久々のブログ更新。
忙しさを理由に随分と間が空いてしまいました![]()
こんにちは!
フリーアナウンサー
話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)
ブログをご覧下さりありがとうございます![]()
7月から9月にかけて計10回におよぶ研修で、
大阪と名古屋にほぼ毎週出張していました![]()
今回は、大手コンビニエンスストアの店長さんを対象にした
「スタッフのやる気引き出すコミュニケーション術」をテーマに、
210分という大変貴重な時間を頂いての研修![]()
放送局・イベント・教育機関、
これまで培ってきた経験に裏付けとなる心理学や脳科学を元に
数多くのワークを加えながら進めさせて頂きました。
研修後のアンケートでは、
参加者の方全員が
「大変有意義だった」「有意義だった」と回答されていました。
大変有り難い限りです![]()
今回は2つのポイントに絞り行ないました。
1つは、話の聞き方のコツ。
もう1つは、やる気を引き出す言葉の選び方です。
特に後半の「やる気引き出す言葉の選び方」は、
4年ほどじっくりと時間をかけて作り上げてきたプログラム
「想いが伝わる思考術」を元に
今回の研修用にアレンジしたものです![]()
相手に伝わるには、
相手の事を考えて言葉選びをする必要があります。
私たちは小さな頃から、
「相手の立場に立って考えなさい」と教わってきましたが、
「相手の立場に立つ」とは
具体的にどのように考えたら良いのかを教わったでしょうか?
今回はその具体的方法をチャート形式の流れで考えて頂けるように
思考のステップと方法をお伝えしました。
また、スタッフが失敗した時に注意を促す時の
おすすめしない言葉かけの具体例もお話ししました。
例えば、
「なぜ、何度も同じ失敗をするの?」というような
「なぜ、◯◯したの?」という質問。
口調にもよりますが、この質問を投げ掛けているときは
相手を責めるような質問になっている事がほとんどです。
もしこの質問に相手が答えたとしましょう。
あなた「なぜ、何度も同じ失敗をするの?」
相手 「・・・・・・。(だまって答えない)」
あなた「黙っていても分からない。
何度も注意しているのに、なぜ何度も同じ失敗をするの?」
相手 「・・・・・・。(黙ってうつむく)。」
あなた「言わないと分からない。」
相手 「自分の注意不足です。(ようやく何かしらの理由を話す)」
あなた「注意不足って。。。何度も同じ事しているじゃない。
なのになぜ?」
相手 「・・・・・・。(黙ったまま)」
どうでしょう?
この「なぜ、◯◯したの?」という質問は、
結局このようなやり取りになりがちです。
これは質問ではなく、
相手に対する苛立や
相手の失敗を責めるような抑圧的な言葉なのです。
あなたの本来の望みは「同じ失敗をしないための改善」なのですが、
この質問は「改善」が目的ではなく、
あなた自身の感情の吐き出しになってしまっている事がほとんどなのです。
他にもいくつかの例を挙げました。
これらのやり取りは、
若い頃の私も言われたり、言ったりしていた事でもあるのです。
そうして分かったのは、
これらは、自分にも相手にも何ひとつプラスにならないということ。
そういう普段のやり取りを考えて頂きながら、
では、どうすればいいのか?を
思考手順を踏みながら考えて頂きました。
言葉選びは、その人がそれまでに培ってきたもの。
研修では1人1人違う答えが生まれ、私自身もはっとさせられました![]()
写真は、新たに出てきた言葉をまとめているところです![]()
この「想いが伝わる思考術」は仕事だけでなく、
プライベートのコミュニケーションや子育てにも役立てて頂けます。
気になる方は、お気軽にお問い合わせください![]()
相手を理解して、自分の事もきちんと伝えられる世の中に。
日日是好日(にちにちこれこうじつ)![]()
UNITED WAVES 合同会社
音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。
【業務内容】
コンサート・イベント・式典・放送に至るまで
企画制作から出演、
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また、教育機関での経験もあり、
企業研修や学校などでの各種研修やセミナー・講演会も手がけています。
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【研修プログラム一例】
・コミュニケーション研修
・想いが伝わる思考術
・スピーチトレーニング
・アンガーマネジメント入門講座





