「素直に」学ぶ姿勢

私は小学2年生から中学3年生まで剣道を習っていました。

当時、剣道の先生から言われていたのは「バカがつくほど素直」ということ。

褒め言葉でもあり、真っ正直すぎる私へのかわいさや心配もあったと思います

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 三島澄恵です(^^)

 

こんなことを思い出したのは、

先日、神奈川にある高校の放送部の生徒さんと出会ったからです

 

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*写真はイメージです。

 

 

放送部には、野球部で言う甲子園のような大会があります。

NHK杯全国高高放送コンテスト。

今回は、その大会で上位入賞を目指す生徒さんの指導のご縁を頂きました

 

私は高校放送部出身。

(ちなみにNHK杯では全国2位を頂きました。)

福岡で仕事をしているときは、

卒業後も先輩として、コーチとして、顧問として、母校の放送部と関ってきました。

またコンテストの審査員や地区の中学校の指導を務めたり、

長年、中高生の放送に携わってきましたが、東京では少しばかり縁遠くなっていました。

 

 

そんな中久々に会ったコンテストを目指す放送部の生徒さんたち。

私の話を聞く姿、素直に取り組む姿、

一言一句逃さないようにとメモを取る姿などを目の当たりにし

「学ぶ姿勢」というのを、改めて見つめ直すことができました。

 

私もコンテストを目標に高校時代を過ごしましたし、指導しながら生徒の成長を見守ってきました。

そこで強く感じているのは「素直に学ぶ」ことができる人ほど成長が早いということです。

特に学び始めの頃は、この「素直さ」が大きな武器になります。

 

けれど多くの人は「これでいいのだろうか?」「私にはこの方法が良い」や「なんでこれ?」

「こっちの方が良い気がする」など、自分なりの方法を見つけがちです。

しかもそれは、歳を重ねれば重ねるほど顕著に表れます。

 

教わったことを総合的に考えて答えを出して行く力も必要です。

自分なりのやり方を見つけて行く力も大切です。

 

けれどその前に、アドバイスや指導をしてくれる人の言葉を「素直に」受け入れ、

まずは「素直に」やってみること。その上で考えることが成長の力になると痛感しています。

 

高校生と過ごしたのは2時間という短い時間でしたが、

ぐんぐん変わる声・表現・顔つきに私はたくさんのエネルギーをもらいました

そして何より「素直に学ぶ」ことの素晴らしさを、改めて教わりました

 

本気で伝えたい人こそ!本気で変わりたい人こそ!

三島澄恵の伝わる心得トレーニングは

声の出し方に始まり、話の組み立て方・話し方、ツール使いに至るまでトータルでお教えしています。

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伝わる心得106 ☆ 上達に近道無し!基礎トレが力になる ☆

以前ダイエットに必死だった時は「1週間で◯キロ減!」や

「これを食べれば痩せる!」「◯◯だけで痩せる!」なんていう謳い文句に惹かれ試していました。

そして今は、「文法を覚えずに英語は話せる!」や「たった◯個の単語で会話はできる!」

そんなキャッチコピーに心動かされテキストを手に取るものの、

結局、成果を得るには近道は無いんだな〜と地道に重ねようと心を入れ替えているところです

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

楽な方を選んでしまうのは私の悪い所。

いかに楽して手に入れられるか。。。。

けれど現実は、楽して手に入れられることなんて無いんですよね。

毎日コツコツの積み重ね。

さらには基礎ができてこそ上達できるというものです

 

これは「伝える」ということも同じで、私は講師をしながらそのことを実感しています。

特に、人前で話す機会が多い人や、プロを目指す人、コンクールで成果を出したい人など、

何かしらの目標がある人こそ基礎トレーニングに取り組むことを勧めます。

 

基礎トレーニングはしなくても、ある程度までは上手になります。

けれど「ある程度」から上を目指す人は、きっとどこかで「基礎力」の壁が立ちはだかります。

発音・発声の基礎が身に付いていて、

文章が正しく伝わるための息継ぎやイントネーションの決まりがわかっていれば、

自分が考える様々な表現をつけることができます。

 

ここでは力強く!

ここでは優しく。

ここではゆったりと大きく!

