ダメダメだった私③〜東京に出てきたばかりの頃〜

昨日はゴルフコンペの話を投稿しました

有り難いことに主催者の方を始め参加者の方々にも労いの言葉を頂き

うれしい思いはもちろんですが、正直ホッとしている所です

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島 澄恵です(^^)

 

ゴルフコンペではコーススタートと表彰式の司会を担当しました。

ずら〜っと並ぶ、名前・名前・名前・・・そして企業名と肩書き

 

「人の名前や企業名、地名などの固有名詞は間違えてはいけません!」

それは高校時代から常に言われていたことです。

 

特に放送局に入ってからは、「◯◯町」が「まち」なのか「ちょう」なのか、

「山﨑さん」は「やまさき」なのか「やまざき」なのか、

「日本」は「にっぽん」なのか「にほん」なのか、

そういう細かな点も細心の注意を払って確認をしてきました。

 

しかし問題はそれだけではないのです(^^;)

 

東京に出てきて担当した仕事で、ある大手コンビニエンスストア様の表彰式がありました。

その台本にはずら〜っと店舗名とお名前が書かれています。

最も多い東京会場ではわずは数時間で50店舗近く読み上げたと記憶しています。

 

*東京の会場です。2,000人近いお客様が入ります。

東京帝国ピーコック2

 

A4サイズで縦書きの台本。

上半分には映像や音声の進行がかかれていて、下半分に司会のコメント。

明朝またはゴシックで10ポイント程度の大きさの文字。

漢字で書かれた店舗名には( )の中にフリガナが振られています。

人それぞれだと思うのですが、漢字にカタカナのフリガナというのは読みづらく感じていました。

 

SIJ_7778

 

FM政策発表

 

そのお仕事で私が最初に担当した会場は岡山。

中国四国地方のブロックの表彰式で当時の映像が残っていますが恥ずかしい限りです。

 

緊張とプレッシャーで読み上げるのに必死な私

そしてさらに悪いのは、時々店舗名の読み上げで詰まってしまっているのです

 

なんとか終えて控え室に戻ると、私を司会に抜擢してくれた制作会社の社長から

「すみえちゃん、プロなんだから間違ったらダメだよ!お金もらってるんだから!」

というストレートで厳しい言葉を頂きました

 

この言葉に落ち込むと同時に、プロとしての姿勢を改めて学んだのです。

もちろんそれまでも、自分なりにプロとして仕事をしていたのですが、

それまでの私は組織に所属していることが、どこか心の甘えになっていたのだと気づきました。

 

その言葉をもらってからしばらくは、さらに緊張とプレッシャーの日々。

「間違えてはいけない」そういう思いが強くなればなるほど緊張は高まります。

けれど今は、間違えないという自信を持てるようにまでなりました

 

 

ゴルフコンペでの表彰式で読み上げる企業名とお名前。

手書き文字あり、6ポイント程度の小さな文字が成績表とし並んでいるのを見ながらだったり、

私の心の中では緊迫感いっぱいの時間でした

 

それでもなんとか完璧に乗り切れたのは、率直にダメ出しを下さった方がいたからこそ。

そういう厳しくも想いのある言葉をかけてくださる方々に育てられていることに感謝の日々です

 

ダメダメからは少しだけ前進かもしれませんが、

いくつになっても「まだまだ」という気持ちを持って取り組みます

 

 

話し方はあなた自身!本気で変わりたい人こそ!

三島澄恵の伝わる心得トレーニングは

声の出し方に始まり、話の組み立て方・話し方、ツール使いに至るまでトータルでお教えしています。

トレーニングに興味がある方はお気軽にご連絡ください。

これまでの過去の記事をまとめて読みたい方はこちらをご覧下さい。
三島澄恵のブログ→ http://heartvoice.sblo.jp
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伝わる心得112 ☆ 日々の積み重ねが話し方を育てる ☆

研修や個人レッスンなどで様々な方々とご縁があり

話し方やコミュニケーションをお教えしていますが教えながら教わることの日々です

 

今小学校6年生のお子さんの個人レッスンを担当していますが、

そのお子さんが卒業研究発表で選んだテーマが「人に伝わる話し方」

レッスンではその研究の下書きノートを見せてもらいました

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島 澄恵です(^^)

 

ちなみに下書のページ数なんと約80ページ!

