今年は一段と暑い日が続いていますが、
そんな中、高校野球は熱戦が繰り広げられていますね
高校球児のみなさんの姿はもちろんですが、
何事にも懸命に取り組む人たちの姿には心を打たれます
あなたの想いをカタチにするお手伝いを。
Heart Voice 代表 三島澄恵です(^^)
実は放送部にも野球部の甲子園と言えるような大会があるのです。
それは「NHK杯全国高高放送コンクール」
今から20数年前、私も出場し栄誉な事に全国2位を頂きました
*NHKホール
今年で62回を迎えた大会ですが地区大会→県大会→全国大会。
全国大会ではさらに、準々決勝→準決勝→決勝という具合に勝ち進んで行きます。
放送部員の多くは、この大会への出場や受賞を目指して、日々切磋琢磨しているのです。
もちろん私もその中の1人。
所属していた放送部は体育会系文化部と称されていたほどで
運動部同様お盆と正月くらいが休みで、
2泊3日の夏合宿や春合宿があったり、
毎日1時間の発声トレーニングに始まりその後は夜遅くまで練習。
文化部とは思えないほど毎日毎日びっしり練習していました
私が出場した回の大会ではアナウンス部門に全国6000人ほどが挑戦したようです。
全国大会は各県から勝ち抜いた代表者が225名が、3会場・各75名ずつに割り振られ準々決勝。
各会場25名(計75名)が選出され準決勝を行い、決勝に残る10名を絞り込みます。
10名まで残るとNHKホールで発表することができるのですが、
放送部にとってのNHKホールは、野球部の甲子園球場と似ています。
決勝の10名まで残ると誰が優勝してもおかしくないほどで、
審査員の先生方も小さな箇所を減点の対象としています。
私が減点された理由は話し始めにわずかに1度だけマイクを吹いたこと。
大会後に顧問の先生が教えてくれましたが、
「あれがなければね〜。」と審査員の先生が言っていらしたんだそうです。
勝ち残って行けば行くほど、ほんのわずかな事で残念な結果を生む事があります。
そのわずかな事は、テクニックとして視覚化できるものであれば良いのですが、
実は形として目に見えない「心」の部分です。
一瞬の気のゆるみかもしれない。
力み過ぎからくるものかもしれない。
欲の出し過ぎかもしれない。
そして、わずかな事が1つ生じた事で大きく流れを変える事もあります。
自分の心なのに、どうしてあんなにも上手くコントロールできないものなのでしょうね
どんな状況になっても「平常心」を保てるように。
自分の力を発揮できるように。
そういられるために日々の練習の積み重ねが大切なのですよね。
高校時代の夏を思い出しながら、今の自分を戒めています
プレゼンテーションやスピーチであなたの想いが聞き手の心を動かすには、
伝える時にぶれない「心」を持てるように練習あるのみです(^^)
トレーニングに関してはご相談をお受けしています。
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