緩急をつけて。

メリハリをつけて。

緊張したとしても声の震えを感じさせず、苦手な言葉に詰まることもありません。

手元に原稿があっても、話しているように読むことができるようになります。

 

基礎ができれば、どんな応用も効くのです

 

英語でも上達した人ほど、文法をちゃんと勉強することを勧めています。

暗記することも、感覚で覚えることも大切なのでしょうが、

その基礎となることがわかれば、どんな時でも使えるようになるんですよね(^^)

 

目標を持って、上手になりたい人ほど、近道を探さずに「基礎」を磨いてみて下さい。

あたの想いを伝える手段が増え、より伝わるようになりますよ

 

 

本気で伝えたい人こそ!

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40歳からの声づくり〜呼吸〜

前回、40歳からの声づくりのタイトルで投稿したこところ、

これまでより多くの方がご覧になって下さっていたようです。

ありがとうございます

 

もしかしたら、悩みを持つ方が多いのかもしれないなと感じ、

私自身の経験を元に、時折テーマ別に投稿して行こうと考えています

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

 

スピーチやプレゼンなどのトレーニングで最初に行なうのは「呼吸」を感じてもらうことです。

最近では、よく耳にするようになったので、みなさんも「腹式呼吸」をよくご存知だと思います。

 

普通は起きている間は、ほとんどの人が胸式呼吸です。

(ちなみに、寝ている時は腹式呼吸になっています

これは胸を使って呼吸しているので胸の辺りが膨らみますが、

腹式呼吸は、肺の下にある横隔膜が下がることでお腹のあたりまで息が入ったように感じになります。

 

私たちは普段、呼吸を意識することはありません。

「いま、息を吸った!」「吐いた!」そんなことを考えながら呼吸している人はいませんよね?

そのため、疲れがたまったり、ストレスや緊張が続いて呼吸が浅くなっていても、

私たちは気づくことはありません

 

特に年齢を重ねると、筋肉が硬くなりがちで徐々に肺の膨らみが小さくなっていたり、

上手く使えていない状況になっています。

 

 

私が司会やナレーションをするときに呼吸が浅くなっていると、

普段より声が高くなって硬くなりがちです。

さらには、息継ぎが上手く行かずに一息が短くなることで、

読んでいるときにつまずく原因にもなっています。

 

また呼吸が浅くなっていると、必要な酸素や栄養素が身体や脳に行き渡らないため、

頭が真っ白になることにも繋がります。

実際私は、極度の緊張状態でステージに立って

読めるはずの漢字が読めなくなるという事態に陥ったことがあります

 

 

私たちの身体はとても正直で、疲れている時には深いため息をつくことがありますが、

それはしっかりと息を吐き出すことで、呼吸を深めようとしていると考えられます。

けれどそのような無意識ではなく、意識して深い呼吸をする時間を設けてみてください。

自分の心や身体の状態を知ることができ、さらには声も自然に出せるようになります。

 

 

今回は呼吸を長くし、気持ちも落着く簡単な方法をお教えします。

私の研修でも行なっている方法ですのでお試しください

 

朝イチ発声

 

①足は肩幅もしくは、それよりも少しだけ広く開いて立ちます。

両手は下ろした状態です。

 

②まず鼻から息を吸います。

その際、写真のように両手を上に上げながら心の中で4カウント数えて下さい。

4カウント目で両手が一番上に来るようにします。(①の矢印)

 

③息を吸ったら、一度、おへその下あたり(丹田)を意識して息を落とします。

 

④口からゆっくり吐き出します。

その際、口はストローを使う時のようにすぼめ、8カウントで吐き出します。

両手もそのカウントと同じタイミングで下ろして行きます。(②の矢印)

 

⑤その後、 5カウントで吸って、10カウントで吐く。

6カウントで吸って、12カウントで吐く。という具合に徐々に長くして行きます。

吸ったカウントの倍の長さで吐くように行なって下さい。

 

吸う時は、肺にも一杯に息が入り、横隔膜がぐっと下がっていることを意識して下さい。

そして吐き出す時は、たまった息を全て吐き出すことを意識して下さい。

 

 