もう大学の論文と変わらないのでは?と思うほどです

 

最後の考察の部分にはとても興味深い一文を発見しました。

「話すことは自分自身と向き合うこと。」

 

私も話し方はその人自身を表すものだと思っています。

その人のものの考え方や育ってきた環境や教育、その時の気持ちまで、

全てが話し方に表れると強く感じています。

しかも自分で色々と取り繕っていると思っていても滲み出てくるもの。隠せないものです。

 

昨日、ゴルフコンペの司会を担当させて頂きました。

 

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主催はJ・VIG 協同組合 日本映像事業協会。

ホームページ http://www.jvig.net

会長は澤田隆治(たかはる)さんでテレビ業界の歴史を築き上げてきたお一人です。

参加されていたのは映像に関る企業のそうそうたるみなさま。

放送局・制作会社・タレント事務所などの方々ですが肩書きを見ると、

代表取締役・取締役・支社長・局次長・・・などなど、普段はほとんどお目にかかれない方ばかり

 

そういうプロの厳しい目の中での司会は普段以上に緊張と思いきや、

みなさんニコニコ笑顔でのゴルフと表彰式になりました(^^)

 

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全てを終えてお世話になった方に挨拶に行くと

「とても温かい司会だよね。聞いていて温かい気持ちになったよ。」そうおっしゃって下さったのです。

 

こんな風に感想を言われたのは初めてでとてもうれしかったのです

 

今までは「いい声ですね。」や

「場が締まります。」「臨機応変で助かりました。」などの技術的な感じの感想は多くありましたが、

会全体の雰囲気や私の話し方の印象での感想は初めてだったのです

 

20年以上話す仕事を続けていますが、

若い頃は若い頃にしかない勢いや怖いもの知らずな所がありました。

若い頃を思い返すと、

なんて浅はかだったのか、

言葉の重みをわかっていなかったのかなど様々な反省もありますが、

そうして積み重ねて今の年齢を迎え、声にも言葉にも仕草にも丸みが出てきたのかもしれません。

そしてそれらは、これまでに出会った人たちのおかげと出会った出来事のおかげです

 

私たちの言葉・声、そして何より話し方は、

私たちの日々の積み重ねで生まれる私たち自身

 

人の心に伝わる話し方は、やはり自分自身の成長が欠かせない。

そういうことに改めて気づけた温かい言葉に感謝です

 

 

 

 

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伝わる心得111 ☆ 心と声の関係性 ☆

「どうしても自信の無い話し方になるんです。どうしたらいいですか?」

先日、研修後に相談を受けました。

 

どうしたら良いでしょうね?

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

心と声は密接です。

これは「声」というより身体と言った方がいいのかもしれません。

私たちはマイナスのストレスを受けている時は筋肉の反応が弱くなり、

逆に、うれしい時や楽しい時は筋肉の反応が強く出るのです。

 

 

それを声で実験してみましょう。

「◯◯◯◯(あなたの名前)です。よろしくお願いします。」

これを、まずは普通に言ってみて、その感じを覚えておいて下さい。

 

その後に、苦手な人を思い浮かべて同じように言ってみましょう。

苦手な人がいない場合は、あなたにとってイヤな場所や怖いものなどを思い浮かべてみましょう。

 

最後に、大好きな人を思い浮かべて言ってみて下さい。

 

 

さあ、どうでしたか?声に変化はありましたか?

