湿疹日記⑥〜入院中に垣間見える人間模様

 

入院すると様々な事に気づきます。

普段の生活が当たり前になって見えなくなっていた事。

そういうことの気づきに感謝すると同時に、

日常に戻ってもそのことを大切にしていこうと思っています

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

今回も大部屋に入っていますが、

大部屋は様々な人間模様が見えてきます。

 

今日入院されたおばあちゃんは80代でしょうか?

とてもとても優しいご主人が、

それはそれは心配そうに付き添っていらっしゃいました。

 

そしてご主人が帰った後に、

おばあちゃんのケアを担当する専門家の方がカウンセリング。

これからの生活への希望や心配事などを

おばちゃんに聞いていらっしゃいました

 

 

退院後、自宅に帰ってご主人と暮らしたい。

けれど、食事などで迷惑をかける。

ご主人が1人で何でも抱え込むので心配。

 

そんなおばあちゃんの話しが聞こえてきました。

 

 

ケアの方

「お父さん(ご主人)と一緒にいたいんですね。」

 

おばあちゃん

「一緒にいたい。一緒に散歩にも行きたい。

どうにか歩けるようになって家に帰りたいの。

 彼(ご主人)がなんでも自分でやろうとするのが心配でね。」

 

ケアの方

「なんでも一生懸命なんですね。」

 

おばあちゃん

「そうなの。彼は食事も色々と考えてくれます。」

 

ケアの方

「完璧にやりたいって想いが強いんでしょうかね。」

 

おばあちゃん

「そうなの。完璧にできないのに、完璧にやろうと一生懸命で。

 それが心配でね。」

 

 

そんなお話でした。

 

おばあちゃんは手術をされたのか、今日はずっとベッドの上。

寝たままでほぼ動けない状態でした。

 

けれど・・・

 

そんな辛い身体の状態でも、心配なのはご主人のこと。

 

そして、そのご主人も、

おばあちゃんの好きなものを買い出しに行ったり、

「何かいるものはないか?」

「明日またくるからね。」と優しい声で話しをされていました。

 

とても仲睦まじいご夫婦です

 

歳を重ね、

どちらかが病に伏せても

お互いに思いやりを持てるって素敵です

 

パートナーに限らず

どういう状況であっても互いを思いやれる関係。

なかなか難しいことですが、

私自身、そして、私が関る方々には

その素晴らしさを伝えていこうと思います

 

相手を想う気持ちが穏やかな世の中を作る。

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

http://www.united-waves.jp

【業務内容】

コンサート・イベント・式典・放送に至るまで

企画制作から出演、

音響のプランニング・オペレーションまでトータルでお受け致します。

また、教育機関での経験もあり、

企業研修や学校などでの各種研修やセミナー・講演会も手がけています。

お気軽にご相談ください。

【研修プログラム一例】

・コミュニケーション研修

・想いが伝わる思考術

・スピーチトレーニング

・アンガーマネジメント入門講座

湿疹日記③〜看護師さんってすごい!

 

前回の入院に続き、

今回も大部屋に入院。

患者さん一人一人の人生模様が見えるのはもちろん、

患者さんに合わせたコミュニケーションを図る

看護師さん達のプロの技をひしひしと感じています

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

大部屋でもカーテンの仕切りがされているので、

お隣の人と直接お話しする機会は無いままに過ごしていますが、

それでも聞こえてくる会話で、どんな方なのかが想像できます。

 

*写真はイメージです

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お隣のおばあちゃんはかなりご高齢。

少しばかり認知症をお持ちのようです。

 

看護師さんの呼びかけに、

会話になっているような、なっていないような、

そんなやりとりが聞こえてきます

 

しかも、おばあちゃんのその日のご機嫌の良し悪しでは、

看護師さんの腕かどこかをおばあちゃんがぎゅっとつまんでしまって、

 

「いた〜い、いたいよ〜、◯◯さん

 

という看護師さんの声が聞こえてくる事も多々あります。

 

それでも、看護師さんが声を荒げることは一切無く、

おばあちゃんと話しを続けています。

 

今朝は、

「◯◯さ〜ん、血圧計りますよ〜」という看護師さんの呼びかけに、

「血圧好きなの」とうれしそうに返すおばあちゃん。

 

今日は機嫌が良いようです

 

看護師さんも

「私も血圧計るの好きなのよ〜」とおばあちゃんの話しに合わせています。

 

後で看護師さんに聞くと

 

「否定すると興奮される事があるんですよ。

 『そうですね〜』と聞いているだけで落ち着かれます

 

と教えて下さいました。

 

「否定される」

これって、普段のコミュニケーションでも同じ事が言えます。

 

自分の話しを否定される所から始まると、

相手との関係を深めたいという想いは深まりませんが、

まずは話しを受け止めてくれるとどうでしょう?

 

認められているという気持ちになり、

相手との信頼関係はぐっと深まりませんか?

 

この事は、信頼を築く聞き方研修で

受講者の方にお話ししているポイントでもあります。

 

誰もがきっと多かれ少なかれ、

「認められたい」という承認欲求があるのだと思います。

自分自身がそうであるように、相手もきっと

 

 

とはいえ、どんなことがあっても「認める」というのは

並大抵の事ではないと容易に想像できます。

 

医療のプロの看護師さんといっても人間。

 

仕事と言えど、

時々は患者さんの言動に苛立を覚えることがあるのではないかと思います。

しかし、その様子を一切見せる事無く仕事をする姿は、

私自身、見習わなければという思いと、

そのコツを少しでも手に入れられたらと考えています

 

 

入院中は学び多き毎日です

日日是好日(にちにちこれこうにち)

 

 

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音響のプランニング・オペレーションまでトータルでお受け致します。

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・想いが伝わる思考術

・スピーチトレーニング

・アンガーマネジメント入門講座