手を付けて行なうことが難しい場所であれば、

呼吸をするときにカウントを心で数えながら行なうだけでも大丈夫です。

まずは1日に1回からでも試してみて下さい

 

 

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40歳からの声づくり

先日、影アナを担当させて頂いた「おかあさんといっしょスペシャルステージ」

2日間で、計3回。

毎回毎回、同じクオリティのパフォーマンスを繰り出す出演者のみなさんを見ながら、

いつも感心と感動を覚えます。

 

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あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島澄恵です(^^)

 

毎回、同じクオリティとパフォーマンスでいるというのは、

実はとてもとても難しいことなのだと、40歳少し前の頃に強く感じるようになりました。

 

私は声帯が強いこともあるのか、長い時間大きな声で話しても喉がつぶれることはありません。

前日に夜更かしをしたり、カラオケを楽しんでも喉が枯れたり、かすれたりということは無いのですが、

最近は体調によって声にも影響が出ていることを実感しています。

 

それを強く感じ始めたのは、全国8カ所。1ヶ月に11本の本番を経験してからです。

1ヶ月に11本というと、3日に1回の本番。

移動日や打合せ日を含めると、ほぼ1ヶ月間、リラックスできる時間はありません。

疲れや睡眠不足がたまって行くと、それが声や目の動きに如実に表れることがありました。

 

その大きな原因の1つは、

緊張や疲れから身体が硬くなり筋肉がスムーズに動かないことです。

例えば目。

目の筋肉はとても細くストレスを非常に受けやすいのですが、

緊張の上に疲れが輪をかけ、

上下左右の動きがスムーズに行かなくなり台本を読み間違うことが続きました。

 

声は前日の寝不足や疲れから、影アナウンスの時に喉に痰のようなものが絡むことがありました。

 

どれも30代半ばくらいまでには感じたことが無く、

年齢とともに身体への変化が起きているというのを実感した出来事です。

 

いつでも、どんなときでも、自分のパフォーマンスを一定に保つにはどうすればいいか?

睡眠にも気を配るようにしていますが、

様々な仕事やおつきあいもあるので思うように行かないことの方が多いので、

本番前に気をつけていることがあります。

それは身体・顔・目のストレッチをできるだけ細かく行なうことです。

 

足の裏から足全体・背中・腰・肩・口回りや顔全体、そして眼球に至るまで、

身体がほぐれると、心の緊張もほぐれて行くのがわかります。

 

 

若い時はその若さのエネルギーで乗り切っていたことが、

歳を重ねるうちに、少しずつエネルギーの使い方が変わっていきます。

 

もしあなたが、年齢とともに疲れを感じてプレゼンやスピーチをしているなら、

ちょっとしたコツでぐっと声の伸びが出てくるストレッチはいかがでしょうか?

経験を通して積み重ねた方法をお教えします

お気軽に下記のメールにお問い合わせください。

info@heartvoice.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

人生のバイブル

高校生の頃、新潮文庫の100冊がまとめられた小冊子を元に、

全てを読み終えた事があります

 

本を買うお金はお小遣いから捻出していたので、

できるだけ安く手に入れたくて古本屋さんに行って探していたのを覚えています

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

実は私は、高校2年生くらいまでは本を読むのがあまり好きではありませんでした。

好きな本と言えば、マンガ!そんな思春期を送っていました。

 

本を読むと国語力がつくという国語の先生からのアドバイスや、

放送部で朗読を学んでからは本を読む事が楽しくなったのです

それでも最初のうちは、文章を読むのが苦痛に感じられた事もありましたけど(^^;)

 

そうして出会った一冊が、

三浦綾子さんの「道ありき(青春編)」

 

三浦綾子さんの本の中で最初に読んだのは「塩狩峠」

放送部の大会で朗読部門の課題になった本です。

その時も感動し、多くの事を考えさせられましたが、

「道ありき」はさらに私の心の奥深くに入ってきて、何度も読み返す一冊になっています。

私の人生のバイブルと言っても過言ではありません(^^)

 

私は一度読んだ本や、観た映画を見返すことはほとんどありませんが、

この本だけは、擦り切れるほどに何度も何度も読んでいます。

それは作者の三浦綾子さんが、

人としての不完全さや誰もが持つであろう人間の心の汚い部分を

隠さずにしたためてくれているからです。

 