 

そう、声にはあなたの心の中が映し出されます。

自信が無い時は自信の無い声になり、不安な時は不安な声になるのです。

自信をつけるには、何度も練習して「できる」という自信を持つことですが、

そうやって練習できる時ばかりでもありません。

また、急に発言を求められたり、緊張してしまうこともあるでしょう。

そういう時は、「行動に気をつける」のです。

 

 

自信がありそうに見える行動は、動きがゆっくりで、声も大きく、姿勢もいいなどがあります。

そういう動きを意識して話すだけでも声に自信が生まれます。

 

行動療法の1つに、不安な表情を作らせないためにボツリヌス菌を眉間に打ち、

しかめっ面ができないようにするという治療法もあります。

これは表情を変えることで心をプラスに向けるというものです。

 

心持ちをコントロールするのは案外難しいものですが、

行動を変えることは意識しやすいものです。

もし自信が無いと思いながら話をしてしまいがちな人は、

自信のある行動を心がけて臨んでみて下さい

 

 

 

本気で伝えたい人こそ!本気で変わりたい人こそ!

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伝わる心得110 ☆ 話し方はあなたを写す鏡 ☆

講師を目指す人の伝え方の研修も行なっています。

先日、その講師研修の受講生のアフタートレーニングを行ないました。

 

すでに毎週のように講師として活躍しているようで、トレーニングを始めた頃に比べるとその差は歴然!

しかし・・・

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島澄恵です(^^)

 

その受講生は、経験を重ねることが何よりの上達になるのでしょうが、

私が「しかし」と感じたのは、その受講生の話し方に「慣れ」が生まれてしまっていることでした。

 

伝え手は、何度も練習し、かつ何度も同じ話を繰り返します。

そうすると話し方に「自分なりの型」が生まれてしまいます。

それが全て悪い訳ではないのですが、

最初のたったひとことの「こんにちは」さえも型通りに話してしまうために

心ここに在らずというような話し方になり聞き手に伝わってこなくなるのです。

 

 

これはトレーニングを始めて必ず訪れる状態です。

そして、決まっている原稿や決まっているパターンがあればあるほど、この状態は強くなります。

 

それなら自分の思うままに話した方が良いのでは?

そう考える人もいますが、そうではないのです。

決まっている原稿があっても、何度練習しても、何度同じ話をしたとしても、

毎回新鮮な気持ちで、かつ本気で伝えられるようにするトレーニングが必要なのです。

それは、舞台やコンサートなどで同じパフォーマンスを観客に見せていながらも

毎回、感動を与えてくれるそれに似ています。

 

「話すことは、伝え手自身を表す鏡」

私は、多くの人を教えることを通して、そう感じています。

 

「慣れ」は誰しも訪れるのですが、

それが強く表れる人と、そうではない人がいます。

強く表れてしまう人は、「これでいい」と思いがちの良く言えば楽天家なのかもしれません。

しかし、それは同時に「聞き手に対する感謝の気持ち」が失せていることでもあります。

 

今回のアフタートレーニングを受けた受講生はトレーニングに加えて、

講師として話す際の心持ちについてのディスカッションも行ないました。

たった数十分のディスカッションですが、その後に受講者の口から出てくる言葉は生き生きとしています。

 

「こんにちは」

とても短いこの言葉さえも命が吹き込まれたかのように、聞き手に伝わって来るのを感じました。

 

 

言葉は伝え手の心持ちが変わるだけで生きてきます。

だからこそ私は、「話し方は伝え手自身を映し出す鏡」だと考えるのです。

あなた自身の考えや想い、さらには人柄までが、伝えることを通して聞き手に伝わっていますよ

 

 

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伝わる心得109 ☆ バイアスにご注意を! ☆

私が話す仕事の基本を身につけたのはNHK福岡で8年間テレビやラジオを担当してた時。

それは、言葉遣いはもちろん、映像の作り方、

なにより、その情報そのものがどのような意味を持ち、視聴者にどのような影響を与えるのか?

