私が話す仕事の基本を身につけたのはNHK福岡で8年間テレビやラジオを担当してた時。
それは、言葉遣いはもちろん、映像の作り方、
なにより、その情報そのものがどのような意味を持ち、視聴者にどのような影響を与えるのか?
「伝えるということは怖い」と感じるほど、その責任を学びました
あなたの想いをカタチにするお手伝いを。
Heart Voice 代表 三島 澄恵です(^^)
最近知ったのですが、
民間の第三者機関として、報道の正確性・信頼性の向上を促進するために活動をしている
非営利の一般社団法人があるんですね。
日本報道検証機構 http://gohoo.org/author/wanj/
テレビや新聞の報道は信用の高い情報だと感じていますが、
それでも人が作るものですから時には間違いもあります。
それを第三者が検証し教えてくれるというのは、情報を正しく理解する手助けになります
私が放送の仕事を始めた頃は、今のようにインターネットの情報は豊富ではありませんでした。
上司や先輩からは、
取材対象者には必ず会って話を聞くこと。
裏を取ること。
自分の足で稼ぎ、自分で確かめること。
そういうことを何度も何度も注意を受けながら番組に携わっていました。
時には図書館にこもって一日中調べものをして過ごしたり、
休みの日に取材に行ったりということもありました。
とはいえ、仕事を始めたばかりの頃は仕事量と私自身の能力が追いつかず、
取材時間を思うように取れずに失敗したこともあります。
だからこそ、「自分で確かめる。」ということの大切さを強く感じています。
当時はインターネットが普及する少し手前。
メールではなくFAXか電話。
情報はインターネットではなく図書館か新聞。
今よりも人とのやり取りや情報収集に手間や時間がかかっていました。
今はメールで瞬時のやり取りができ
インターネット上で様々な情報を得ることができます。
本当にありがたいなと感じています。
けれどネット上の情報は全てが正しいわけではありません。
本当らしき情報がまことしやかに広がっていることも少なくありません。
簡単に手に入り情報が多いからこそ、どの情報が正しいかをきちんと見分ける力が必要です。
そう言う意味では、以前よりも情報収集能力や選別能力がより強く求められていると感じています。
そして「バイアス」に注意が必要です。
バイアスとは偏りやゆがみという意味があり、偏見や先入観を意味します。
特に私たち人間は、自分は正しいというバイアスを持ちがちです。
間違っている情報があったとしても、自分が正しいと思う情報を選びがちです。
これは何も、今の時代だから注意が必要という訳ではないのですが、
これほど情報が溢れる時代で、
しかも、インターネットの仕組み上、
興味のある情報だけを気づかないうちに選んでいることが多々あります。
正しいと思えることが本当に正しいのか?
もし正しいとするなら、なぜ正しいのか?
自分が正しいと思ったことでも、
一度違う視点から考える力が伝え手には欠かせない力です
本気で伝えたい人こそ!本気で変わりたい人こそ!
三島澄恵の伝わる心得トレーニングは
声の出し方に始まり、話の組み立て方・話し方、ツール使いに至るまでトータルでお教えしています。
トレーニングに興味がある方はお気軽にご連絡ください。
これまでの過去の記事をまとめて読みたい方はこちらをご覧下さい。
三島澄恵のブログ→ http://heartvoice.sblo.jp
ホームページ→ http://heartvoice.jp