人の話を聞くときは○○を見る

ブログをご覧くださりありがとうございます。

フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

仕事始めの方が多い月曜日。

「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

様々な視点からお伝えします。

 

今回は、

「人の話を聞くときは◯◯を見る」です。

 

前回、前々回ともに、

「聞くことの大切さ」の話をブログに綴りましたが、

聞くというのは、相手が話しやすいと感じることが求められます。

 

その話しやすさを作っている一つに「雰囲気」があります。

この雰囲気というものは

目に見えるものではないのでわかりにくいかもしれませんが、

でも実は、ちゃんと目に見えているんです。

 

みなさんは、人の話を聞くときはどこを見るように

子供の頃から教わって来たでしょうか?

 

そう、「目」です。

「目を見て話を聞くこと」

私たちはずっとそう言われてきました。

 

実際、相手が視線をそらしていると

話を聞いているのかどうかわかりませんし、

話を聞いてもらっている感じがしないことも確かです。

 

 

だから答えは「目」と言いたいところですが、

でももし、じっと目を見られていたらどうでしょうか?

 

私の研修では、2人1組になってもらって、

互いの目を5秒間見てもらうというワークをしますが、

ほとんどの人が3秒程度で我慢できずに笑い出したりされます。

 

目をじっと見ているというのは、

実は相手に圧迫感を与えてしまい、

話しにくくしてしまうのです。

 

では、どこを見て話を聞いたらいいかということで

私がおすすめしているのは、「口元」です。

 

これも研修のワークで行いますが、

目を見られているほどの圧迫感は無く、

だからといって、目をそらされている感じがしない絶妙の場所です。

 

ちゃんと目を見て聞いてくれている。

しかも、優しく受け止めてくれる雰囲気。

 

そういう感覚を持てると話している人は、

みなさんに心の内を話してくれるようになります。

 

そしてそれが人と人のつながりを強くし、

信頼関係へと繋がっていくのです。

 

他にもまだまだ聞き方のコツはあるので、

また機会を見ながらご紹介していきます。

 

まずは、相手が話しやすい「雰囲気づくり」

試して見られてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

コミュニケーションについての質問などありましたら

お気軽にコメントください。

 

 

三島澄恵プロフィールはこちらをご覧ください。

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話すより「聞く」で部下は成長する

 

ブログをご覧くださりありがとうございます。

フリーアナウンサーの三島澄恵です。

 

仕事始めの月曜日。

「組織を強くする質の高いコミュニケーション」をテーマに

様々な視点からお伝えします。

 

今回は、「話すより『聞く』で部下は成長する」です。

 

 

企業研修に行くと、

「(部下に)指示をしても動いてくれない。」

「言ったことしかやってくれない。言ったこともやらない。」

「考えたらわかることなのに・・・」など様々な悩みを伺います。

 

そんな話を伺った時、私がアドバイスさせていただいているのは

「相手(部下)の話をちゃんと聞くこと」です。

 

ビジネス雑誌プレジデントに掲載されていたデータです。

500人を対象にした調査の中で、

職場の不満のうち話し方と聞き方に絞ったものです。

 

その第1位は「話を聞いてない」

その他の順位を見ても「聞く」にまつわるものは

7つもランクインしています。

(下記の表はクリックすると大きくなります。)

 

ここからわかるのは「聞く」といっても、

単に「聞く」のではなく、

「ちゃんと聞く」ことが重要だということです。

 

姿勢や目線はもちろんですが、

どのように受け止めて聞いているかも問われています。

 

企業研修の打ち合わせに伺うと

担当者とその上司の方が同席されることがあります。

私が担当者の方に聞いていると、

担当者の話が終わらないうちに、

上司の方が補足説明などをされることがあります。

 

上司からすると、部下である担当者の話を補足したり、

修正したりして、わかりやすく伝えようとされているのでしょう。

しかし、担当者が話し終える前に話してしまうと

様々な弊害が出てきます。

 

例えば話している人(部下)からすれば、

・自分は間違ったことを言ったのだろうか?