「伝えるということは怖い」と感じるほど、その責任を学びました

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

 

最近知ったのですが、

民間の第三者機関として、報道の正確性・信頼性の向上を促進するために活動をしている

非営利の一般社団法人があるんですね。

日本報道検証機構 http://gohoo.org/author/wanj/

 

テレビや新聞の報道は信用の高い情報だと感じていますが、

それでも人が作るものですから時には間違いもあります。

それを第三者が検証し教えてくれるというのは、情報を正しく理解する手助けになります

 

 

私が放送の仕事を始めた頃は、今のようにインターネットの情報は豊富ではありませんでした。

上司や先輩からは、

取材対象者には必ず会って話を聞くこと。

裏を取ること。

自分の足で稼ぎ、自分で確かめること。

そういうことを何度も何度も注意を受けながら番組に携わっていました。

 

時には図書館にこもって一日中調べものをして過ごしたり、

休みの日に取材に行ったりということもありました。

 

とはいえ、仕事を始めたばかりの頃は仕事量と私自身の能力が追いつかず、

取材時間を思うように取れずに失敗したこともあります。

だからこそ、「自分で確かめる。」ということの大切さを強く感じています。

 

 

当時はインターネットが普及する少し手前。

メールではなくFAXか電話。

情報はインターネットではなく図書館か新聞。

今よりも人とのやり取りや情報収集に手間や時間がかかっていました。

 

今はメールで瞬時のやり取りができ

インターネット上で様々な情報を得ることができます。

本当にありがたいなと感じています。

けれどネット上の情報は全てが正しいわけではありません。

本当らしき情報がまことしやかに広がっていることも少なくありません。

簡単に手に入り情報が多いからこそ、どの情報が正しいかをきちんと見分ける力が必要です。

そう言う意味では、以前よりも情報収集能力や選別能力がより強く求められていると感じています。

 

 

そして「バイアス」に注意が必要です。

バイアスとは偏りやゆがみという意味があり、偏見や先入観を意味します。

特に私たち人間は、自分は正しいというバイアスを持ちがちです。

間違っている情報があったとしても、自分が正しいと思う情報を選びがちです。

 

これは何も、今の時代だから注意が必要という訳ではないのですが、

これほど情報が溢れる時代で、

しかも、インターネットの仕組み上、

興味のある情報だけを気づかないうちに選んでいることが多々あります。

 

正しいと思えることが本当に正しいのか?

もし正しいとするなら、なぜ正しいのか?

自分が正しいと思ったことでも、

一度違う視点から考える力が伝え手には欠かせない力です

 

 

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伝わる心得108 ☆ 何度練習しても新鮮に ☆

今朝のNHK総合テレビの番組「あさイチ」では

フィギュアスケートの羽生結弦さんがトークゲストとして出演されていました

1時間を越えるトーク番組(しかも生放送)でというのは記憶にないので、

身支度をしながらでしたが楽しませてもらいました

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

 

スポーツ競技の中でも

フィギュアスケートやシンクロナイズドスイミング、新体操などのように

芸術点を競うものはトレーニングで同じ内容を何度も繰り返し練習しています。

もちろんそれ以外に、表現力を磨くことに関して様々な取り組みがあることでしょうね。

例えばクラシックバレエを習う人もいますものね。

 

 

そして何度も何度も繰り返し練習しても、

本番では新鮮な気持ちで取り組めることで、見ている私たちを感動させてくれます。

 

「何度も何度も同じ練習をしても新鮮に。」

実はこれは人前で伝えることも同じです。

 

何度も何度も練習を重ねていると、

自分では気づかないうちに独特な節回しをつけたり、

自分が話しやすいように話してしまうクセがつきやすいのです。

さらには、何度も練習しているために伝え手自身のなかでは新鮮さが薄れてしまいます。

しかし聞き手は、伝え手の話を初めて聞くのです。

 

