「日本は恥の文化だと思っているんですよね。」
そう話して下さったのは、
保護司を30数年に渡って続けている方です![]()
こんにちは!
フリーアナウンサー
話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)
ブログをご覧下さりありがとうございます![]()
12月の忘年会シーズンは、
お世話になった方々と会う機会も多い有り難い時期![]()
私も今月は様々な方にお目にかかっています![]()
そのお一人が保護司さん。
私はその保護司さんを通じて、
保護司のみなさんを対象とした
「話し方・聞き方」研修を担当させて頂き
それ以来のご縁です![]()
保護司さんは、非常勤の国家公務員と言う位置づけですが、
実質は、地域の民間のボランティアの方々です。
犯罪や非行をした人たちの更生を図るため、
定期的な面談をしたり見守る活動を行なっています。
またこの知り合いの保護司さんは、
保護司を始めて3年ほど経った頃から、
薬物乱用防止活動にも熱心に取り組まれていて、
小中学校などで講演も行っていらっしゃいます。
そして先日、
久々にゆっくりとお食事の機会を頂戴しました![]()
様々なお話がありましたが、
今の日本に必要なのは「教育」だとおっしゃいました。
私:「教育ですか?」
保護司:「そう、教育です。」
私:「どんな教育が必要なのでしょう?」
保護司:「何だと思いますか?」
私:「(なんだろうな〜?基礎学力?礼節?・・・)礼儀とかですか?」
保護司:「私は恥の文化だと考えています。」
私:「恥の文化?」
保護司:
「はい。私は日本の文化は『恥の文化』だと思っているんですよ。
昔から『お天道さんが見ているから』と言いますが、
誰も見ていない所でも、
いや見ていないからこそ、
恥ずかしい生き方はしないという考え方です。
私はそこにこそ、今の時代、
そして、これからの日本を支える教育があると考えているんですよ。」
そのお話を伺い、
ハッとさせられました![]()
海外の人から見て日本人は、
礼儀正しく、マナーを守ると思われています。
けれど、
年々、礼儀やマナーを重んじられない人が
増えている気がしています。
礼儀やマナーに関しては
ネット上で様々な論議がありますし、
私自身、思うことは多々あります。
ただ礼儀やマナーはもちろんですが、
自分がどのように過ごしているか、
どのように生きているかを考えるとき、
「誰かに見られた時にどうなのだろう?」
そう疑問を抱くと、
自分の生き方を見つめ直せるのではないかと思ったのです。
そしてその「誰か」が、
自分が尊敬する人や
好きな人だと考えると、
私はその人たちに
「恥じることのない」生き方を
しているだろうか?と自問自答しました。
日本は神々の国です。
全てのものに「神」が宿り、
そしてその「神」が見守ってくれている。
そういうことを考えても
「お天道さんが見ている」から
「恥じぬ生き方を」という文化が
根付いているのかもしれません。
お天道さんに恥じぬよう、
人の道に恥じぬよう、
これまで育ててくれた
全ての人に恥じぬよう、
私自身も生きて行こう![]()
想いが繋がる世の中に。
日日是好日(にちにちこれこうじつ)![]()
UNITED WAVES 合同会社
音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。
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