今年に入って謝罪会見を見ることが多いように感じています。
その会見の中でよく耳にする「思います。」
私は説得力に欠けるな〜と、いつも感じています
こんにちは!
フリーアナウンサー
話し方講師・コミュニケーションコンサルタントの三島澄恵です(^^)
ブログをご覧下さりありがとうございます
例えば、こういう言い回しで聞くことがありませんか?
「がんばりたいと思います。」
「改善して行きたいと思います。」
「今後このようなことが無いように気をつけたいと思います。」
接客業の人の中にも「こちらで大丈夫だと思います。」というように
不確定な情報として伝えている人がいますが、
私は「えっ?本当に大丈夫なの?」と不安になってしまいます
「思います。」を言い切るとどうなるでしょう?
「がんばります!」
「改善して参ります。」
「今後このようなことが無いように気をつけます。」
どうでしょう?
言葉に自信と説得力が生まれたと感じませんか?
私は研修の際にも、この「思います」については意識してもらうようにしています。
例えば自己紹介の最後に、「これからがんばって行きたいと思います。」と言う人は多いのですが、
「これからがんばって行きます!」と言い換えてもらうようにしています。
そうすると不思議ですが、口調にもその意気込みが表れて言葉が力強くなります
「思います」もまたクセになっている人がほとんどです。
その他にも自信が無い場合や、
あえて曖昧にしておくことで自分の逃げ道を作っている場合に出やすくなります。
言葉に力を持たせ、説得力を与えるには言い切ることはとても大切なのです。
さらには、言葉には言霊が宿っています。
口にする言葉には、やはり伝え手の心が入っています。
「思います」なのか、言い切りの強い想いなのか、伝え手の想いが言葉になると私は考えています。
とはいえ、言い切れることばかりではないですよね?
そんなときは、
「考えています」
「感じています」
という言い換えの言葉を使うことで、「思います」よりも明確な印象を与えることができます。
もちろん本当に「思います」の場合もありますので、
伝える内容で言い換えられるように、普段から意識しておくといいですよ
この「思います」もまた、
自分では言っているどうか気づくのが難しいものです。
もしかしたら、「え〜」や「あの〜」以上に気づきにくいかもしれません。
だからこそ、まずは気づくことからスタートしてみて下さい
今日より素敵な明日のために。
日日是好日
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