伝えるというのは、その先にいる聞き手に「伝わる」ことが目的です。

 

「伝わる」には、何度練習したとしても、

伝え手の新鮮なワクワクドキドキした気持ちが届くことがとても大切なのです。

 

これは人前で「伝える」ことに限らないかもしれません。

例えば接客も、店員さんにとっては何度も言っている「いらっしゃいませ」かもしれませんが、

お客さんにとっては初めての「いらっしゃいませ。」だったりします。

日々の仕事ほどルーティンワークになりがちで新鮮さが失われて行きやすくなり、

「いらっしゃいませ」も心がこもっていない言葉になりがちです。

 

人の心を動かすには、まず自分の気持ちを新鮮に保てることが必要です。

 

 

羽生選手の出演にあたり、なんと7,000通以上の質問やメッセージが届いていました。

羽生選手が老若男女問わずに応援されているのが伝わってきましたが、

それは競技そのものの素晴らしさもあるのでしょうが、

話をする姿を拝見して、羽生選手の人柄そのものが私たちを魅了するのだと改めて感じました。

 

表現はその人そのもの。

話すという表現は最も身近で、一生使う大切なもの

自分磨きをしつつ、より良い伝え方を磨いて行きたいものです(^^)

 

 

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伝わる心得106 ☆ 上達に近道無し!基礎トレが力になる ☆

以前ダイエットに必死だった時は「1週間で◯キロ減!」や

「これを食べれば痩せる!」「◯◯だけで痩せる!」なんていう謳い文句に惹かれ試していました。

そして今は、「文法を覚えずに英語は話せる!」や「たった◯個の単語で会話はできる!」

そんなキャッチコピーに心動かされテキストを手に取るものの、

結局、成果を得るには近道は無いんだな〜と地道に重ねようと心を入れ替えているところです

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

楽な方を選んでしまうのは私の悪い所。

いかに楽して手に入れられるか。。。。

けれど現実は、楽して手に入れられることなんて無いんですよね。

毎日コツコツの積み重ね。

さらには基礎ができてこそ上達できるというものです

 

これは「伝える」ということも同じで、私は講師をしながらそのことを実感しています。

特に、人前で話す機会が多い人や、プロを目指す人、コンクールで成果を出したい人など、

何かしらの目標がある人こそ基礎トレーニングに取り組むことを勧めます。

 

基礎トレーニングはしなくても、ある程度までは上手になります。

けれど「ある程度」から上を目指す人は、きっとどこかで「基礎力」の壁が立ちはだかります。

発音・発声の基礎が身に付いていて、

文章が正しく伝わるための息継ぎやイントネーションの決まりがわかっていれば、

自分が考える様々な表現をつけることができます。

 

ここでは力強く!

ここでは優しく。

ここではゆったりと大きく!

緩急をつけて。

メリハリをつけて。

緊張したとしても声の震えを感じさせず、苦手な言葉に詰まることもありません。

手元に原稿があっても、話しているように読むことができるようになります。

 

基礎ができれば、どんな応用も効くのです

 

英語でも上達した人ほど、文法をちゃんと勉強することを勧めています。

暗記することも、感覚で覚えることも大切なのでしょうが、

その基礎となることがわかれば、どんな時でも使えるようになるんですよね(^^)

 

目標を持って、上手になりたい人ほど、近道を探さずに「基礎」を磨いてみて下さい。

あたの想いを伝える手段が増え、より伝わるようになりますよ

 

 

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伝わる心得105 ☆ 自分の「心」のコントロール ☆

今年は一段と暑い日が続いていますが、

そんな中、高校野球は熱戦が繰り広げられていますね

 

高校球児のみなさんの姿はもちろんですが、

何事にも懸命に取り組む人たちの姿には心を打たれます

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島澄恵です(^^)

 

実は放送部にも野球部の甲子園と言えるような大会があるのです。

それは「NHK杯全国高高放送コンクール」

今から20数年前、私も出場し栄誉な事に全国2位を頂きました

 