この本は三浦綾子さん自身のお話が書かれています。

戦前から教員だった三浦さんが、戦時中そして戦後の教育に疑問を持ち教職を辞し、

その後の虚無感から、二重婚約、さらには肺結核を患うに至る中で、

支えてくれる人、愛する人たちとの出会い、キリスト教との出会いでの心の変遷が描かれています。

 

私はこの本を読んで教えることについても、とても大きな学びを得ています。

教えている時やその後も

私を頼ってくれるというのはとてもうれしいと感じています。

しかし、本当の意味で、教え、育て、愛するというのは、

私がいなくても、

その人が自分の力で歩いて行くことができるようにするということなのだろうと教わったのです。

 

 

本にはこんな一節があります。

 

親が子を愛することも、男が女を愛することも、

相手を精神的に自立せしめるということが、ほんとうの愛なのかもしれない。

「あなたなしでは生きることができない」などと言ううちは、

まだ真の愛のきびしさを知らないということになるのだろうか。

(三浦綾子著「道ありき(青春編) 新潮文庫より抜粋)

 

私は企業研修や個人レッスンにも行きますが、

最終的には私がいなくても、その企業や個人が自らの力を発揮できるようにと願いながら、

いつも研修やレッスンに取り組んでいます。

 

子育てを始め、企業の人材育成などで育てる立場にいる方も多いでしょう。

 

「私がいなければ」から「私がいなくても」にも変わると、

教え方や相手とのつき合い方にも変化が生まれます。

 

人との付き合いでどうしていいか迷っている人

人一倍責任感が強い人

教えることに迷っている人

この本の中には、きっと様々なヒントが隠されていると思いますよ

 

 

おかあさんといっしょスペシャルステージ in さいたまスーパーアリーナ公演

夏休みに久々に親戚の人たちと顔を合わせた人も多いでしょうね

私も大好きな甥っ子に会いに行きたいのですが、残念ながら今年の夏は会えそうにありません

 

けれど会った時はいつも甥っ子の笑顔に元気をもらっています。

子どもの笑顔は見ているだけで幸せな気持ちになりますね

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島澄恵です(^^)

 

 

昨日、一昨日と2日間、

「おかあさんといっしょスペシャルステージ in さいたまスーパーアリーナ」の

影アナウンスを担当しました。

 

影アナウンス(影アナ)は、イベントスタート前や後に注意事項のお願いや会場案内をする人です。

有り難い事に、ここ4年ほど、毎年お声かけ頂いています。

 

影アナは声だけのお仕事で、しかもイベント前や後のお客様がざわざわしている時に流れます。

みなさんも何かの催しを訪れた時に耳にしているでしょうが、

耳をそばだてて聞くというより、なんとなく聞こえているという感じだと思います。

 

しかも小さな子どもを対象にした今回のようなイベントだと、

保護者の人たちもじっくりアナウンスを聞くなんて難しいものです。

 

だからこそ

「耳を傾けなくても、大切な事が伝わるように」ということに気を配りながらアナウンスをしています。

 

今回は就学前の小さな子ども対象のイベント。

大人向けのイベントよりも、ほんの少しだけ明るく・楽しいトーンのアナウンスにしました。

「案内する」というのが基本なのでやり過ぎは禁物ですが、

イベントスタート前のワクワクドキドキした感じを影アナでも共有できたらなと思っています

 

2日間、計6回公演。

各回1万2千人を越えるお客様が来場下さっていました。

子ども達はもちろん、

おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚のみなさん、

全ての人たちのキラキラした、た〜くさんの笑顔溢れる2日で、

私もたくさんの元気をもらえました

 

 

今日を迎えられた感謝を☆

昨日は終戦の日。

そして終戦から70年という節目の日でしたね。

私は2日ほど前に靖国神社に参拝に行ってきました。

多くの人が平和を願った一日ではないでしょうか。

 

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あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です。

 

不思議なことにこの時期はお盆ということもあり

お墓参りをしたり、自宅の仏壇をお迎え用に整えたりして、

ご先祖様と共に時を過ごした人も多いでしょうね。

 

