想いは細部に渡るまで

お笑い芸人の宮迫博之さんが、YouTubeを通じて改めて謝罪されました。肯定的に捉えている人がいる一方、半数を超える人が低い評価をしています。

私も動画を見ましたが、わざとらしさや、どことなく笑っているかのように見える表情があり、残念ながら宮迫さんの想いを素直に受け取ることができませんでした。本当にもったいないなと感じました。

なぜ、そう見えたのか?


発表のタイミングや内容・言葉遣いという大きい要因はもちろんですが、細かな点の一つは、宮迫さんの目線の高さというのもあるのではないかと思っています。

宮迫さんは、顎が少し上がった状態で話しています。そうすると、上から目線で話している印象を与えてしまいます。それによって笑みを浮かべているように見えたのではないかと推察しています。

普段から顎が上がるクセがあるのかもしれませんが、撮影していたカメラの高さが、宮迫さんの目線よりも高い位置にあったのではないかと。

テレビなどは、カメラ目線というのはとても重要です。話し手自身も目線を意識しますが、その目線に合わせた映像をカメラマンは撮影しています。

とても細かな点ですが、特に謝罪の場合は、ここで信頼を取り戻せるかどうかが決まってきます。想いを伝えるには、細部に渡る意識が必要です。

*通常は1分で話せる300〜350文字を目安に続いっていますが、今回は533文字です。1分40〜50秒程度で話せる文字数になっています。

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