NHKホール

*NHKホール

 

今年で62回を迎えた大会ですが地区大会→県大会→全国大会。

全国大会ではさらに、準々決勝→準決勝→決勝という具合に勝ち進んで行きます。

放送部員の多くは、この大会への出場や受賞を目指して、日々切磋琢磨しているのです。

 

もちろん私もその中の1人。

所属していた放送部は体育会系文化部と称されていたほどで

運動部同様お盆と正月くらいが休みで、

2泊3日の夏合宿や春合宿があったり、

毎日1時間の発声トレーニングに始まりその後は夜遅くまで練習。

文化部とは思えないほど毎日毎日びっしり練習していました

 

 

私が出場した回の大会ではアナウンス部門に全国6000人ほどが挑戦したようです。

全国大会は各県から勝ち抜いた代表者が225名が、3会場・各75名ずつに割り振られ準々決勝。

各会場25名(計75名)が選出され準決勝を行い、決勝に残る10名を絞り込みます。

10名まで残るとNHKホールで発表することができるのですが、

放送部にとってのNHKホールは、野球部の甲子園球場と似ています。

 

決勝の10名まで残ると誰が優勝してもおかしくないほどで、

審査員の先生方も小さな箇所を減点の対象としています。

 

私が減点された理由は話し始めにわずかに1度だけマイクを吹いたこと。

大会後に顧問の先生が教えてくれましたが、

「あれがなければね〜。」と審査員の先生が言っていらしたんだそうです。

 

勝ち残って行けば行くほど、ほんのわずかな事で残念な結果を生む事があります。

そのわずかな事は、テクニックとして視覚化できるものであれば良いのですが、

実は形として目に見えない「心」の部分です。

 

一瞬の気のゆるみかもしれない。

力み過ぎからくるものかもしれない。

欲の出し過ぎかもしれない。

そして、わずかな事が1つ生じた事で大きく流れを変える事もあります。

 

自分の心なのに、どうしてあんなにも上手くコントロールできないものなのでしょうね

 

どんな状況になっても「平常心」を保てるように。

自分の力を発揮できるように。

そういられるために日々の練習の積み重ねが大切なのですよね。

高校時代の夏を思い出しながら、今の自分を戒めています

 

プレゼンテーションやスピーチであなたの想いが聞き手の心を動かすには、

伝える時にぶれない「心」を持てるように練習あるのみです(^^)

トレーニングに関してはご相談をお受けしています。

お気軽にご連絡ください

info@heartvoice.jp

 

伝わる心得103 ☆ 正確に聞くことから始めよう ☆

英語教室に通うために英語レベルチェックを受けました(^^)

 

そのレベルチェックをする際の説明は全て英語

難しい単語は無いものの聞きながら日本語に訳している間に次の話へ進み、

先生の話を理解できるのは半分くらい

 

ボディーランゲージや知っている単語を繋ぎあわせてなんとかなるものの、

リスニング力の無さに説明段階から涙・涙・涙

 

会議中外国人1

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

 

英語を勉強しながら強く思うのですが、

相手が話していることを聞きとれなければ、話す事ってできないんですよね(^^;)

 

けれどこれは母国語である日本語も同じ

 

「聞くは話すの始まり」

そんなテーマで研修や講演会で話す事がありますが、

この「聞く」をできない人が実はとても多いのです。

 

「聞く」といっても、その意味する所はとても深いです。

 

「聞く」には、この漢字以外に「聴く」と「訊く」があります。

「訊く」は常用漢字に含まれていないので普段は見る事は少ないでしょう。

 

「聴く」は、集中して耳を傾ける

「訊く」は、尋問するや尋ねる

「聞く」は、広く一般的に使われるもので、基本的にはこの漢字のみで表記できます。

 

では相手の話を「聞く」ときに、「何を」聞けば相手と分かりあえ、

かつ自分の気持ちや考えを伝える事ができるでしょう?

