ブログをご覧くださりありがとうございます。
フリーアナウンサーの三島澄恵です。
「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに
様々な視点からお伝えしているブログです。
今回は「気づき」についてのお話。
ニュースアプリ「NEWS PICKS」で、
つい先日こんなタイトルを見つけました。
「さよなら、おっさん社会」
〜【新】「おっさん社会」が日本を滅ぼす〜
かなり強烈なタイトルですよね。
ここでいう「おっさん」というのは、
「もっともNewsPicksがいう“おっさん”とは、
中年以上の男性を指すのではない。
古い価値観に凝り固まって新しい価値観に適応できない、
過去の成功体験に執着し既得権益をふりかざす、
序列意識が強くて自己保身的、
よそ者や序列が下の人間に対して非礼など、
一言で言えば
「新しいことを学ばない(アップデートしていない)」存在を
“おっさん”と定義する。」
(「NEWS PICKS」より引用)
と書かれていました。
年齢や性別は関係なく、
「新しいことを学ばない(アップデートしていない)」存在
なんだそうです。
この記事の中にもありますが、
このところ問題になっている
日本大学の学生への指示や
レスリングの栄監督のパワハラなど
会見を見る限り、
自分の指導法や言い方が悪かったとは
認めているようには見えませんでした。
指導した側、指導を受けた側の双方で
現実に何があったのかは報道で見る限りなので、
それ以上のことを知る由もなく、
それについて、私はコメントはしません。
しかし、会見だけを切り取って感じたのは、
指導者側が、「何が問題になっているのか?」ということに
本当の意味で気づけていなくて、
そして、それが積み重なって、
このような事態を招いたのではないかと思うのです。
昔ながらの指導法にも良い点は多くあります。
しかし、時が経つにつれ、さらに良い方法があったり、
見直すべき点があることも事実です。
そして、そこに気づけるか?
気づこうとしているか?
この感覚は、とても大切だと考えています。
私も企業研修で講師を務めさせていただいたり、
学校で生徒さんを教えることもあります。
指導する側、
リーダーとして先導する側、
大勢の人を導いていく立場の人こそ、
素直な心と柔軟な心が求められるのだと
改めて、強く感じています。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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