随分以前のことですが、

大先輩のアナウンサーの方から

「手を合わせる時はお願いじゃなく、感謝を伝えるんだよ。」と教えて頂きました。

 

私は毎朝、仏様に手を合わせ、神棚にお参りをしています。

その話を聞くまでは「今日も一日見守って下さい。」でしたが、

今は「いつも見守ってくれてありがとうございます。」に変わりました。

 

いま、ここにいられることに感謝して。

新しい朝を迎えらた、今日に感謝して。

見えないけれど見守ってくれているご先祖様に、心から感謝して。

 

 

ナレーション収録の今・昔☆

 

今日はMAスタジオでナレーション収録

私が仕事を始めた20代の頃は5分・10分ほどの番組は一発録りでしたが、

デジタル処理が一般的に普及してからはブロックごとに分けて収録できるので、

一発録りのときのものすご〜い緊張とプレッシャーを感じずにすんでいます

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)

 

一発録りって何?

そう思った方も多いですよね

 

私が仕事を始めた20年ほど前は、まだデジタル設備が整っていなかったため、

ナレーションの収録方法も今とは大きく違いました。

 

今は、BGMもナレーションも別々に処理できますし、

ナレーションを途中で間違えたとしても間違えた箇所から録り直しができます。

 

けれど一発録りはそうはいきません。

途中で間違えれば最初から録り直し。最後の最後で間違えても最初から

最初から最後まで、絶対に間違いが許されないのです

 

それは私だけでなく、音楽や効果音を出す音響効果さんはもちろん、

テロップを出したり、キュー出しをするディレクターさんも同じ。

そうです!

収録に関っているスタッフ全員、失敗が許されないのです

 

「たった5分、10分なんだから、失敗せずにできるでしょう。」

そう思う方もいるかもしれませんが、

許されない失敗という極度の緊張の中、

映像に合わせてナレーションを入れる5分・10分というのは思うように行かないことも多々あるんです。

 

例えば、ある映像から映像の間に入るナレーションが、

ほんの少し、それはわずか0.5秒ほど話し始めが遅れただけで

映像の中に入らずにやり直しなんてこともあります。

 

ディレクターのキューランプがついたのを見て話し出すというタイミングを

新人の頃は上手く掴めずにいましたしね。。。(この話はまた次回)

 

時には失敗の連鎖が起きて、いつも以上に時間がかかる事もありました

 

けれど私よりもっと前の大先輩方は、これが普通だったんですよね。

1時間だろうと、2時間だろうと、最初から最後まで止めることなく一回で収録。

その集中力たるや頭が下がります。

 

今では生放送の番組など以外では、こういう事は経験できませんから、

短い時間ながらも、私も経験できて良かったと思っています(^^)

 

 

さて、今回のナレーション収録。

このあと、オンデマンドDVDとして発売されます。

お弁当作りの内容ですので、日々の生活に役立ちますよ!

発売の日程などは、改めてお知らせしますのでご参考下さい

 

 

ナレーション・司会・パーソナリティなど、話す事に関するご依頼は随時お受けしております。

お気軽にご連絡ください

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メール info@heartvoice.jp

 

 

伝わる心得105 ☆ 自分の「心」のコントロール ☆

今年は一段と暑い日が続いていますが、

そんな中、高校野球は熱戦が繰り広げられていますね

 

高校球児のみなさんの姿はもちろんですが、

何事にも懸命に取り組む人たちの姿には心を打たれます

 

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice 代表 三島澄恵です(^^)

 

実は放送部にも野球部の甲子園と言えるような大会があるのです。

それは「NHK杯全国高高放送コンクール」

今から20数年前、私も出場し栄誉な事に全国2位を頂きました

 

NHKホール

*NHKホール

 

今年で62回を迎えた大会ですが地区大会→県大会→全国大会。

全国大会ではさらに、準々決勝→準決勝→決勝という具合に勝ち進んで行きます。

放送部員の多くは、この大会への出場や受賞を目指して、日々切磋琢磨しているのです。

 

