ダメダメだった私の話〜放送局時代② 言葉の力

「言ってはいけない。言ってはいけない。」

そう心の中で念じながら、リスナーさんのメッセージを手に生放送に♪

 

何を言ってはいけないか?

それは・・・

 

リスナーさんからのメッセージに添えられていたリクエスト曲のタイトル☆

「裸足の季節」のリクエストでしたが、

メッセージには「裸の季節」と書かれていていたのです(^^;)

 

メッセージは手書きだったので、その上から書き直すのも申し訳ないので、

絶対に!絶対に!間違えないように!

曲紹介をしようと心に決めて生放送に臨みました☆

 

 

収録スタジオ

*スタジオはイメージです☆

 

 

「言ってはいけない。言ってはいけない。・・・」

心の中で唱えた呪文も空しく

 

「それでは頂いたリクエスト曲です。松田聖子さんで『はだかの季節』・・・

失礼しました!『裸足の季節』」

 

 

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なんともまあ、穴があったら入りたい!そんな失敗(~ ~;)

今だから笑って話すこともできますが、

当時はもう恥ずかしさでいっぱいでその後の放送をどうやって乗り切ったか覚えていません。。。

 

 

「言ってはいけない。言ってはいけない。」という具合に

「◯◯してはいけない。」

これって、みなさんもよく使うフレーズではないでしょうか?

 

この「◯◯しないように」という言い方は、してはいけない事が潜在意識にインプットされてしまい

してはないけないことを行なってしまうという心理的要素があるんです。

 

ナレーション収録の時も経験がありますが、

「焦らないでいいからね。」と優しい言葉をかけられ、

自分でも「焦らない。焦らない。」と心で言っているとなぜかミスを繰り返したり。

「間違えないように」と言えば間違ってしまうことって多々あります。

 

間違いや言葉に詰まることは、この後ももまだまだ続き、

それが本当に解消できるようになったのは東京で仕事を始めてから。

そのお話はまた改めて・・・

 

ただ、言葉の持つ力は計り知れません。

ちょっとした言い回しで人の行動に影響するのですから。

自分への声かけもですが、人に声をかけるときもぜひ気をつけてみて下さいね☆

 

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「心動かす」話者の心得90 ☆ ダメダメだった私の話〜放送局時代① ☆

いつの頃からか、ラジオのパーソナリティになりたいなと思っていました(^^)

初めて意識したのは中学生の頃だったように記憶しています。

 

ただそれまでも、放送ということには興味があり、

小中学校では放送委員会なるものの担当をしていました。

 

そして高校の放送部に入ったことで、それは決定的になりました。

高校時代のお話は、またいずれ。

 

 

大学卒業後、NHKの関連制作会社に所属し、

1時間の生放送のFM番組のパーソナリティを担当できることになりました。

隔週でしたが月〜金の毎日。九州沖縄に向けての放送で、

毎日毎日、様々なアーティストにインタビューし、リスナーさんからのお便りをもらい、

まさに私が夢見ていたお仕事でした♪

しかも最初は3年の契約と言われたいたのが、

聴衆率が上がったこともあるのか有り難いことに8年もの長きに渡り担当させて頂きました。

 

*ラジオで喋っている写真って無いことが判明。。。

ラジオ以外にもナレーションや司会も数多く担当させて頂いていました(^^)

 

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(高専ロボコン九州ブロック大会ナレーション)

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(NHK総合「九州の至宝」ナレーション)

 

 

それでも失敗は数えきれないほど。

特に入った当初の23歳くらいの頃は、それまでやってきた自信とできない自分との葛藤の日々でしたし、

今思えば、若気の至りでもあるのですが、恥ずかしい失敗は山ほどです(^^;)

 

あるリスナーさんからのメッセージを読んだときのことです。

メッセージは放送前に全て準備をしていますが、

「夕餉(ゆうげ)」という漢字を間違えて読んだのです(~ ~;)

読みながら「あれ?これって・・・『ゆうしょく?』」そんなことを思いながら、

そう読んでしまった私。。。

 

生放送なので言ってしまえば、取り消すことはできません(> <)

しかもそのメッセージは、私の手元にしか無いので

スタジオにいる誰かが間違いに気づいて教えてくれることも無いのです。

 

その後、そのメッセージをくれたリスナーさんから

「夕餉」程度の漢字が読めないなんてパーソナリティなんて辞めた方がいい。

そういう厳しいお便りを頂きました。

反論する余地も無く今でも心に強く残っています。

 

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もし私が、当時の私の先輩だったなら、きっとこう言って叱ることでしょう。

「事前に準備をする時間があるのだから、疑問に思ったことは先に調べなさい!」と。

 

