意識を向けて伝えるというのは、やはりとても大切なことです

今回のことは極端なできごとですが、

相手の立場を考えた言葉が人と人をつなぐのだと改めて感じた日曜日でした

 

 

日々を大切に過ごして。

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小説から学ぶ伝える力☆

 

高校生の頃に読んだ三浦綾子さんの小説「塩狩峠」

今年、誕生から50年を迎えた名作です

 

うっすらと残っている記憶を辿りながら読みつつも、

若い頃とは違う言葉の受け止め方を新鮮に感じています

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

塩狩峠は実話に基づいた小説で、

主人公が自らの命をかけて暴走した列車を止めるという物語です。

 

その塩狩峠で、主人公がまだ子どもの頃に父親が言った一節に深く感じ入りました。

 

「信夫。自分の心を、全部思ったとおりにあらわしたり、文に書いたりすることは、

大人になってもむずかしいことだよ。しかし、口に出す以上相手にわかってもらうよう

に話をしなければならないだろうな。わかってもらおうとする努力、勇気、それから

もうひとつたいせつなものがある。何だと思う?」

(中略)

「誠(まこと)だよ。誠の心が言葉ににじみでて、顔にあらわれて人に通ずるんだね」

(三浦綾子作「塩狩峠」から引用)

 

ここ数年、伝え方や話し方、コミュニケーションの方法など、

様々な著書が出版され、セミナーなども開催されています。

私もその1人ですし、そういうった状況を見ていると、

人と人が繋がるお手伝いを少しでもできたらといつも考えています。

 

伝え方や話し方には基本はあります。

その基本は、どの本でも講師の方もお話しになっています。

しかも、日本人が書いたものとアメリカ人が書いたものとそう大差はありません。

 

しかし、基本通りにやってもなぜか伝わり方が違うことがおきます。

例えば、同じ言葉にも関らず、伝える人によって言葉の意味が違ってくることがありますよね。

 

基本はできているのに・・・なぜ?

 

結局、最後に問われるのはやはり伝え手の心(伝え手自身)なんだと、

塩狩峠の一節で確信を持ちました。

 

「誠の心が言葉ににじみでて、顔にあらわれて人に通ずるんだね」

 

言葉は単に「形」としてあるものではなく、

そこに人の心が溶け込んで命が吹き込まれるんだと強く感じています。

 

伝える力

伝わる力

ノウハウ本も学びの1つですが、

読み継がれる小説にも隠されていることがあります

 

素晴らしい本との出会いは未来への導き。

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伝える力の磨き方☆

 

通っているヨガのジムのトレーナーの先生から、

「ブログ読んでますよ。」と言われ、恥ずかしいようなうれしいような心持ち。

 

でもやっぱり、素直にうれしいですね

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

ブログもFacebookもできるだけ何か参考になる情報をと思いながら投稿していますが、

こうやって直接、感想や言葉をかけてもらえるとやる気も倍増します

 

 

研修の際、伝える力を磨く方法の1つとしてお伝えしている1つが、

ブログを書くことです。

文章を書くというのは伝える力を磨くにはとても適していると考えています。

さらにそれが、不特定多数の人たちが目にするブログとなると、

その効果はより高くなります。

 

文章をたんに書くよりも、その文章を読む人がいる。

加えて、その読む人が親しい友人や身近な人だけに限らず、

誰が読むか分からないという点が文章力、ひいては伝える力に結びつきます。

 

私たちは近しい人や同じ知識を持っている人であれば、

言葉が少し足りなくても意志の疎通を図れます。

日記であれば、誰にも見せることはないので好きに書いても大丈夫です。

しかし、会ったことも、話したことも無い人に対しては、

よほど注意を払わなければ伝えたいことが伝わりません。

 

SNS上の炎上(中には炎上を意図して起こしている人もいるでしょうが、そうでない場合)は、

不特定多数の人が見ていることへの配慮が欠けた時に生じがちです。

 

不特定多数というのは、年齢・性別・職業・家族構成・国籍・宗教・政治など、

様々な価値観を持った人がいるということです。

最近ではダイバーシティ(多様性)という言葉も聞かれるようになりました。

 

例えば、みなさんも、

自分が好きなことや物に対して、それは嫌いだ、それは間違っているなど、

否定的な意見が書かれていたら良い気持ちはしないのではないでしょうか?

 

その他にも、正しい情報か否かというのはブログで発信する以上、

私は裏付けが必要だと考えています。

なぜなら、インターネットの情報で嘘が本当になりかねないことが多々あるからです。

特に自然災害の時などに、人の不安な心を煽るようなデマが流れていますが、

それは絶対に許されてはならないことです。

 

これまでメディアというのは、テレビやラジオ、新聞や雑誌など、

その仕事に携わるプロの人たちの手により情報発信されてきました。

 

しかし現代は、誰もが自分のメディアを持てる時代です。

そのメディアで発信する時、内容を吟味し、伝わるように文章を練るというのは、

まさに伝える力そのものです。

 

私も1日1投稿を目指してブログを更新していますが、

みなさんに伝わっているかな〜と不安になりながらの日々です

 

そして何より、いつも最後まで読んで下さっていることに感謝しています

 

みなさんの日々の参考になるように。

今日も積み重ねて。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

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誤解が生じない伝え方☆

 

先日、朝の情報番組で「夫の言葉でイラッとしたことがあるか?」というテーマで

街角インタビューが放送されていました

 

人の言葉でイラッとすること。

きっと誰しもありますよね

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

その街角インタビューの1つの回答で

「僕は(夫)、君(妻)がきれいだと思っているよ。」

という夫の言葉にイラットしたという女性がいました。

 

 

なぜイラッとしたのか?

それはその女性しかわからないことなのですが、

言ったご主人は全く悪気はなく、奥様を大切にしているからこその言葉だったんでしょう。

 

相手の言葉の意図の捉え方。

私たちはついつい、相手の言葉の意図を悪い方に捉えることがあります。

 

褒められると裏があるのでは?嫌みなのか?

注意を受ければ嫌われているのでは?

いつもよりもそっけない挨拶だと何か悪いことをしたかしら?

 

などなど。相手の言葉の意図を勝手に悪い方に考えてしまいがちです。

 

ということは、こちらが伝えた言葉も、

伝えた意図通りに伝わっていない可能性があるということです。

 

誤解が生じない伝え方。

相手に誤解を生じさせないように細心の配慮をすることは必要ですが、

きっとどんなに配慮をしても誤解は生じるんですよね。

 

だからこそ「誤解は生じる」

そう思って伝えることが大切ではないでしょうか?

 

伝えるというのは、それで完了するわけではありません。

伝えてからがコミュニケーションのスタートです。

伝えて、相手の考えを聞いて、そしてまた伝える。

この繰り返しがコミュニケーションです。

 

伝えて伝わらなかったからといって、そこで止めてしまえばコミュニケーションは途絶えます。

相手との関係を途絶えさせず、より良い関係に築いて行くことが目標なら、

伝えて、聞いて、伝えて、聞いての繰り返しにトライするのみだと私は考えています

 

そうは言っても、心がブルーになったり、落ち込んだり、凹んだり、イラッとしたり、

正直、色々ありますけどね

 

それでも大切にしたい関係性。

そのためにはトライ&エラー

そして、そんな繰り返しの先に人と繋がる素晴らしさを感じられるのではと思います

 

あなたの想いが大切な人に届きますように。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

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