もちろん私もその中の1人。

所属していた放送部は体育会系文化部と称されていたほどで

運動部同様お盆と正月くらいが休みで、

2泊3日の夏合宿や春合宿があったり、

毎日1時間の発声トレーニングに始まりその後は夜遅くまで練習。

文化部とは思えないほど毎日毎日びっしり練習していました

 

 

私が出場した回の大会ではアナウンス部門に全国6000人ほどが挑戦したようです。

全国大会は各県から勝ち抜いた代表者が225名が、3会場・各75名ずつに割り振られ準々決勝。

各会場25名(計75名)が選出され準決勝を行い、決勝に残る10名を絞り込みます。

10名まで残るとNHKホールで発表することができるのですが、

放送部にとってのNHKホールは、野球部の甲子園球場と似ています。

 

決勝の10名まで残ると誰が優勝してもおかしくないほどで、

審査員の先生方も小さな箇所を減点の対象としています。

 

私が減点された理由は話し始めにわずかに1度だけマイクを吹いたこと。

大会後に顧問の先生が教えてくれましたが、

「あれがなければね〜。」と審査員の先生が言っていらしたんだそうです。

 

勝ち残って行けば行くほど、ほんのわずかな事で残念な結果を生む事があります。

そのわずかな事は、テクニックとして視覚化できるものであれば良いのですが、

実は形として目に見えない「心」の部分です。

 

一瞬の気のゆるみかもしれない。

力み過ぎからくるものかもしれない。

欲の出し過ぎかもしれない。

そして、わずかな事が1つ生じた事で大きく流れを変える事もあります。

 

自分の心なのに、どうしてあんなにも上手くコントロールできないものなのでしょうね

 

どんな状況になっても「平常心」を保てるように。

自分の力を発揮できるように。

そういられるために日々の練習の積み重ねが大切なのですよね。

高校時代の夏を思い出しながら、今の自分を戒めています

 

プレゼンテーションやスピーチであなたの想いが聞き手の心を動かすには、

伝える時にぶれない「心」を持てるように練習あるのみです(^^)

トレーニングに関してはご相談をお受けしています。

お気軽にご連絡ください

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伝わる心得104 ☆ 言葉に想いを込めて言霊に ☆

今朝は4年近く研修を継続して下さっている企業にお邪魔し、

気持ち良い一日のスタートを切るお手伝いをする「朝いち発声」をお教えしてきました(^^)

 

3ステップわずか5分で、

呼吸を整え、スッキリ、仕事に向う気持ちの切り替えができる簡単でお手軽な発声です

 

あなたの想いをカタチにするお手伝いを。

Heart Voice代表 三島 澄恵です(^^)

 

多くの企業研修を担当させて頂いていますが、

朝礼で経営理念や接客用後を唱和している企業も少なくありません。

実際に私も、何度か朝礼に立ち合わせて頂いた事もあります。

 

けれど・・・

とってももったいないのは、「棒読み」になっていることです。

 

ビジネスマン吹き出し

 

言葉には魂が宿っています。

言葉を口に出すだけでももちろん良いのですが、

できればそこに「想い」がこもると、より言葉に重みが出て心に刻まれます。

 

人の話を聞いていて「棒読み」だとどうでしょう?

伝わってきますか?

 

言葉に想いを込めるというのは、

聞き手のためだけでなく、自分の心に刻むためでもあるのです。

伝え手が信じて想いを込めた言葉だからこそ、人を動かす事ができるのです。

 

大切な企業の経営理念。

その理念を声にする時、言葉の意味を再度考えてみて下さい。

「単に声に出す」から「想いを込めて声に出す」

そうすることで経営理念の言葉は命を吹き込まれ企業全体により深く浸透しますよ

 

 

「朝いち発声」興味のある方はお問い合わせください。

info@heartvoice.jp まで。

 

疲れた身体で満員電車に揺られ、

オフィスに入ればまずはパソコンの電源をオン

おはようの挨拶もぼそぼそ・ゴニョゴニョ。

気持ちを仕事に入れ替えるには、身体にたまった古い空気を新しいものと入れ替えるのがおすすめです☆

しかも、普段出さない大きな声で、気持ちよく伸びやかに発散。

いかがでしょう?