当然なのです。

不安な漢字はもちろんですが、地名や名前・固有名詞など、

自分が思っていることと違うことって案外多いものです。

 

例えば、◯◯町は「まち」と読むのか「ちょう」と読むのか。

山﨑さんは「やまざき」か「やまさき」か。

佳子さんは「けいこ」か「よしこ」か「かこ」か。

ちなみに福岡に席田と書く地名がありますが「むしろだ」と読みます。

高校時代は知らずにというより「せきた」だと信じて、そうアナウンスしたことがありました。

 

当時の先輩からのアドバイスもあり、

その後は、広辞苑が入った電子辞書を常に持ち歩いて、スタジオにも持ち込んでいました。

 

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知らないことや不安なことは必ず確認をするというのは、

話す仕事に限らずどんな仕事でも当てはまります。

 

「自分では◯◯だと思っていました。」というのは、正解ではないのです。

調べて分かることや人に聞いて確認できる正解は、怠らずに対処することが必要です。

 

「聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。」そんなことわざがあります。

 

少し違いますが、ダメダメだった私は

「聞くは一時の恥。聞かぬは他者に迷惑。プロ失格」だと学んだのです☆

 

 

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話者の心得89 ☆ ダメダメだった私の話①〜プロローグ ☆

今年に入り「心動かす」話者の心得を綴ってきました。

これまでの20数年の経験や普段私が心がけていることなどを、その時々でお伝えしてきました。

 

テレビやラジオ、イベント、講師に至るまで、

いまでこそ人前で話すことを仕事にして、有り難いことに20年以上も現役を続けられていますが、

そんな私も全くの素人だった時代があります。

しかも思い返せば、かなりのダメダメだったと恥ずかしい限りです(^^;)

 

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原稿の文字だけを追っていた時期もあれば、

発声練習を始めた当初は気管支が腫れて食事もままならないこともあったり、

プロになっても噛む(言葉に詰まる)ことも多々あって「みしまってる」とまで言われたり、

漢字の読み間違いもあったりと、、、

穴があったら入りたい間違いと勘違いのオンパレードでした。

 

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今でも完璧ではないですが、それでも少しずつ成長しているのかもしれません。

福岡から東京に拠点を移し、事務所に所属していませんが多方面からお仕事のご依頼を頂いています。

 

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*東京に拠点を移した頃

 

 

私の素人時代は、これまでに3回訪れています。

(これからも今思えば、あのとき素人時代だったと思うのかもしれませんが。。。)

それは、高校時代・放送局スタート時代・東京進出時代です。

 

そんな素人時代のことも含めながら、話し手として学んできたことをしばらく綴って行きます☆

伝えることに悩みを持つあなたの、何かひとつでもヒントになればと思います(^^)

 

あなたの想いを声と言葉でカタチに。

想いが伝わるトータルコーディネートを☆

 

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話者の心得88 ☆ 原稿を上手に話す ☆

スピーチや講師・プレゼンテーションなどのトレーニングをしていて、

誰もがある1つの壁に打ち当たります。

 

それは「原稿を読んでしまう」ということです。

 

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実はこれ、手元に原稿があるか無いかは関係ありません。

原稿を覚えて話そうとすることで頭の中にある原稿を読んでいる状態になります。

自己紹介を練習する時にでもよくあります。

 

原稿を読んでしまうというのは、

例えば国会答弁で議員の人が原稿を手元にしているとき「読んでいる」と感じませんか?

式典などで挨拶している人が原稿を手元にしているとき「読んでいる」と感じませんか?

 

聞き手が「読んでいる」と感じるというのは、話者が一方的に話しているという印象を与えます。

原稿は読むのではなく「話す」ことが必要なのですが、このスキルを身につけるのはトレーニングが必要です。

これができているのが、アナウンサーやキャスターなど喋るトレーニングを受けている人です。

 

できれば原稿を持たずに話せることが良いのですが、

それでは、話すことを忘れてしまうという不安を持つ人もいるでしょう。

そういう場合は、話す順番を箇条書きで書いたメモを手元に置いておくといいでしょう。

その他、スクリーンでパワーポイントや画像などを使う人は、

キーワードを上手に加えていたりすると話しやすくなります。

 

 

プレゼン

 

 

それでも原稿を読まざるえないという状況もあるでしょう。

原稿を読んでいると感じてしまう要因はいくつかあります。

中でも大きい要因は、不自然なイントネーションや間です。

 

普段の会話では、絶対にそうはならないイントネーションや間になってしまうのです。

 

日本語は話始めの音が最も高く、途中大切な言葉で音を上げて文末は低くなります。

疑問文の時などは例外ですが、基本は出だしが高く文末が低くなります。

 