・自分の伝え方は下手なのだろうか?

・自分が話す必要はないんじゃないだろうか?

・上司が補足してくれるからある程度やっていればいい。

・最後まで話を聞いてもらえない不満

・物事を最後まで考えることをせずに人を頼る

など、様々な思いや考えがめぐります。

 

結果、自信を無くしたり、

自分の行動に最後まで責任を持って行動しなかったり、

仕事へのモチベーション低下も起きてしまいます。

 

 

多くの企業で、

「自ら考えて、行動する人材育成」という目標を掲げています。

 

しかし、上司が部下の話を最後まで聞いていないということは、

部下が自分で考え抜く機会を

奪ってしまっていることに繋がっているのです。

そのため、行動の意味を理解していないために失敗したり、

次に同じようなことが起きても行動に移せないなど

これもまた、企業でよく聞く悩みを生んでいます。

 

話を「ちゃんと聞く」

この「ちゃんと」は聞く態度はもちろん、

何を、どう聞くかということも全て入っています。

 

話を聞くときは、自分が話したいことは一旦横に置き、

相手の話を聞くモードを入れましょう。

 

自分の話は3割。相手の話は7割。

 

そういうことも言われますが、

「話そう」という思いがあると、

相手の話より自分の話そうとすることに意識が行きがちになります。

 

聞くと決めて聞くモードに入る時は、

相手の話10割くらいの意識を持った方が

最後までちゃんと聞くことができます。

 

「相手が何を考え、どういう想いを持っているのか」

この1週間、意識して聞いてみてはいかがでしょうか?

 

 

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店長向けコミュニケーション研修

 

7月9月の3ヶ月間、大手コンビニエンスストアの店長研修を担当させて頂くことになりました。

伝える×聞くの2つのテーマで、1回210分を受け持たせて頂きます

 

 

こんにちは!

フリーアナウンサー

話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)

ブログをご覧下さりありがとうございます

 

 

接客スタッフの研修のご依頼もありますが、

このところ、会社の幹部クラスや店長やオーナーといった

その組織をまとめる方々向けの研修を多く担当させて頂いています。

 

ここ数年、ダイバーシティ(多様性)という言葉から見て取れるように、

人はそれぞれに多様な価値観を持っていて、それらをより尊重する時代になっています。

そのような中で組織をまとめるのは、とても大変なことです。

だからこそ、どのようにコミュニケーションを図るかが大きな課題となっています。

 

私はコミュニケーションは、互いの想いをわかり合うことだと考えています。

あなたが伝えたい想い。

相手が伝えたい想い。

その想いがわかり合えれば、伝え方も聞き方も変わります。

 

*研修テキストでお伝えしています↓

伝わる図

 

 

「なぜ、伝わらないのだろう?」

あなたもそう思ったことはありませんか?

 

理論立てて伝えても、

正しい意見として伝えても、

相手のためを思って伝えても、

なぜか伝わらない。そんな経験はありませんか?

 

どうすれば伝わるのでしょうか?

どうすればわかり合えるのでしょうか?

 

研修では、そのヒントをお伝えしています

 

お互いの想いがわかり合えれば、日々の生活はより楽しく充実したものに変わります。

あなたの想いが伝わるお手伝いを

お気軽にご相談ください

 

日日是好日

 

 

UNITED WAVES 合同会社

音・光・そして想い・・・3つの波をつむいで心をつなぐ。

http://www.united-waves.jp

【業務内容】

コンサート・イベント・式典・放送に至るまで

企画制作から出演、

音響のプランニング・オペレーションまでトータルでお受け致します。

また、教育機関での経験もあり、

企業研修や学校などでの各種研修やセミナー・講演会も手がけています。

お気軽にご相談ください。

【研修プログラム一例】

・コミュニケーション研修

・想いが伝わる思考術

・スピーチトレーニング

・アンガーマネジメント入門講座