 

聞く時に大切なのは次の3つの理解だと考えています。

 

①相手の話を正確に理解すること(情報・状況・条件など)

②話しに隠された相手の気持ちを理解すること

③話しに隠された相手の要望を理解すること

 

①の「話を正確に理解すること」は簡単なようで難しいものです。

研修では実際にその難しさを感じて頂くゲームをします。

図形や絵を伝え、それをその通りに理解するゲームなのですが正確に聞き取れる人はとても少ないです。

 

その1つの原因は「聞き手の先入観」です。

人は話を聞きながら「多分こうだろう。」と想像しながら話を聞きます。

それは、それまでの経験を基にしていたり、自分ならどうするかなどを考えるからです。

 

 

本当の意味で「正確に聞く」というのはとても労力を使います。

なぜなら「聞く」というのは、聞き手が「聞こう」としなければ正しく聞けないからです。

聞いているけれど、耳を塞いで目をそらしてしまえば「正確に聞けない」のです。

 

 

 

あなたは先入観無く、相手の話に耳を傾けていますか?

話を聞いて、それをきちんと受け止めていますか?

もしあなたなら、正確に話を聞いてくれる人とそうでない人なら、

どちらの言う事に耳を傾けますか?

 

話す事は聞く事から始まります。

まずは、相手の話を正確に聞き取れる力を磨きましょう

 

伝わる心得101 ☆ 生き様と表現☆

 

101という数字を見て、「101匹ワンちゃん」を思い出しました(^^)

子供の頃見聞きした物語ですが、詳細なストーリーは意外と忘れているものですね(^^;)

 

日本の昔話や文学小説なども数多く読んだのですが忘れているものの方がほとんどです。

近々、ライフワークとして昔話の朗読をネット上にアップして行こうと考えています

 

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あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵 です(^^)

 

 

アナウンスや朗読・ナレーションなどをするといつも感じるのが、

表現にはその人の生き様が出るということです。

実はこの「生き様と表現」というのは、高校時代からの私の課題です。

 

「聴く人の心に届く表現をしたい」

これは一生の課題なのだろうと思っています。

 

2年ほど前にご縁があった小学生のお子さんがいます。

そのお子さんが学校の研究テーマに「人に伝わる話し方」というのを選び、

先日、研究の一環として私に色々な質問をしてくれました。

 

その中で「講演会などで心に残っている話し方の人はいますか?」という質問がありました。

 

その質問をもらって最初に思い浮かんだのは、マララ・ユスフザイさんのスピーチです。

17歳・最年少でノーベル平和賞を受賞した際の国連でのスピーチは、

私もそうですが、世界の多くの人の心を動かした素晴らしいものでした。

 

質問に答えながら考えたのですが「心に残っている話しをする人」というのは

その人の生き様が伝わってくる人だと、改めて強く感じたのです。

 

生き様というのは、その人が生きてきた足跡(そくせき)であり、

今をどう生き、どのように生きて行こうとしているかという志です。

 

どんなに分かりやすく話しをまとめ、丁寧で上手な話し方であったとしても

そこに話し手自身の生き様が見えてこなければ、聴き手の心には届かないと私は思っています。

 

 

しかしながら、どんなに素晴らしい生き様であっても

伝え方を間違えると大きな誤解を与える事もあります。

 

だからこそ、想いを伝えるために必要な基礎的な表現法を知っておく事はとても大切です。

 

そして何より面白いのは、その表現法は生き様によって深みが出るということです。

 

私は伝え方をお教えする時に、単にテクニックだけをお教えしたいとは思っていません。

あなた自身の生き様を、言葉と声で表現できるようにお手伝いしたいと考えています。

 

お子さんからの質問で、そういうことを改めて考えることができました。

感謝です

 

*「大切な想いを伝えるために」

三島澄恵の伝わる心得トレーニングは
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