原稿を読んでしまう人は、出だしの音が低くなりすぎることで、別の所で音を上げてバランスを取ります。

他にも、助詞で無駄に音を低くしてしまい、文章の意味が繋がらなくなってしまったり、

間が少なすぎたり、逆にあけすぎたり、ブレスを取る位置が違ったりなどで意味が違ってくることもあります。

 

こういうことを普段は意識せずにできているのですが、

いざ人前で話さないといけないときには原稿に気持ちが向いてしまい読んでしまうのです。

 

原稿を上手に話せるようになりたい人は、

アナウンサーやキャスターの人を聞きながら、同じように真似することをおすすめします。

私のトレーニングにも、人によってはコーラスリーディングという方法をとることもあります。

最初は同じようには言えないのですが、次第に感覚を掴むことで、上手に話せるようになります。

 

真似をすると個性を失うのでは?

そんな疑問を持つ方もいますが、どんなに真似をしても個性が失われることはありません。

真似をしても滲み出てくるものこそ個性です。

 

原稿を上手に話せるようになれば、どんな場面でも伝えたいことを伝えられるようになりますよ☆

 

 

 

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話者の心得87 ☆ 退屈な話を卒業しよう ☆

みなさんは講演会やセミナー・研修などで

講師の話が退屈だなと感じることはありませんか?

私が退屈だなと感じるのは、

講師の話し方が単調にもかかわらず一方的に聞く必要がある時です。

 

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人が本当に話を集中して聞けるのは10分程度。

話をする場にもよりますが、講演会や研修だと1時間〜1時間半程度が多いでしょう。

集中して聞ける時間を考えるとかなり長い時間です。

このように話す時間が長く設定されている場合は、

5分〜10分程度で話題を変えたり、話し手を変えたり、映像を入れたりなど工夫が必要です。

私が講演や研修で心がけているのは、

これまでの投稿でも紹介していますが「参加型」です。

受講者の方に、その場で直接質問したり、感想を尋ねたり、

さらには人数にかかわらず全員でできるトレーニングを行ないます。

 

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*ステージ上だけでなく、客席におりて行く場合もあります。

 

「研修やセミナーはトレーニングを入れてもいいけれど、講演は講師の話をする場だから・・・」

そう考える人も多いでしょう。

しかし、話者にとって最終的な目的は「話す」ことではなく「伝わる」ことです。

 

話者の想いが伝わるためには、様々な工夫があって良いと私は考えています。

 

先日、安倍首相のアメリカ議会の演説は約45分。

演説の原稿には、拍手を促す場面が作られていました。

これは話者と聞き手の参加を促しコミュニケーションを図っていることでもあります。

 

話者は単に話す人ではありません。

聞き手と繋がってこそ、話者の想いは伝わるのです。

聞き手が退屈だと思ってしまう、そんな話し方から卒業しましょう!

 

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*「大切な想いを伝えるために」

三島澄恵の話者の心得トレーニングは
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心得85 ☆ 参加型の作り方〜顔と体の向き〜 ☆

『心動かす』話者の心得85
☆ 参加型の作り方〜顔と体の向き〜 ☆

話者にとって聞き手の興味をアップして、

話を理解してもらうことは重要ですよね。

そのためには「参加型」がキーワードですが、

その参加型を作る方法を、今回からの投稿からいくつかお話しして行きます(^^)

 

最初は「顔と体の向き」です。

 

みなさん、テレビの記者会見やトークショーなどで、

司会者が隣で質問しても、芸能人の方々が正面を向いて話している姿に覚えがありませんか?

実はあれは、聞き手に向って話していることを示すためなのです。

 

日常生活であれば、質問者の顔を見て回答しますよね。

しかし、テレビやイベントの場合、

話者(ここでは芸能人の方など)がメッセージを伝えたいのは視聴者や客席のお客さんたちです。

 

例えば先日のトークショーでも、

テーブル位置とイスの向き(体の向き)には配慮して設置しています。

顔や体の向きが、できるだけ客席に向くような配置です。

 

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しかしそれでも、トークショーなどの場合は、体は客席と平行になるのは難しいものです。

そのため、トーク中も時々、顔と体を完全に客席に向けて観客を話の中に加えるように心がけています。

 

それは、客席にいる人に向って話していることを出し、

客席の人と一緒にイベントを行っているという雰囲気を作るために欠かせないポイントなのです。

 

話者であるあなたの前には、必ず「聞き手」がいます。

その「聞き手」である人たちは、あなたのどこにいるでしょうか?

