手に取ったビジネス雑誌に、
ビジネスマンの5人に1人が「話し方」に悩みを持っているという記事を見つけました。
母国語だから、読めるし、書けるし、しゃべれるのは当たり前なんでしょうが、
だからといって「伝わる」というのは、また違ったポイントがあるようです
こんにちは!
フリーアナウンサー
話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)
ブログをご覧下さりありがとうございます
5人に1人。
そんなにも悩みを持つ人が多いんですね。
実際私も、プロの話し手を20年以上務めていますが、
日々、これで良いのか?と自問自答しながら試行錯誤しています。
なぜなら、明確な答えが無いからです。
1+1=2のような、明確な答えがあれば困らないのですが、
「話す」「伝える」というのは、自分とは違う人に対して行なうものです。
私が「1」だとしても、
相手は「1」の人もいたり、「2」や「3」だったり、
ときには「10」の人だったりします。
もし答えに「2」を求めるのであれば、
相手が「3」の人なら、私は「-5」である必要があります。
-5+3=2
となるわけです。
とはいえ、そうやって自分が変化しても、
「2」という答えがでるかどうか分からない所が、
話し方の難しい所でもあり、面白いところでもあるんですけれどね
そしてその都度、相手に合わせて伝え方を変えるというのは簡単なようですが、
ここに「話し方」の難しさがあるんだと感じています。
それは、誰もが違うからです。
性格も、家庭環境も、教育課程も、職種も、仕事の立場も、その他いろいろ・・・
誰1人として全く同じ人は存在しません。
それぞれ思うことやイメージすることが違います。
似ている点はあっても、全く同じということはないんです。
「こんな当たり前のこと」
そう思って伝えていても、相手にとってはそれが当たり前とは限らないのです。
では、どうすればいいのか?
それはまず、「相手のことを知る」ことです。
相手はどんな人なのか?
どんな知識を持っているのか?
どんな想いを持っているのか?
様々なことを、相手に直接聞けることは聞き、
聞けないときは観察力を働かせて相手を知ろうとすることです。
そうすれば自ずと、
伝える言葉が変わってきます。
伝えたいことがあるとき、
そんなときはまず、
「伝える相手」について考えてみてください。
きっと今よりももっと伝わるようになりますよ
人との関係性も
日日是好日(にちにちこれこうにち)
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