顔や体の向きという見える部分もですが、

話していると自分の内側に入り込んでしまい「聞き手」のことを忘れがちになります。

 

「聞き手」が話者の話に「参加して」聞いている意識を持てるように、

顔と体を聞き手に向けることを心がけてみて下さい☆

 

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心得84 ☆ 興味スイッチは参加型 ☆

『心動かす』話者の心得84
☆ 興味スイッチは参加型 ☆

私が講師をする時に心がけているのは
「参加型」です。

受講者が少人数でも、
100人いても、1000人いても、
全員が参加できるような仕組みを考えて講師を務めています。

そして先日のトークショーも「参加型」を意識して作ったのですが、やはりこの点は大きなポイントでした☆

みなさん、自分に置き換えて考えてみて下さい。

講演会やトークショーで、
単に話を聞いているだけだと、
途中で疲れて来ませんか?
興味がある話ならまだしも、
そうでなければ大人でも目を閉じている人は多くいます。

しかしそこで、
自分が参加している気分を味わえると、
どうでしょうか?

例えば事前に質問や相談を受けておき、
プログラムに取り入れる。

こちらが聞き手に質問を投げ掛ける。

客席から不意に上がった声に返答する。

この他にも研修であれば、
ロールプレイングや実践を交えるなど、
人数にかかわらずできる「参加」方法は多々あります。

話者は単に話す人ではないのです。
聞き手に興味を持ってもらい、
最終的には行動に移してもらうことです。

そのためには一方的に話すのではなく、
双方向でお互いの想いや考えをやりとりすることが大切です。

聞き手の興味をくすぐるためにも、
「参加型」を意識してみて下さい☆

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心得83 ☆ 興味スイッチどこにある? ☆

『心動かす』話者の心得83
☆ 興味スイッチどこにある? ☆

 

前回の投稿からの続きです。

先日の高校でのトークショーでは
興味の有る無しに関らず「伝わる」秘訣が隠されているとお伝えしていました。

 

その中から今日は1つ。
「興味スイッチの探し方」について。

大人も子どもも、
興味のあることに関しては真剣に耳を傾けます。
逆に、興味の薄いことに関しては
どんなに良い話でも集中力を保つことは難しいものです。

しかし興味ある無しに関らず、
話を聞いて欲しいという時はどうしたらいいのでしょう?
その1つが「興味スイッチを見つける」ことです。

この「興味スイッチ」は一度入ると、
案外、最後まで入ったままの状態を保ってくれます。
そしてその探し方は、
「相手のことを知る」ことです。

 

話者が陥りがちなのは、
「自分の話したいことを話す。」ことです。

自分の考えや想いを伝えるために話すわけですから、
「話したいことを話して当然ではないか」
と思う人もいるかもしれませんが、
これでは相手に伝わらないのです。

残念な場合は聞き手が眠ってしまうこともあります。

 

「興味スイッチの探し方」はまず、聞き手について知ることです。

年齢・職業・性別の割合・何を知りたいと思っているのか?
お得だなと感じることはどんなことなのか?など、
細かに相手を知ることから始めてみましょう。

もちろん全てを知ることはできませんし、
相手を知る機会が限られていることの方がほとんどです。

それでも、相手を知ろうとすることで、
「何を伝えればいいのか?」が見えてきます。

 

そしてそれが
「興味スイッチ」に変わります☆

 

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心得82  ☆ 興味の無い人にも聞いてもらう ☆

『心動かす』話者の心得82
☆ 興味の無い人にも聞いてもらう ☆

 

前回の投稿でご紹介した高校でのトークショー。

有り難いことに予想をはるかに上回る高い評価を頂いています(^^)

 

トークショーのゲストとして参加した
パティシエの方からは、
トークショー後に在校生がお店に来てくれましたと喜んでいました。

他にも多くの感想がありますが、
多くの生徒の心に何かが届いたのだと実感しています☆

 

私は学校で働いていた時期があります。
その時にも講演会などがありましたが、
どんなに良い話をなさる講師の方がおみえになっても、
生徒は最後まで顔上げて聞いていないのです。
非常に残念なことですが、
時には半数以上が最初から興味を持っていない状況だったりします。

 

通常のイベントや講演会・セミナーは、
ほとんどの場合、そもそも興味がある人が参加しています。
しかし学校の行事のひとつで、
否応無しに参加する講演会は、
興味の有る無しが大きくわかれていても仕方ありません。

そういう「興味の無い人」にも聞いてもらうにはどうすればいいのか?
今回担当したトークショーには、
その秘訣がたっぷり詰まったものとなりました。

そしてこの部分は、話者にとって非常に重要です。

 

興味がある人が、より興味を持てるように。
興味の無い人が、興味を持てるように。
さらには、話者の想いが伝わるように。

次回からはその秘訣を少しずつお伝えして行きます☆

 

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